【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。

N.M.V

文字の大きさ
上 下
123 / 127
ゴーレムは電気ウナギの夢は見ない?

チン黙Hシリーズ?

しおりを挟む
「みんな、いない……」

 わざと残ったのではなく、実は置いてけぼりをくっただけのサンは、村の中を彷徨っていた。襲撃してきた賊に見つからない様に気配を殺して。

 確か皆が『村を脱出する』と言っていたな。とサンは思い出す。

 でもエムの匂いは感じる。まだ村の中にいる。

 そのエムの匂いを辿って来たのは地下遺跡前、入り口は賊に固められている。

「アレは、ヨクナイヤツらだ」

 賊の数が多い、サンは一旦離れた。

 ……

 その頃、遺跡地下では…

「あ、んあ、あっ、あっ」

 エムはオスターに抱かれていた。

「き、キモチ、いい、あっあっ」

 すっかり調教され、オスターを求めて、腰を振る。

 今までエムは並列思考のおかげで、毎度男に犯されてもなんとか自意識は保ててた。しかし今回は違う、全ての並列思考が精神支配を受け、完全に性奴隷化されてしまっていた。

 オスターはエムの能力を把握しているわけではなく、奇しくもエムが結界に触れた事で、完全にその能力を失っていた。

「さあ、教えてくれ、君の操ったゴーレムはなんなのだ?」

「ま、魔法…」

「魔法?、精霊ではないのか」

「…違い…ます」

 オスターが腰を止める。

「あ、あ、や、やめないで、お、お願い」

 エムがみじろぎする

「魔法でどうやってゴーレムを操る?」

「ひょ、憑依、お、お願いオスター様、突いてぇ」

「答えれば、してやる」

「せ、精霊の代わりに、シャドウを憑依させて……」

「シャドウ?」

「う、写身、自分のか、影」

「影?、影法師か、闇属性の召喚魔法の事か?」

「……違う、違いま、す」

「違う?」

「んああ、ダメェ、突いて!!、お願いぃぃ!!、我慢できなぁい!!」

 泣き叫ぶエム

 オスターはゆっくりと腰を動かしてやった。

「あ、ああ、も、もっと……」

「答えるんだ、エム」

「わ、ワタシのシャドウは、じ、自身の影、む、無属性」

「無属性の召喚!?、そんな魔法が存在するのか……ゴーレムを複数操っていたな、それはどうやる?、影法師の類なら術士は1体しか出せないはずだ」

「へ、並列処理」

「な、なに?」

「魔法を…同時にぃ……発動させて」

「同時展開!?、そんな事をしたのか君は!」

 オスターは、驚いて思わず、サオをエムから抜いてしまった。

「ああっ!、いやぁん!、やだぁ!、抜かないでぇ!!」

 エムは彼の首に抱きつき、脚をオスターの腰に巻き付け、腰をカクカクと動かして、オスターのゴーレムサオの再挿入を求める。

「お願いオスター様、オスターさまぁ……チンPを……サオを下さい」

 オスターは、泣き喘ぐエムにゾクゾクする。

(ああ、コレはたまらん、壊したい)

オスターはそのままエムの反応をみた。

「お願い、挿れて、挿れて、挿れてぇ!!、我慢できないのぉ!!」

「わかったわかった…」

 オスターはそう言って、再びズンっとサオをエムの秘穴に差し込んだ

「きゃうっ!!、ああ、幸せ、幸せです!、オスターさまぁ…」

 エムは恍惚に酔いしれる。オスターの腰の動きに合わせ、自らも腰を降り貪ってくる。

「……」

 しかし、オスターは物足りなさを感じた。

 サオは自前ではない、感触が味わえない。そう考えると、途端に嫉妬の念が強まり出した。なぜこの女を喜ばせなければならないのか、気持ちよさそうに喘ぐエムの事が憎くなってきた。

