【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。

N.M.V

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交易都市を後にして?

お尻でお仕置きH2?

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このまま行けば、昼過ぎには宿場街に辿り着く。

道中、盗賊集団の襲撃があったけど、大した連中ではなかった。

女がいると知るや興奮し、戦闘力差などお構いなしに襲って来た。

当然返り討ち。

向かって来る者は、マティ、ケティ、ルナリアが容赦なく一刀の下に切り伏せた。

え?、ワタシ?、ワタシはほら、サンを見ておかないとね。

好き勝手に動く統制もされていないヤサグレ盗賊集団。

戦闘が始まって、勝てないと悟った奴等は、散り散りに逃げようとしたけど、結局全員捕縛した。

規模や根城、他に拉致した者がいないかを尋問して確認する。

結果、盗賊ギルドとかはなく、冒険者崩れや、街を追放された罪人などが、ただ単に寄り集まっただけのクズ連中と判明したわ。

その後はいつものルーティーン

とにかくルナリアのキレ方が半端なかったわ、アレはもう八つ当たりよね。

1人1人、罵詈雑言を浴びせながらチンPを去勢してました。

その姿はまさに鬼。返り血を浴びて、高笑に顔を歪めるルナリアには流石に引いたわ。

盗賊と言えど、ちょっと気の毒になったほど。

落としたチンPは握らせて、ヒール掛けからの股間をツルン。そして後ろ出に縛り全裸で森の中へ放置したわ。

最後の情け。

運が良ければ生き延びられる、運が悪ければ魔物の餌。

いずれにしろもう女は抱けない。

ナーブ砦の盗賊共を思い出すわね。

合掌。

かくして、ルナリアが盗賊に行った誅罰に、ロジャー以下冒険者共が震え上がっていた。

そうよ、アンタらは怒らせたら怖い女を襲ってハメハメしたわけよ、身の程を知れ。

街に着いた後、ロジャーとムーアが、ルナリアに泣きながら土下座したのは、言うまでもないわ。



と、まあ、クソヤロー共などどうでもよろしい。

問題は、錬金術士『ニク』の処遇。

魔香を作り出し、ロジャーに提供して使わせた。結果ルナリアは、魔香の匂いで淫にされて、ロジャー達に犯された。

そういう意味で、ニクが昨夜の真の犯人である。

とは言え、衛士隊に突き出したところで、証明するものがない。

だったら去勢するとルナリアが言い出したので、ちょっと待ってと制した。

だって……

「ニク、アンタ女でしょ?」

!?、ルナリアが驚きに目を見開いた。

「あ、アナタ!、女の子なの!?」

いや、違う。

「女のでもないわよね?、歳幾つよ」

ニクが視線を逸らし、ゴニョゴニョと口籠もる。

「聞こえなーい」

「……に、22…です」

「ウソっ!?、私達とそう歳が変わらないじゃない!」

誰をカウントしとんねん。

「ルナリアは幾つよ?」

「聞かないで」

「はいはい、それともう一つ、ニク、乙女でしょ?」

「なっ!?……なんで」

「魔香をまとわりつかせて、淫らにならない女は男知らずだからよ」

