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第六楽章 北浜高校の夏合宿

目指すところは

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「じゃあ7時食事なのでそれまで各部屋で
指導をお願いします。じゃあまた。」

「はい。」部員全員で挨拶をする。

「じゃあいこうか!いやぁー楽しみだね!それじゃあみんなついてきてね。」

志柿先生は指導する楽器の部員を誘導する。

「はい!」

すると後ろから肩を叩かれた。

「ん?あっ小林か。」

「うん。ソロ練習頑張るよ。」

「これって多分さぁ。」

「うん。各個人の技術をあげること。
それが栗本先生の目的なんじゃないかな?」

「そうだね。」

「そういえば志柿先生、なんか雨宮くんのことよく見てたけど知り合い?」

「あ、いやぁ、まぁそんなところかな?」

「ふーん。まぁいいや。とにかく頑張ろう。」

「あぁ。俺たちは東海大会に行く。」

2人は握り拳を付き合わせる。
それぞれレベルアップするために。

「何やってんの2人とも。行くよ。」

篠宮先輩は雨宮と小林に呼びかける。

「はーい!」

2人はそれぞれの練習場所に向かった。

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