「このアバズレめ……今までどんな奴らに、股を開いてきた」

「い、いろんな人、ステキな人……」

 その言葉にオスターは思わず、エムの首に手をかけた。

「あ、うっ!」

 そのまま力を込める。

「なんて女だ、お前は今まで何人の男とと交わった!」

「くるっ…し」

「言え!!!、誰と誰と誰だ!!、そいつらの名を言え、みんな俺が殺してやる」

エムの顔が赤紫色に変わっていく。足をバタつかせ、オスターの腕に爪をたててかきむしる。オスターは腕の引っ掻き傷に血が滲むも、狂気じみた顔をして、その手を緩める事なくギリギリとエムの首を締めていく。

ぼぎりっ

エムの首から鈍い音がした。

「うっ……」

 途端にエムの目から光が失われ、脱力して失禁し、口から泡を吹いた。

 そこで、オスターはハッとなり、手を離した。

「わ、私は今何を……エム?」

 エムはピクリとも動かない。首に残る手形の生々しい鬱血痕、鼻水と涎を垂らし、薄らと開いた目には生気がない、彼女の身体からは力が抜けていた。

「おい、エム!」

 オスターが息を確認する。しかし呼吸をしていなかった。

 慌ててオスターは心臓マッサージを始めた。

「エム、エム!、クソっ、私はなんて事を……」

 そこにゾロゾロと賊達がやってきた。オスターの姿を見つけると、1人の男が剣を抜き静かに近づいてくる。

そして男は、必死に心臓マッサージをするオスターを覗き込み、状況をみて鼻で笑った。

「あーあ、犯して殺しちまったんですか?」

「黙れギャザリック!、治癒士を呼べ!、今すぐ!!」

「へいへい」

 ギャザリックと呼ばれた男は剣をしまい、マスクを外し、仲間達に対し手で合図しすると、その中から2人、走ってきた。

 ……

 なんとか息を吹き返したエム。しかし治癒士がヒールを掛けるも目を覚さない。オスターはエムを遺跡地下の牢に一旦隔離させた。

「なにやってんすか、副団長」

 ギャザリックは、オスターをそう呼んだ。

「すまない、ちょっとした手違いだ」

「強姦して?、首絞めて?、殺そうとしたのに手違い?」

「ちょっと言う事聞かせようとしただけだ」

「イヤイヤ、マジで殺す気で締めたんすよね?、首の骨が折れて息してませんでしたぜ?、3年間の禁欲生活でおかしくなっちまいました?」

オスターはギャザリックにそう突っ込まれ、言葉が返せなかった。

「で、あの女はどーすんです?」

「常時魔薬を使って抑えとけ」

「抑えるって犯せと?」

「お前の好きにしろ、ただし手荒に扱うなよ、犯すなら愛でるように優しく犯せ、暴力で犯した奴は去勢する、部下にそう伝えろ」

「強姦すんのに手荒な真似すんなってーのが無茶降りっすね、副団長が殺しかけたのに?」

「それは手違いだと言ってるだろう。鋼のゴーレムを失った今、あの女が代わりの商品になる、逆らわないように調教しとけばいい」

「は?、失った?」

「鋼のゴーレムは破壊された」

「なんで!?、今回の長期計画の目玉じゃないっすか!!、破壊されただぁ!??」

「あの女は、鋼のゴーレムより価値がある、なにせ、工房長でも成し得なかったメ型ゴーレムを動かし、あまつさえ操ることができるんだからな」

「……マジっすか?」

「ああ、だから丁重に扱え」

「丁重に扱えって……」

「……それより団長は?、姿を見ないが?」

 今度はギャザリックがため息をついた

「……それなんですがね、兄貴の奴はくたばってましたよ」

オスターはギャザリックの言うことが一瞬理解できなかった。

「……冗談だよな?、本当に、それは団長なのか?」

「俺も目を疑いましたがね、遺体は回収しておきました、見ます? ちなみに東門は生存者が1人もいやしません、なにがあったのか、誰にやられたのか、何されたのか、てんでわからねーんで」