魔香はロストバージンにしか効果がないと、スノウが教えてくれた。

ワタシには魔香の匂いはわからない、でも微かにニクの体に付着してるんでしょうね。さっきから乳首やアソコがムズムズするんだもの。

ルナリアもハッとして、自らの股間を押さえた。

「コレって、それでなの?」

「なによ、ルナも濡れてるの?」

ワタシは、そう思ったらムラムラし始めた。

「ぼ、僕をどうする気?」

正体バレても僕っ子なのね

「そうね……お仕置きはしなくちゃね」

「え?」

「当然でしょ?、ルナをロジャー達に強姦させたんだもの、仲間として許すわけにわいかないわね」

ルナリアが顔を赤らめた。

「いやん、エムったら」

クネクネすんな。

「あ、あれは、ロジャー達が……」

「そうなるとわかってたのよね?」

「う……」

「じゃあ、ニクが女だとロジャー達にバラシて、真の女にしてもらいましょうかね」

ニクが青ざめる

「や、嫌だっ!!」

「嫌だじゃないのよ、男に無理矢理ヤられるのがどういうことか、その身体で知ればいいわ」

「ちょ、ちょっとエム…」

「なによ」

「そこまでしなくても」

「何言ってんのよ、コイツの魔香でロジャーにハメハメされたのはアンタでしょ?、憎いでしょ?、さっきは「殺してやる!」って言ってたじゃん」

「い、言ったけど…まさか、乙女だって思わなかったから…」

「アレ?、女だから許すの?、乙女だから許すの?、男だろうが女だろが、罪は罪よ。それに女だって好き者はいるし、変態だっているわよ?」

「エムみたいな?」

おい、って否定はしないけど。

「ぼ、僕は変態じゃない!!」

「変態はみんなそういうのよ、ロジャーを呼んでくるわ、あ、ムーア君の方が好き者そうよね?」

「嫌!、いやだぁ!!、お願い、嫌ぁ!!、あんな奴らに初めてを奪われるなんて、絶対にやだぁ」

「泣き言いうんじゃないわよ、相応の罰よ」

「いやだぁあ、うわあああああん」

ニクがついに泣き出してしまった。嘘泣きでは無さそう。

馬車にはサイレントとウインドベールをかけてある、外に声は漏れない。

ギャン泣きすれば良い、恐怖を味わうが良い

クククっと笑う

「泣いたって許さないわ…でもそうね、あんな下衆冒険者にニクの初めてを捧げるのは勿体ないか……」

ワタシはニヤッと笑うと、久々にエムシャドウを顕現させた。

ヌヌヌっと、ワタシの影の中から姿を現したシャドウ。

それを見てニクが怯えた。

「な、なにソレ……」

「シャドウフィギュアを知らない?、西の街じゃ拷問に使ってるわよ?」

あの街だけなのかな?

「ほら見て?、ここにチンPが付いてるでしょ?、コレでニクの初めてを奪うのよ」

「な、あ……」

言葉を失うニク

「大丈夫大丈夫、最初はなるべく小さめで貫いてあげるから、痛いのは初めだけ、そこから段々大きくして、気持ちよーくさせて、あ・げ・る♡」

「ひぃっ!」

ルナリアが隣で呆れた顔をしてる。

ワタシは、ニクの着ている服を引き裂いた。

「あらサラシなんか巻いちゃって、苦しいでしょ?」

サラシも引きちぎった。

ポロんと飛び出す豊満な胸。

「見てルナ、この子、すっげーいい体してるわ、アハハ、あー興奮して来た」

「エム、あなたまさか魔香に……」

ヤラレてますよ?

