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憧れの先輩に印を付けられて一生離れられないくらい愛される話
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「さ、今度は何個入ってるかな」
「え、ぅ♡……ッ?♡……ぁ♡な、七個、れす……♡」
「……正解、よく出来ました。ご褒美にもう一度抜いてあげる」
「あ、ぇ?♡やッ♡にゃん、れッ♡ぉ♡ぁ♡あ゛ッ♡……――――ッ!♡♡」
取っ手を引かれ、勢いよく球体が肉壁を擦る。敏感な部分を全てすり潰しながら引き抜かれたそれは、最後にちゅぽんと小さな水音を立てて後孔から抜け落ちた。目の前が白く塗りつぶされるほどの快感に背中が大きく反り返り、声にならない声が喉から絞り出される。
「ふ……ッ♡ひ、ぁ……♡ん……ッ、く♡ぅ゛♡……ッ♡」
頭の奥で火花がぱちぱちと弾けて理性を焼き切る。枕に爪を立てて身体の中で延々と暴れ回る熱をどうにか抑え込むことしかできず、過ぎた快楽に自然と涙が眦から零れた。
「は……ッ♡ぁ゛♡あ……♡」
「ずっと縁がひくひくしてる……たくさん気持ち良くなれたね」
「ひ、ッ!?♡ぁ♡んぉ、ッ♡やぇ、え゛……ッ♡……~~ッ♡」
長く骨張った指先が蕩けた肉襞をかき分け前立腺を容赦なく押し潰す。散々弄られたそこを少し触られただけで痛いほどの熱が堰を切って溢れ出し、手の動きに合わせて揺れる自身の先端からぷし、と透明な液体が呆気なく噴き出した。
「まだ挿れてないのに……すっかり潮噴く癖も付いて、もうシーツまでびしょ濡れになってる」
「ぁ♡あ、ぅ……♡ごめ、なひゃ♡ぃ゛♡ごぇ、んらしゃ……ッ♡」
「ああ、ごめんね。怒ってる訳じゃないよ。佐倉がどんどんえっちになってくれるのが嬉しかっただけ。ちゃんと潮噴けて偉いね」
「ん、ぅ……♡ぁ♡うれし、……ッ?♡……ッ、ふ♡ぁう♡……ッ♡」
言葉の意味を咀嚼する間もなく脚の間に先輩の身体が割り込み、小刻みに痙攣したままの尻たぶに指が食い込んだ。過敏になりすぎた神経は髪をかき混ぜる手つきにすら反応し、絶頂の余韻に浸ったままの頭がさらにふわふわと覚束なくなる。
「……ねえ、挿れてもいい?」
「……ッ♡ん、ぁ……ッ♡」
解れた後孔にぴたりと押し当てられた熱い塊が引き金となって、心臓が壊れてしまったかのように早鐘を打ち始める。先走りを塗りたくるように動くそれを早く受け入れたいと言わんばかりに腰が無意識に揺らめき、浅く息を吐き出す喉から掠れた音が漏れた。
「ん……♡いれて、くださ……ッ♡ぁ♡ぁ、う゛♡ぅ、く……ッ!♡」
言い終わるやいなや、硬く張り詰めたものがぬちりと音を立てて粘膜を押し拡げる。腰から溶け出してしまいそうなほどの快楽に筋肉が引き攣り、ぴんと伸びた爪先が何度も空を蹴った。
「……ぁ♡は……♡……んく、ぅ♡」
「佐倉の中、蕩けて吸いついてくるね」
「あ……ッ♡や、らぇ♡それ、いっちゃ……ッ♡」
ゆっくりとした動きで腰を進められ、自分の意思とは関係なく内襞が屹立をきゅうきゅうと食い締める。行き止まりに軽く当たったそれが奥を小突くだけで、昂ぶった身体は容易に絶頂を迎えそうになった。
「痛くない?」
「は、ひ♡ぁ♡……ッ、ん♡らいじょ、ぶ……れす♡」
慣らすように緩慢な抽挿が繰り返される中、露わになった首筋に柔く歯が立てられる。肌に跡が付く鈍い痛みすら快感に変換され、四肢の先までじんと痺れるような感覚に襲われた。
「ぁ……ッ♡あ、の……♡せんぱ、い……♡」
「うん?」
「も、うごいても……へいき、なので♡せんぱいの、すきにして……♡いっぱい、して、くらさ……♡」