「どういう事だ?」

「全員ほぼ肉塊、混ぜっこぜで誰が誰だか解りゃしねーっすよ。ああ、真っ二つの奴らなんかもいましたね。一番悲惨なのは兄貴っすね、半分地面に埋まってた。それも縦に」

「は?」

「ありゃあ頭のてっぺんから、ものスゲー力で一撃だな。半分埋まってるって言っても、下半身はグシャグシャ、まあ致命傷はココですけどね」

そう言ってギャザリックは、人差し指で自分の額をコンコンと突いた。それを見て、オスターは信じられなかった。

「死ぬのか、アレが……」

「俺もそう思いましたね」

ギャザリックはそう言いながらも苦笑した。

オスターは訝しむ。

「なに笑ってるんだ、お前の実の兄だろ?」

「こんな仕事してりゃあ、いつどこでおっ死んでもおかしくねーっすから、戦闘狂の兄貴にしてみれば本望でしょうよ」

「あっさりしてるな、仇を打ちたいとか思わないのか?」

「あの兄貴を倒した相手に、俺が敵うわけないって」

「相手か……団長は東門の担当だったな」

「兄貴を殺したのがゴーレムの仕業だってーなら、俺が東に回されなくてホッとしやしたぜ、兄貴には悪いけど」

オスターは思考する。

 東門の護りはエムが担っていた。エムの操るゴーレムにやられた?、…いやそれは考えられない。団長は『魔狂剣』と呼ばれ、精鋭である王都騎士団とも渡り合える一騎当千の実力がある。ゴーレム如きにやられる輩ではない。更には冒険者等級AAA相当の実力もある。等級Aにも満たない1人の冒険者風情が相手に出来るはずもない……

「……そういえば、団長の魔剣はどうした?」

「それが見当たらねーんでさ」

「見当たらない?、あんなデカイ剣がか?」

「衛士隊が持ってたんじゃねっすかね?」

「……そうか」

「んで?、この後どうしやす?副団長、色々計画が狂ってるぜ?」

「団長が死んだなら、私が指揮するしかないな」

「死んじまった奴をどうこう言う気はないですがね、今までほとんど副団長が仕切ってきたんで、俺たちにしてみれば、あんま変わらねーな」

オスターがククっと笑う

「外の班の状況はどうなってる?」

ギャザリックは、額を指で掻いた。

「連絡が途絶えました」

「なに!?、なんでそれを早く言わない!」

「俺もさっき報告を聞いたとこっすよ。どうも外も失敗っすね。こっちの待ち伏せを潰さたっすねありゃ。村の外を衛士がウロウロしてやがりますよ」

「馬鹿な!、衛士隊と渡り合える精鋭を配置しておいたんだぞ?」

「現に合図が来てねーっす」

「クソっ、各班の班長を集めろ、状況確認と今後の指示を出す」

「へいへい」

「了解と言え」

「了解っす」

ギャザリックは敬礼した。

……

……息を殺し潜んでいたサンは、賊達が慌しく動き出したの見て、自らも行動を開始した。

正直怖かった。

少し前までは人族の影に怯え、目的地に向かう中、ずっと1人で隠れて旅をしてきた。だが今は護ってもらう者達がいる。その者達が、危うい。……ただ自分の身を守るなら見捨てるべき、さっさと逃げたほうがいい、サンの心の中でもその考えが今も占めている。