ワタシはルナリアにいきなりのキスをした、舌を入れての濃厚なディープキス。

「んっ、んぁ、な、ンプ」

ルナリアは、ニクを見て少し抵抗を見せたけど、直ぐに舌で答えて来た。

そのまま押し倒し、脚を絡め、太腿をルナリアの股間に押しつけてやる。

「あ、んっ、ああ」

魔香のせいでルナリアも濡れてるじゃん。

「ぁ、エム、そ、そんな、こと、さ、されたらぁ、わ、私、ああんっ!」

ニクが唖然とコッチを見てる、ルナリアはまだ昨晩の魔香が抜けきってない、そこにニクに纏わりつく微かな魔香にも反応してる。

かく言うワタシも、体が疼いてる。

ヤっバーイ

ワタシは体を起こすと、膝でルナリアの股間をグイグイ責め上げながらニクへと視線を向ける。

「ルナより先に、まずアナタよニク、メチャクチャに犯してやる」

「い、嫌だ、やだぁっ!!」

エムシャドウが、ニクを床にうつ伏せに押し倒した。

「や、やめてぇ!」

「ああ、そうね、先ずはお試し」

「あ、いや、そっちはお尻……」

秘穴ではなく、尻の穴にエムシャドウのチンPを押しつけた。

「当然コッチも初めてよね?」

「いや、イヤつ!、嫌ああああっ!」

先っぽでなじる、擦ってつついて、そして……

ズにゅう

ニクの尻の穴を押し広げ、チンPを挿入。

「ひあっ!!、や、ああっ!」

少し入った所で、ズンっと一気に奥まで差し込んだ。

「ひぎっ!!」

そのまま、ゆっくりと出し入れさせる

「あぐっ!、い、ひっ!!、や、こんな、痛い、あっ、や………」

ズヌッズヌッと何回か出し入れしたら、ニクは尻をビクつかせ、口から泡を吹き、白目をむいて失神してしまった。

「ありゃ?」

一発KO

意外と早かった。



んー

ワタシはニクの体に洗浄魔法をかけた、魔香を消すために。

このままにしておくと、ワタシもヤバイ。

「エムさん、間もなく宿場街に……」

するとスノウがワタシ達の荷車に入って来た。

伝言をしに来たスノウは、倒れたアヘ顔のルナリアと、縛られて半裸のニクを見て、目を細めた。

「もう、食べたのですか?」

もう、ってなによ

「ちょっとお仕置きしただけよ、純潔は奪ってないわよ」

「…ツマミ食いですか」

やめてその言い方

「なんでルナさんまで?」

「そっちはアレよ、魔香のせいね」

嘘ではない

「魔力の流れを感じたので、なにか始めたなとは思ってましたけど……どこまでもエムさんですね」

「あはは」

とワタシ苦笑い。

「宿場街が見えて来たそうです」

ワタシは馬車から身を乗り出し前方を見た。

こじんまりした門がチラッと見えた。

……

馬車は、街門の入場列に並んだ。

身分確認と検閲。

サンの身分証は、叩き起こしたニクに言って商隊頭さんに用意してもらった。オーガから商隊を守った恩人枠で、なにも聞かずに仮の証明書を作ってくれた。

証明内容は、孤児、身請け人は冒険者ランクCのワタシ。

検閲も終わり、すんなりと街に入れた。

ぶっちゃけザル。

街へ入り、車止めに馬車を止めると、ロジャーとムーアがルナリアに対し、人目もはばからず往来で土下座してた。

うん、中々に潔い。

……いや、多分、コイツらはこんな事何回もしてるんだろうな。

とりあえず、謝罪も入ったし、『冒険者お尻カマ掘り事件』は、決着としましょう。

え?、事件内容が違う?

うるさいよ。

……

商隊から報酬を貰い、ワタシとルナリアは冒険者ギルドへ、マティ達は、街中の一角にある野営地へと向かった。

宿?

一応あるけど、そんな所は普通は商人とかが泊まる場所で、女にとっては危なくて泊まれない。

なにが危ないかって?

そりゃ勿論アレです。

宿屋の主人が、金払いの良い客に鍵を渡しちゃうらしいのです。そして部屋に侵入した下衆共にヤラレちゃう。

頭がおかしいんだわ。

だから、女性は娼館を選んで泊まるのがセオリー

娼館ではそんなことにはし、そもそも客相手にHする所なので、襲われることはない。

…安心と断言できないところが、この世界のヤラシイ所ではあるわね。

でもこの街には、宿泊可能な娼館がなかったわ。

なので、冒険者とかに解放されてる集団野営地に停泊する事に…

そこは衛士隊が管理してるエリアであり、宿屋よりはマシ。

え?、彼らだって男じゃん?

そうよ。でも、トンデルダルトトロリアーナを出る時にマティとケティに教えてもらった。

衛士隊、騎士団に所属する男たちは、性衝動に

その強さの主軸メインは『精神修養』

それだけでも、男性神に抗うとか凄いけど、彼らは常に性衝動を物理的に遮断する事で、矜持を成り立たせてる。

それは、魔法による鍵付きの『ファウルカップ』を普段着用してるのですわ。『股間アーマー』とか『チンPケース』とかも言うけど(いわねーよ)、要するに…

『男性版貞操帯』

「そんなもんしてんのかい」と思わずツッコミを入れてしまったけど、ルウ様がしてたのを、ハタと思い出した。ああ、アレだったのね、と改めて認識した。

それでも、もし相手の同意無しに女を抱こうものなら、規律違反で打首獄門になる。

え?、なにそれこわーい。

恨みがある衛士や騎士をハニートラップにかけられる事ができるわー

……なーんて怪しい事を考えてしまった。

今のところそういった相手はいないので、しないけどね。

………

ワタシとルナリアで冒険者組合までやって来た。

建屋に入ろうとしたら、なんと混み合ったことか…、なんだってこんなに冒険者かいるのかしら?

