【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。

N.M.V

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新たな災難の始まり?

気を失うほどにHがコワイ?

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冒険者組合に預けられていた武具類を受け取ると、スーに追い出された

「しばらくあなたの冒険者資格を停止します、静養しなさい」

と、冒険者組合西の街局長代理スーのお言葉

公には出来ないけど、バンコー壊滅という功績から、冒険者組合が当面の生活に困らない程度の支援はしてくれるとのこと

ありがたいやら情けないやら。

ワタシはどうも精神的に不安定になってるみたい。

そしてもう一つ、スーから伝えられたこと

「今日はあなたが退院することを、例のお方に伝えてあります。”夜のトバリ”でお待ちです」

夜のトバリに領主の第二夫人が来る?

謝罪に?

意味が分からない。

トランを潰したワタシに対して謝罪とか

ますます意味わからん

そのトランも今は行方不明

さらには、夜のトバリには当然リンナがいる

修羅場必至

夜のトバリまでネイルが付き添ってくれてる。

「大丈夫?エムさん、宿まで付き添わなくて」

「うん、大丈夫、ありがとうネイルちゃん、これって職務外労働だよね、ごめんね」

ネイルが色街入り口まで付き添ってくれた。

「大丈夫ですよ」

「でも、ほんと色々とごめん」

ワタシはネイルに対して改めて深くお辞儀した。この場で土下座したいくらいに

「助けに来てくれたのに、逆に襲ってしまったわ。ほんと自分が情けない」

「エムさん」

ネイルがワタシの両手を取った。その真剣な眼差し。

「私、いつでも待ってます」

は?

「エムさんの愛はいつでもお受けします」

おいおいおい

「だから、ね?」

だからねって……ぐはっ

……

ワタシは夜のトバリへと向かう。

色街、夜が一番賑わう街

だけど、昼間でもそこそこ賑わう、モーみたいに昼間っからしけ込む冒険者や、街の者なんかもいるし、露天屋台も出てる。

ワタシは、夜のトバリの前に来た。
深呼吸をして、意を決して宿入り口の扉を開けて中に入った。

「…あ」

入るなり、目の前にいきなりのリンナちゃん

気まずい

驚きと戸惑い、彼女の視線はそんな感じだった。

「お帰りなさいませ、様」

一瞬固まったリンナちゃんだったが、そう言ってお辞儀した。

余所余所しい態度

「た、ただいま」

「お客様がお待ちです、ご案内します」

「あ、はい」

通されたのは、豪奢な客間

こんな部屋あったのね。

そこにいたのは、1人の女性、メッチャ美人、と言うか眩しすぎる美貌。

世の男ならイッパツで一目惚れするか、襲う。

ニコリと微笑むその笑顔に、心臓をハートの矢で撃ち抜かれてしまうわ

ホケーと見つめていると

「エム様、この方が領主の奥様、リリアーナ・デ・ゴザール様です」

ハッとするワタシ、いけない、思わず見惚れてた。

「あ、こちらから名乗らずに申し訳ありません。冒険者のエム・ビーと申します」

胸に手を当て、お辞儀した。

え?、デ・ゴザール?

リリアーナでござる?

ぷっ

いけない、笑っては

という事は、トランでござる?

なにその名前、ウケるー

「この度は、我がゴザール家が子息、トランが貴方を酷い目に合わせたこと、誠に申し訳なく、領主に代わり、この通り謝罪をいたします」

リリーナが深く頭を下げた。

「頭をお上げください、謝罪は必要ありません。これはワタシ自身が招いた事、冒険者として自衛ができていなかったのが原因です」

「その事態を起こしたのはトランですよ?」

「どちらかと言えば、あの侍従長だと思いますけど?」

「……いずれにしても、ゴザール家に縁のある者達です」

素直に聞けば、トランのした事に対する謝罪なんだろうけど……なんだろう、素直に受け取れないわ

そんなワタシの感情を察しったのかリリーナさんが口を開いた

「何かご不満?、それなら、ここは私たちだけですし、どんな内容でも口外しないと約束します。御意見があればどうぞ?」

「それでは失礼を承知で単刀直入にお聞きします」

「はい」

「領主様が、一介の冒険者たるワタシ如きに、突然謝罪の意向を示された真の意図はなんですか?、トラン…様との婚姻は認めなかったと聞いてます」

「……リンナ、貴方の愛しき人は、偏屈ネ」

「へ?」

あ、間抜けな声を出しちゃったわ

「お姉さまは、ここの所、騙されてばかりいたので、慎重なだけかと……」

「ふーん」

え?、なに?、2人とも知り合い?