……でも、理屈ではない。

エムは、エルフである自分を受け入れてくれている。そして魔族のスノウはちょっとうるさいけど、美味。

居心地がいい、それを壊されたくない。

サンはシャドウを出した、手のひらに乗るほどの紅いシャドウ、その姿は人型ではなく、クモ型

クモシャドウを地面に置くと、八本の脚を巧みに動かし、遺跡に向かって物凄い勢いで走り出した。

クモは賊の監視を掻い潜り、入り口からヒョイっと遺跡の中に入り込んだ。

……



その頃村の外では…

マティやルナリア、衛士隊達で、村の地形図を囲み、どうしたものかと話し合っていた。

「うーん、結界がやっけーだなや」

衛士長が唸る。

「やっぱり、カギはサンだわ、どうにかして連絡取れないかしら?」

とマティ、するとルナリアが…

「スノウ、サンと念話とかできないの?」

ルナリアにそう聞かれ、スノウが苦虫を噛み潰したような顔をする。

「なんで私が……できません。出来たとしても、結界で阻害されるでしょうね」

「じゃあ地下通路に別の穴を掘るとかどお?」

「それはさっき試しました。土魔法で掘削しようとしましたが、あの結界は魔法にまで干渉してきます、手堀しかないです」

手で掘るなど、どれだけ時間がかかるかわからない。

「衛士隊は?、何かありませんか?」

マティは不特定多数で衛士隊に声をかけた。

「王都の魔導技術院へ早馬を出した」

1人の衛士がそう答えた。

「……期待度は?」

「王都まで馬をぶっ通しで走らせて5日、ただ連絡が届いたとしても、大々的な部隊の派兵は見込めないな」

衛士の1人がそう言ってドヤ顔を見せる。

なにを自信満々に……とマティは思った。

「ゴーレムを使うのはどうじゃ?」

今度は工房長の発言。

「ゴーレムをどの様に?、どこから調達するのですか?、ゴーレムは全て村の中ですよね?」

キレ気味に矢継ぎ早に質問してくるマティの言葉に、工房長が引く。

「い、1から作る」

「1から?、ここで作れるのですか?」

「それには工房が必要じゃ、まず空気の澄んだ部屋、清浄な水、ゴーレムの土素材……土素材は、北壁の凍土の泥炭がいいな、それに世界樹の灰を繋ぎに混ぜ込む、精霊が好むからな。そしてゴーレムを焼成させる超高温炉、精霊を定着させる魔法陣、それから…」

「ちょっと待って下さい。それらは直ぐに準備出来るものですか?」

「素材集めに10日、他の準備に1か月も有れば……」

青筋立てたマティが眉根を摘んだ

「工房長さん、少し黙っていてくれます?」

工房長に対し、静かに殺気をぶつけるマティを、ケティがドウドウと諌めた。

「だどもゴーレムか、わりい案じゃねーべな」

「え?」

「工房長や、おめっさとこに隠し玉が、あっとーよ?」

「隠し玉?」

工房長が首を傾げて考え込む。

「チビ助ゴーレムさ」

「???、アレはワシが若い頃に作ったヤツで、耐久性もないし、今はもう精霊が抜けておる、隠し玉でもなんでも……」

「あんのが、ねーのが?」

「村の中の炭焼き小屋に飾ってはあるが……何をする気じゃ?」

衛士長は、今度はマティ達の方に向いた。

「オメーだづのながに、村さ残っでる嬢ちゃん2人と同じこど、出来るヤツぁおっが?」

「エムさんとサンが出来ることと言えば、…スノウ?」

「……影法師ですか」

……

衛士長がスノウを連れてきたのは、隠された水路配管だった。湯気が立っている。

「こん配管は、村さ温泉の引き込みだぁ、湯さ通すために、こさえた」

「え?、結界に干渉してないのですか?」

「配管が特別でなぁ、『星屑石』を加工してあっど」

「星屑石?」

「本当かどっが知んねえが、魔導技術院さの話すだど、天から降って来た石ったぁ代物でな、コイツが結界の影響さうげねえって言うんよ、したっけチビっと融通してもらったんだ」

「星の石ですか……」

「そんで?、影法師はどんくれー、遠隔できっがか?、村さ届っか?」

「そのくらいなら……その先は予め与えた命令で、ある程度の自律行動はできます」

「うーんビミョーな術だなや」

スノウは一瞬ムッとした。

「万能ではありませんので、でも上級長の言われる方法を試すのは問題ないです」

「したば、やっでみっが」

上級長の説明はこうだ。

1、小さな影法師に水路を通り抜けさせ、村の温泉場に出る。
2、温泉場の近くにある、炭焼き小屋に行き、小さなゴーレムに取り憑かせる。
3、炭焼き小屋から一番近い南門へ行かせ、ゴーレムを自爆させて鍵の石柱を破壊する。