「やだわー、痴漢されそう」

「…そうね」

ルナリアもうんざりしてる。

「お嬢さん方」

ほら来た。

身なりが整ったそこそこ歳の入った冒険者。

歯をキラキラさせ、爽やかな笑顔。

胡散くせー

「この後食事でも?」

主語がない、無視。

「ねーちゃん」

小汚くヤサグレ冒険者

「一発ヤラねーか?」

清々しい程のどスケベ、酒臭いわ、無視

「…ハアハアハア、パンチー見せて」

汗だくオタク系冒険者、オタク?

おいおいおい、変態か?

……ワタシ達は、そんな人波をかき分けカウンターまでやっとこさたどり着いた。

尻は触られるわ、抱きつかれるわ、チンP押し付けてくるわ…ルナリアに至ってはいつのまにか太ももに、命の液をぶっかけられていた。

西の街のギルドでも、トンデルダルトトロリアーナのギルドでも、こんな酷くなかった。

ルナリアもゲッソリ。

ワタシはカウンターのギルド職員に話しかけた。

「ここはいつもこうなのかなー?」

「君たち、当ギルドは初めてかい?、こんな時に来る女性冒険者はいませんよ?」

と、カウンターの若い職員のお兄さんに言われた、中々にイケメン。

「こんな時って、なんかあったの?、コレ」

「最近街の周辺で、オーガの上位種とか、コボルトが大量発生していて、冒険者達が各地から集まって来ているんですよ」

「あー」

心当たりがあり過ぎる。

「それで?、ご用件は?」

「身分証を作って欲しいんだけど、本人はここには来てないわ」

ワタシはそう言って、商隊頭さんから発行して貰った、サンの仮身分証明書と、ワタシの新ギルド証、ルナリアのランクAギルド証を提示した。

職員のお兄さんはそれらを見て、仮証明書の内容を確認してる。

「本人は?」

「この有様で連れて来れないわ、必要なら出直して空いてる時に連れてくるけど」

「ランクAの方がいらっしゃるので結構ですよ」

商隊頭さんからは、Cランク以上の冒険者が2人以上、特にAがいれば本人確認が必要なく手続きができるはず、と教えてくれていた。

ここで発行される身分証は、=冒険者ギルド証になる。

冒険者は、出自が不明でも、犯罪歴がなければ誰にでもなれる。

逆を言えば、犯罪歴がない事を証明する方がむずかしいんじゃないかと思うけどね。

犯罪者は、うなじにバーコードみたいな烙印がある。一度も捕まった事ない奴には当然ないけどね、そのかわり手配書で確認するシステム。

その為の、信用たる人物からの仮証明、商隊頭さんだけではなく、ロジャー隊長も署名してくれた。酷い奴だったけど、変に律儀。

故に、サンの仮証明は、恩と仇を返して、買ったようなものなのです。

こんな紙切れ一枚で本人確認しないのもどうかとは思うけどね。

なーんかギルドのシステムってザルなのよね、今回はそれで助かってるけど。

ちなみに違法じゃないよ?、たぶん…

「キャっ!!」

ルナリアが突然に短い悲鳴をあげた。

「はっはー、こんな所にいい女がいるじゃねーか」

ルナリアはいきなり背後から筋骨隆々の両腕に組みつかれ、そのまま持ち上げられた。やったのは熊みたいな大男。

「ちょ、離しなさい!!」

ルナリアは踵で熊男を蹴るがびくともしない。

「今夜の相手はお前だな、ガハハハっ!!」

うわー、なんじゃこやつ。スケベ熊、『熊スケ』と呼ぼう。

「は、離しなさい!、コラぁっ!!」

熊スケはそのままルナリアを連れ去って行こうとするので、ワタシが動こうとしたその時……