リリーナさんはワタシを上から下まで繁々と眺め見る。その目がなんか、イヤラシイ

「貴方、私のこと凄い警戒してるわね」

「え?、いや、あの…」

「それもそうよねー、たかが第二夫人如きが、なに言っちゃってんの?、はぁ?、バカじゃね?って感じよねー」

なに?、突然フランクになりましたよこの人

「…リリーナ様、地が出てます」

「疲れるのよ貴族ごっこは、ここならいいでしょ?」

「もう」

リンナがため息ついてるわ、領主の奥さんに対して、なに?、どういうこと?

「リンナ、ちょーっと彼女を借りるわね」

「え?、あ!、ちょっと!」

ワタシは腕を引かれ連れていかれた。



「リンナをたぶらかした人が、どんな相手なのかと思ったら、随分と可愛い女の子だったなんて、意外だわ」

「あ、あのー?、貴方は領主様の奥方様ですよね?」

「そうよ、そして、夜のトバリの前支配人」

は?

「ええええええええ!!!?」

「ふふ、リンナに店を預けたものの、あの子も中々いい人見つけないから困ってたのよねー」

「ちょ、ちょっと待って下さい!」

「うーんうん、またないわ、味見させてね」

「はああああっ!?」

「おっと、まーだこの部屋あるんだ、丁度いいわ」

ワタシは物置部屋みたいな狭い部屋に連れ込まれた。

そこはリンナ曰く、通称”オシオキ部屋”

そこで、ドンっと壁ドンされた。

わわわわ

「さて、リンナが貴方のどこを気に入ったのかその身体に聞かせてもらうわ」

「え?」

ンプっ!?

リリーナさんがいきなりキスをしてきた。

それも舌を絡めてくる

「んー、んっ!!、んんんっ!!」

ワタシはあっという間に着ていたモノを脱がされ、押し倒されて、身体中を弄られた。

「ヒアあ!!んなあ、あ、ダメ!!んああ!」

リリーナさんの、手つきが……凄い

…だけど、怖い、怖い、怖い、やだ、怖い!!

ドンドンドンドンっ!ガチャガチャガチャ

扉を叩き、ドアノブを誰かが捻っている

内からカギがかかってる。

「お姉さま!、お姉さま!、先生やめて!、やめてください!!、ここを開けて!」

「り、リンナぁぁ…」

「この子凄い反応だわ、でも、リンナが惚れる要素はなんなのかしら?、それじゃあコレはどうかしらね」

リリーナが取り出したのは

法具

「やめて、イヤあ」

リリーナが、自らに法具を股間に差し込み、そしてワタシに体を重ねて来た。

その法具をワタシのアソコにあてがった。

「そんなに怯える事ないでしょ?、貴方も知ってるはずよね?コレを、ふふふ」

ズヌヌッ

んああああ!!

法具がゆっくりと入って来た、なんとも言えない怖さ、気持ちいいというより、恐怖

リリーナさんが、ゆっくりと焦らし味わう様に腰を動かす。ワタシはのけぞった。

「いやあああっ!やめてぇ!!ヤダァ!イヤああああん!!」

「お姉さま!?お姉さまぁ!!!」

「り、リンナ!!助けて!!イヤなの!!怖いのぉ!!」

「あらあら、気持ちいいのはこれからよ?ほーら」

「んいやあああああ!!」

リリーナが腰の突き上げをどんどんと速くしてくる

もう、もうダメ、ワタシ、ワタシ…

「え?」

「あ、かはっ、あっ、あっ」

息がで、できない…

「エ、エムちゃん?」

息が吐けない、苦しい、タスケテ…

口を大きくあけ、身体を痙攣させるエム。

ワタシは過呼吸状態に陥った。

なんで、どうして、身体が言うこと聞かない…

「ちょ、ちょっと!、しっかりして!!」

ドガーン!!

斧で扉を打ち壊したリンナ

「お姉さま!」

リンナは、リリーナをつき飛ばし、エムに覆いかぶさった。

「か、あっ、あっ」

リンナ…タスケ…て

リンナがワタシを横向きにさせて、背中をポンポンと、軽く叩いてくれる。

「お姉さま、落ち着いて、大丈夫、ゆっくり息を吐いて、ゆっくり」

……ブハッ!

ウエッホ!!ゲホっ!ゲッほ…

途端に呼吸が戻った

「お姉さま!」

「リン……ナ…」

手が震える、リンナの頬を触ろうとしたけど…力が抜けた、そのままフッと意識が途切れた。

リンナはエムの顔を覗き込む

「お姉さま?、お姉さまぁ!!」

「どうしてこんな…」

リリーナの顔が青ざめていた。

「先生!!、お姉さまに一体なにをしたんですか!!」

「いえ、私はなにも……」

「さっきのお姉さまの悲鳴は尋常じゃありませんでしたよ!!」

「アレってこの子の反応じゃないの?」

「違います!、お姉さまの喘ぎはもっとカワイイんです!!……先生のバカぁ!!」

リンナはエムを抱き上げると、部屋を出て行く。

呆然とするリリーナ

「…え?あれ?」
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