「石柱を破壊すれば、門が開くのですか?」

「そごは、わがんね、やっだごとねーがらな」

「行き当たりばったりですね」

「他に思いづがねぇがらな」

「いいでしょう、衛士隊を南門に潜ませてください、決行は夜で」

「わがっだ、よろすぐたのんだ」

……

「おいおい、女じゃねーか」

隠れていたサンは、遂に見つかってしまった。索敵能力を持つ賊に気配を悟られ、場所を特定されてしまったのだ。

逃げようとしたが、集まって来た賊に取り囲まれた。

「女だ」

「女だぞ」

「コイツ、良く見りゃすげーかわいいな」

「だけどよ、この村に他に女がいるなんて聞いてねーぞ?」

「愛玩か、性奴隷だろ?」

賊の1人が、サンを後ろから羽交締めにして、押し倒した。

抵抗出来ず震えるサン。

「見ろよ怯えちまって、そそるぜ」

「ほどほどにしとけよ?、副団長が自重しろって言ってたぞ?」

「その副団長様が、地下で捕まえた女の首を絞めながら犯したらしいじゃねーか、危うく死にかけたらしいぜ?」

「エム?」

「お?なんだお前、喋れんじゃねーか、ま、いいや味見させてもらうぜ」

そういって男は、サンのスカートを捲り股を開く。

「……って、おいおい、なんだコイツ下に何も履いてねーぞ?、はは、ヤッテ下さいってか?」

男は下卑た笑いを見せながら、自らのズボンも下ろした。

そして、ギンギンに張ったサオをにぎりしめ、サンに体を重ねる。

「おい、抵抗しねーのかよ?」

サンは、ただ震えてジッと目の前の男を見つめているだけ。だが震えているだけで、その目は怯えているようには感じられない。男は視線にブルリと震える。

「不気味なヤツだな」

しかし性衝動は抑えられない。男は自分の指に唾をつけ、サンの秘穴に塗ると、サオを突き入れた。

「んあ……」

身を退けぞらすサン、ズヌルっと男のサオが根元まで入った。男はそのままズンズンと腰を突き上げ、サンを犯す。サンは脚を丸め、男の腕を掴んだ

「おあ、すげー閉まり具合だ、中もとろっとろっだぜ」

「まじか」

男の恍惚な顔に、周りも我慢で来なくなり、我も我もと群がった。

「上玉だ、こんな穴滅多にお目にかかれねーぜ、お、おお、吸い付いて来る……ヤバすぎる、止まらねー」

男は一心不乱に腰を突き動かす。

「あ、ああ、ヤバイもう、で、出る」

「おいおい、はえーなお前」

「うっ、うう」

「おい、中に出すんじゃねーぞ!」

「わ、わかってるよ…」

男はサオ抜こうと腰を引くが、サンが脚を絡めて来た。

「あ、ちょっ、おま……」

ビュル

「あ」

「あ、中に出すなって言ったろ!」

「い、いや、こ、この女が…」

「いい加減にしろテメェ、交代だ!」

「ったく、次の奴の事考えろよな……」

だがかそう言った2人目も3人目も同じ目に遭う。

まさに秒殺。

そして男達は何かに取り憑かれたかのように、サンの甘美で淫らな体を貪り、輪姦まわしまくった。

……

一方遺跡地下牢では…

オスターに首を絞められ、殺されかけたものの蘇生措置で息を吹き返したエム。

しかし、意識は未だ混濁したままで、『魔薬』の効果も続いていた。

エムは牢の中で、オスターの命を受けた監視の男達によって強姦されていた。

「あ、う、ああ」

「こんな所まで来て女とヤレるなんて思わなかったぜ」

「全くだ」

「それも、スゲーいい体した女だしよ、高級娼館行っても、こんな女いねーぜ」

「おい、サオに魔薬塗ってから挿れろよ、それと、乱暴に扱うなって話だ」

「乱暴って何だって話だよな?、強姦してる時点で

「自分の女のつもりで扱えって事だとよ」

「難しいこと言うぜ。女の穴なんかどれも一緒じゃねーか」

「おい」

「おお、ギャザリック新副団長殿」

「やめろその言い方、ガラじゃねーんだよ」

「へへへ」

男達は笑った。

仲間達には、ギャザリックの兄である団長の死は既に伝えてある。オスターが団長になり、ギャザリックが副団長となった。

「そんで女の様子はどうだ?」

「目は覚めてますが、意識が完全に戻ってない感じですね。身体は反応してますが……」