「おい!、止めろ!!」

別の冒険者が、怒声を上げた。

「?」

そこに居たのは、なんとロジャーだった。

「ああ?、ンダテメぇ?、横取りする気かぁ?」

「やめておけと言ってる、その女には手を出すな」

「はぁ?、この女は俺の物だ」

「そうじゃない、痛い目を見るのはお前だと言ってるんだ」

「ほう、この俺様とやり合おうってーのか?」

君たち、話が噛み合ってませんよ、と、ツッコミ入れたくなった。

「ロジャーは注告だって言ってんじゃん」

ワタシは無詠唱で、もがくルナリアに身体強化魔法を重ねがけした。

「!」

ルナリアが驚きに目をみ張りワタシを見た。

「自分で何とかして」

ルナリアは大きく息を吸い込むと、腕に力を込めた。

「はああああっ!!」

「あぁ?」

熊スケの腕がギギギっ開いていく

「おいおい、俺と力勝負する気か?」

余裕のある顔をする熊スケ、ルナリアの腰の太さぐらいある上腕二頭筋が膨れ上がり、再び押し戻す、……しかし

ボキンっ

熊スケの右腕が肘から先の中程で、鈍い音をさせ、曲がってしまった。

骨が肉から飛び出した、血が床に滴る。

「ギャアアアアッ!!」

熊スケの悲鳴を上げる。

ルナリアを放り出し、右腕を抑え、両膝をついた。

ルナリアの身体強化が熊スケ自慢の腕力を上回ったわけです。

「お、俺の腕がぁぁあっ!!」

周囲の冒険者達が、何が起きた?と、唖然と見てる。

腕が一本へし折れたぐらいで、ヒィヒィと泣き喚く熊スケ。

図体がデカイ割に根性ナッシング。

お前は本当に冒険者か?と言いたい。

でも、もう見てるだけで痛い痛い。

解放されたルナリアはくるりと翻ると、その勢いで、脚を振り上げ熊スケの股間目がけて蹴り上げた。

ごギュっ!!

一瞬熊スケの身体が床から浮いた、そして何かが潰れた音。

ああ、潰れた、アレは潰れたわ。

ルナリアの足は、熊スケの開いた股間に綺麗にヒットしていた。

「ふぐぉあっ!?!?」

ワンテンポ遅れて、熊スケの口から意味不明な声にならない音が発せられた。

腕の激痛、蹴り上げた股間の激痛、2段コンボ。

熊スケは体をブルブルと震わせ、目がくるんと上を向いて白目になり、口から泡を吹くと前のめりに倒れ、沈んだ。

周囲の男達が自分達の股間を押さえて、スゲー痛そうな顔してる、ほらなぜか伝染したわ。

ワタシはクスっと笑った。

ロジャーは熊スケに近寄ると、宣う。

「注告しただろう?」

熊スケは、仲間と思われる者達にギルドの外に運び出されて行った。

そこで周囲に向かってワタシは啖呵を切る

「冒険者の皆さーん、今見た事を忘れずにね?、ワタシ達にスケベな事をしたら、ここにいるオネーサンがチンPぶっ潰すからね」

「ちょっと、エム……」

「どうせ言ったところで、懲りない連中よ」

「その……大丈夫か?」

ルナリアは話しかけて来たロジャーをジロリと睨んだ。

「なんの用ですか?、あなたもあの大男のように私を羽交締めにして、辱めるつもりですか?、それとも恩を売ったつもりで、ヤらせろと性交渉でもする気ですか?」

チクチクと嫌味を言う

「いや、俺はそんな事は……」

ロジャーはバツが悪そうに、ルナリアから視線を逸らした。

言うようになったわね、ルナリア、ヨシヨシいい傾向だわ。

「行きましょう、エム」

プンスカのルナリアが先を進むと、他の冒険者達がそそくさと道を開いた。

モーゼか……モーゼって誰?