背後に向かって手を伸ばし、少し汗ばんだ腕に縋りつくように爪を立てる。その拍子に中のものが弱い部分を掠めたせいで一瞬息が詰まったが、それでもどうにか声を絞り出した。
「え、ぅ♡……ッ?♡……ぁ♡な、七個、れす……♡」
「……正解、よく出来ました。ご褒美にもう一度抜いてあげる」
「あ、ぇ?♡やッ♡にゃん、れッ♡ぉ♡ぁ♡あ゛ッ♡……――――ッ!♡♡」
取っ手を引かれ、勢いよく球体が肉壁を擦る。敏感な部分を全てすり潰しながら引き抜かれたそれは、最後にちゅぽんと小さな水音を立てて後孔から抜け落ちた。目の前が白く塗りつぶされるほどの快感に背中が大きく反り返り、声にならない声が喉から絞り出される。
「ふ……ッ♡ひ、ぁ……♡ん……ッ、く♡ぅ゛♡……ッ♡」
頭の奥で火花がぱちぱちと弾けて理性を焼き切る。枕に爪を立てて身体の中で延々と暴れ回る熱をどうにか抑え込むことしかできず、過ぎた快楽に自然と涙が眦から零れた。
「は……ッ♡ぁ゛♡あ……♡」
「ずっと縁がひくひくしてる……たくさん気持ち良くなれたね」
「ひ、ッ!?♡ぁ♡んぉ、ッ♡やぇ、え゛……ッ♡……~~ッ♡」
長く骨張った指先が蕩けた肉襞をかき分け前立腺を容赦なく押し潰す。散々弄られたそこを少し触られただけで痛いほどの熱が堰を切って溢れ出し、手の動きに合わせて揺れる自身の先端からぷし、と透明な液体が呆気なく噴き出した。
「まだ挿れてないのに……すっかり潮噴く癖も付いて、もうシーツまでびしょ濡れになってる」
「ぁ♡あ、ぅ……♡ごめ、なひゃ♡ぃ゛♡ごぇ、んらしゃ……ッ♡」
「ああ、ごめんね。怒ってる訳じゃないよ。佐倉がどんどんえっちになってくれるのが嬉しかっただけ。ちゃんと潮噴けて偉いね」
「ん、ぅ……♡ぁ♡うれし、……ッ?♡……ッ、ふ♡ぁう♡……ッ♡」
言葉の意味を咀嚼する間もなく脚の間に先輩の身体が割り込み、小刻みに痙攣したままの尻たぶに指が食い込んだ。過敏になりすぎた神経は髪をかき混ぜる手つきにすら反応し、絶頂の余韻に浸ったままの頭がさらにふわふわと覚束なくなる。
「……ねえ、挿れてもいい?」
「……ッ♡ん、ぁ……ッ♡」
解れた後孔にぴたりと押し当てられた熱い塊が引き金となって、心臓が壊れてしまったかのように早鐘を打ち始める。先走りを塗りたくるように動くそれを早く受け入れたいと言わんばかりに腰が無意識に揺らめき、浅く息を吐き出す喉から掠れた音が漏れた。
「ん……♡いれて、くださ……ッ♡ぁ♡ぁ、う゛♡ぅ、く……ッ!♡」
言い終わるやいなや、硬く張り詰めたものがぬちりと音を立てて粘膜を押し拡げる。腰から溶け出してしまいそうなほどの快楽に筋肉が引き攣り、ぴんと伸びた爪先が何度も空を蹴った。
「……ぁ♡は……♡……んく、ぅ♡」
「佐倉の中、蕩けて吸いついてくるね」
「あ……ッ♡や、らぇ♡それ、いっちゃ……ッ♡」
ゆっくりとした動きで腰を進められ、自分の意思とは関係なく内襞が屹立をきゅうきゅうと食い締める。行き止まりに軽く当たったそれが奥を小突くだけで、昂ぶった身体は容易に絶頂を迎えそうになった。
「痛くない?」
「は、ひ♡ぁ♡……ッ、ん♡らいじょ、ぶ……れす♡」
慣らすように緩慢な抽挿が繰り返される中、露わになった首筋に柔く歯が立てられる。肌に跡が付く鈍い痛みすら快感に変換され、四肢の先までじんと痺れるような感覚に襲われた。
「ぁ……ッ♡あ、の……♡せんぱ、い……♡」
「うん?」
「も、うごいても……へいき、なので♡せんぱいの、すきにして……♡いっぱい、して、くらさ……♡」
背後に向かって手を伸ばし、少し汗ばんだ腕に縋りつくように爪を立てる。その拍子に中のものが弱い部分を掠めたせいで一瞬息が詰まったが、それでもどうにか声を絞り出した。
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