ギャザリックは犯されているエムを見た、僅かに喘いでいる。コイツ本当に意識がないのか?と、疑問が浮かぶ。

「副団長もやりますか?」

「当然だろ、ここしばらくお預けだったからな、いい女の身体目の前にして我慢できるかつーの、サオが疼いてしかたねーよ」

「ははは、じゃあ次どーぞ」

「おうよ」

ギャザリックは上着を脱ぐと、ズボンのベルトに手をかけた。

……

……次どーぞじゃねーわ

なにこれ?

なんでワタシは野郎共に輪姦まわされてんの?

身体が動かない……って言うか、頭が痛い、ズキズキする。

状況を整理しよう。

地下遺跡に降りた。結界を通り、脱出しようとした。で、その結果に弾かれた……その衝撃で身体が麻痺して……『魔薬』?、を口から注入された。

そのままオスターに犯された。

……卑猥な形のゴーレム製チンPで。

それから……精神支配されて……ズコバコされて……

……首を絞められた?

ああ、オスターの狂気顔を思い出した。あいつ笑ってた。

……あんのサイコ野郎

おかげで精神支配は切れたけど……身体がマジで動かせない。

これワタシ死んでる?、……ううん、呼吸も出来るし、五感は生きてる。チンPを秘穴に突っ込まれ、パイ乙揉まれてHされてる感触はしっかりある。

首絞められて酸欠で脳がやられた?

ヤバくない?

今ワタシを犯してる男、副団長とか呼ばれてた。なーんかどっかで見た顔なのよね……
多分、ワタシそんな事を考えながらも、虚な目で目の前の男を見てたんでしょうね。

「…ち、なんか反応しろよ、つまんねーな、萎えるぞ」

いやいや、しっかりチンPがおっ勃ってますよね?、太くて立派に凄いのがワタシの中に入ってますよ?

「あ、ああ…」

そう思ったら、段々気持ち良くなって来た。
下半身がふつふつと疼き出した。感覚が戻ってくる。

「んあ、あっ」

「お?、ようやくお目覚めか?」

「あ、いや、あ、あ…」

男の腰使いが少しずつ大きくなる。チンPもなんだか大きくなった気がする。

「どうだ、俺様のサオは?」

「あ、あああっ!、んあっ、おっきい!」

「だろ?、可愛がってやるからな」

「あ、んっ!!、あ、あああ!!」

突然身体に力が戻った。でも代わりに『魔薬』の効果まで高まってしまった。

「ひあっ、や、らメェ」

ワタシは腰を引いた、でも男は離すまいと腰を深く入れてくる。

「あ、ふぁ、ああ、や、い、くっ!」

絶頂が来る。

ワタシの反応に、周りの男達の興奮度が増す。我慢できずにオナニーしてる奴もいる。

「ヒッ!、ひぁっ、いっ……」

でも、男はあまり激しくさせず、緩急つけて、少し焦らすようにHしてくる。

イキそうになったところで、治ってしまった。

「なんだよ?」

「な、なんでぇ……」

「早いのは嫌だろ?、お互いもっと気持ちよくやりてーじゃねーか、な?」

男はニヤッと笑った。

この人、わかってらっしゃる。

……
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~

トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。 旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。 この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。 こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

世界を越えたら貞操逆転

トモ治太郎
ファンタジー
愛車に乗ってトンネルを抜けた先は別世界だった。 その世界は女性だらけの世界だ。俺の愛車は骨董品レベル? とは言え近未来的な話はありません。 よくある多数の女性とイチャイチャするお話です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

処理中です...