……

ワタシ達が用を済ませ野営場所まで来ると、ケティが先にコチラを見つけて手を振っていた。

よく見れば、テント周りを冒険者共が群がり、ナニやらと彼女達に話しかけている。

そこにワタシ達まで現れたものだから、男達の間に歓喜とも取れる響めきが走った。

マジかコイツら。

ギルドに居た冒険者連中と同じ。

奴らはHしたいオーラを隠す事なく、次々と声を掛けてくる。

西の街の冒険者モーが、まともに見えるほど、ここに集う冒険者達は酷いわ。

それもそのはず、ここにいるのは恐らくほとんどが地元民じゃない。

『旅の恥はかき捨て』

ほんとウザいわ。

野営地ごと吹き飛ばそうかしら?

「エムぅ」

ルナリアが冒険者達に、ビクビクしてる。

「なによ、アイツらが怖いの?」

「そうじゃないけど……」

そう言いながらもワタシの腕に手を回し、彼らを見る目が怯えてる。

かわいい

「さっきのロジャーへの啖呵は、どうしたのよ?」

「アレは、何というか…勢いというか……」

「大丈夫よ、当分手出しなんかしてこないわ」

「なにを根拠に…」



「なぁ、あの女…」

「ああ、さっきギルドで…冒険者の」

「ああ、タマをな…」

ヒソヒソヒソヒソ

聞き耳を立てると、さっきルナリアがギルドでやった事が野営地ですでに噂になってた。

『タマ潰しの怪女?』

ブっ、思わず吹き出してしまった。

ルナリアも聞こえたのか、顔を真っ赤にさせてる。

ワタシは笑いを堪えると、ルナリアは頬を膨らませた。

「エムぅー」

「『裸の魔女』よりはいいわよ」

……

ワタシ達は、冒険者共を追っ払い、夕食の支度を始める。

近くに大衆浴場があるらしいので、サンが着る物の調達と併せて、マティとスノウにサンを伴い、行ってもらっている。

マティは面倒見のいいおねーさん、スノウは監視役。

で、ワタシ達は、新たな問題を目の前にしていた。

「んで?、なんでアンタはここにいんのよ?」

夕食の支度をしているワタシ達の前に、大きな荷物を背負ったニクが立っていた。

魔香の件のお仕置きを済ませた後、ニクはサンの仮証明について、上司である商隊頭に口添えをしてくれたので、解放して上げたのに、スゲー困り顔でやって来た。

「……女とばれて、商隊をクビになりました」

「は?」

「責任とってください」

知らんがな

「なんでそんな事でクビになるのよ」

「商隊に女が同行するのは、暗黙の了解で御法度なんです」

「何でよ?」

ニクに話を聞くとこうである。

商隊に女がいると、まず間違いなく男達の餌食にる。その為に大きな商隊には、必ず雇われた娼婦が同行するそうな。

ニクの商隊は規模も小さく、娼婦は同行していない。その場合、護衛の冒険者や商隊員は、中間地点の街で、女を調達する事になるので、道中は我慢を強いられるそうな…

いや、もう最後まで我慢ぐらいしろと言いたい。

故に、女であるニクの身の安全を保証出来ないと言うのが理由とか、それと……

「商隊頭は、男色家なんです」

本音はそっちだろと、ツッコミたくなった。

「1人じゃ王都に戻れないし、冒険者を雇うにしても、まず間違いなく道中でヤられるし!、責任とってよ!」

「責任って、アンタさ、ワタシ達になにしたかわかってんの?」

「うう」

ニクがポロポロと泣き出した。

「泣いたってダメよ」

「じゃあ、報酬は払うから、僕の護衛をしてよ!」

「ワタシ達は、今は冒険者家業を休業中なの、昨日は特別に対応したのよ」

「じゃあどうすればいいのさ!!」

「知らないわよ」

すると、ルナリアが……

「エム、困った人を助けるのが冒険者よ?」

「ルナ、コイツのせいで酷い目にあったの忘れたの?」

「それはそうだけど……」

「お願いします!!」

ニクがその場で土下座する。

「道中なんでもします!、夜の相手もします!、お尻も差し出します」

夜の相手も尻もいらんわ。

……
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