返事はいらない

キャラクター

本編は完結しましたが、主が男に戻った後日談を書こうと思っています

その前に、登場人物などの簡単な紹介にお付き合い下さいませ

●主

吸精鬼
人のオド（生命力）を捕食する
普通の食事でも効率は悪いがオドの摂取は可能
紅茶は嗜好品
魔法が使える
　
性別が変わる変異体
周期はバラバラ　最短半年・最長は10年
身長175㎝・女性体155㎝

サラサラの白金髪　長さは胸元くらい
瞳はサファイアブルー

長生きしすぎて感情があまり動かない
捕食者として頂点に立つ為、敵う相手がおらず、逆にいじめられたいＭ属性

自分の事は無頓着
人の機微に疎い
一臣と暮らす事が刺激になっている
一人の時は一週間同じ風景を見ていたなんて事もざらだった

食事のペースは月一人、燃費が良い(笑)
単に動かないから
本当は睡眠も必要無い
夜、寝台に横になるのは、ただの暇つぶし
睡眠が必要な一臣への気遣いでもある

怪我をした黒狼はペットにしようと思い拾った、後に番となる


●一臣

人狼（黒狼）

肉食　普通の食事でも体は維持できる

身長185㎝
二足歩行の人狼タイプと四つ足完全獣体になれる
人狼時は会話可能、230㎝程度になる

黒髪耳にかかる程度
瞳は金

基本は従僕として主に仕える
無表情だか気配りの出来るスパダリ
綺麗な物が好きで、主のお世話は楽しい
女子力は高い

恋愛はヘタレ気味だが、吹っ切れると俺様Ｓ属性になる
Ｍな主にピッタリの相手、正に割れ鍋に綴じ蓋

別世界での最高クラスの戦闘種族の一人
よくある家督争いで兄達にやっかまれ、狙われ重傷を負い転移、森で主に拾われ、のちに番に

元の世界には魔法が無い、当然魔力を生む器官が無い為使えない
影に潜む魔法などは、主とリンクして魔力供給を受け使用

主が大・大・大好き　主至上主義



●水牢の黒スライム

実は主より年上

スライムの変異体で『名前ネームド』持ち
主とタメをはれる捕食者
　
元の主は賢者　
実験にて創造された為、一般のスライムと見た目は同じでも、まったく別物
館の維持管理が彼の仕事、修復を担っている

話は理解出来ており筆談も可能だが、あえて披露していない

二人の事は同居人と認識
館と二人を守る為、害意ある物は攻撃対象とみなし行動する
　
水牢から排水路を通り外出もする
裏手の湖の水底で揺蕩うのが好き


●館
　
周囲をうっそうとした森で囲まれている
魔獣や大型の獣が多く、転移や加護持ちの能力者などでなければ館に辿り着くのは、ほぼ不可能
スライムの主だった賢者が隠れ住んでいた館


●哀れな贄

主　
子どもは食べない主義
捕食対象は、魂が腐った匂いのする殺されても誰も悲しまない悪党
結果、人知れず街の害虫を間引いている事に

一臣　
魂の匂いはわからないので、人間観察の結果　黒と判断した贄を狩る
本当は無垢で旨そうな人間を献上したいと思っている
子どもに関しては主の意向に沿う

以前は主自ら誘ったリして確保していた
今は、番になった一臣が給餌行動の一環で、せっせと幸せそうに狩って来る