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Hな戦い?
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さて、アルラマージを救出し、彼女達にはこの場を御退場してもらった。
残るは、チンカストラン君。コイツ、どうしてやろうかしら?、このまま放って置くと、ワタシに対する害悪にしかならないわ。
成り行きとは言え、なんでこんなヤツとHしちゃったのかしら、一生の不覚……いえ、いつも不覚をとってるわね。
いっそここで去勢しちゃおうかしら…
そうすればワタシのミッションは完遂。
とは言え、今ここですると後々面倒臭い予感がする。
「トラン、ワタシはもう一度迷宮に行って来るわ」
「…なぜ?」
「……なぜって、ラライラを探しによ」
「エルフと性行為に及ぶためじゃないのか?」
ブチっ(怒)、ワタシの堪忍袋の緒がきれた。
「この!、クサレ冒険者!!」
ワタシは縛られたままの、トランをしこたま蹴って踏みつけた。
「や、やめてくれ!、エム!」
「なんでワタシが、クソエルフに身体売る話になんのよ!!、アホ!!、ボケ!、カスっ!!、シネ!!」
とにかく踏みつける、なのにコイツ、なんか全然効いてない気がする。
「い、いや、だって君は、自分からエルフと交わったと昨日言ってたじゃないか…」
「その会話だけを切り取ってんじゃ無いわよ!」
なおも踏みつけ、それからトランの胸ぐらを掴んで引き寄せた。
「冗談よね?、今の冗談よねー?、トランくーん?」
「ああ、す、すまない、じょ、冗談だ」
「嘘つけ!」
ワタシの腰を入れた右拳が、トランの左頬に炸裂、頭が地面にめり込んだ。
だけど。
「イッターい!!」
ワタシは右手首を押さえてピョンピョンと飛び回った。
「なに強化魔法なんか掛けてんのよ!、ワタシが手首痛めたじゃないのよ!」
トランがフフっとドヤ顔で笑ってる。クソっ!、なにコイツ!
「僕の装備には、ある一定以下の打撃は無効にする常時防御結界が掛かっているんだ」
一定の打撃って、なにその中途半端な装備。
「だから痛くないよ」
トランが爽やかに微笑んでる、キモい、すげームカつく。
チンPぶった斬るぞ、コノヤロウ!
…
そんなことより、
ワタシは岩肌にポッカリと開いた、エルフが潜むダンジョンの入口を凝視する。
普通に迷宮の入口なのよね、でも違和感がある。
すると…これだわ。
『竜笛』
竜笛は吹けば美しい音色を奏でる楽器。でもワタシは突然に思い出した。コイツの本来の使用方法は別にある。コレはゲーム世界にも存在した。
『竜笛』は魔力を注ぐ事で『鍵』の役割を持つ『法具』
魔力を注ぐ。今ワタシがそれをすると、股間を得体の知れないモノにヌルんと突かれ、悶え、催淫に苛まれてしまうという、クソエロいエルフの呪いにかかってる。
卑猥過ぎる。
チラッと、後ろのトランを見た。
縛られたままのトランが、キョトンとした顔をしてコチラを見てる。
「なによ?」
「なあエム、いい加減この拘束を解いてくれないか?」
「自力で解けば?」
「肉に食い込んで切れそうだ、無理だ、君が解いてくれ」
ワタシは舌打ちした。
「嫌よ、後ろから襲われて強姦されるなんて」
「な、なんで僕がそんなことするんだ!、するわけないだろ!?」
男なんて信用できないわ。それに、トランの無自覚な迷惑行動自体がワタシを危険に晒すのよ。…と、自己中で、オツムが弱いトランに言っても無駄だけどね。
まぁ、1人より2人がいいし、何より証人として使える……
……使えるのかしら?
「……じゃあトラン、鋼糸解くけど、もしワタシにイヤラシイことしたら、チンPぶった斬るからね」
「下品な」
「黙れ、このままここに放っていくわよ?」
「…わかった」
「じゃあいい?、解いたら、中に入った所で竜笛に魔力を注いで」
「え?、竜笛に?、魔力を注ぐ??、どういう事だ?」
「できるの?、できないの?、どっちかで答えて」
「僕は魔法士じゃないし、回復魔法しかできないぞ?、君がやればいいだろ?」
コイツ、YES、Noで答えろって言ってんのに…
「今のワタシじゃ出来ないから言ってんのよ、それにほんの少しの魔力でいいのよ」
「…わかった」
なに不貞腐れてんのよ、コノヤロウ
ワタシは警戒しつつ、トランの拘束を解き、ワタシ達はダンジョンへと入った。
少しいった先で立ち止まり、ワタシはトランに竜笛を手渡した。
「この辺でやって」
「一体なんだと言うんだ……」
トランが竜笛に魔力を注ぐ、すると…
ビンゴ!
「な、なんだこれは?」
ダンジョン内部が変化し、石組の通路へと変化した。
「竜人族の……そうね、隠し工房よ、工房と言っても造りは迷宮だけどね。その笛は隠蔽された工房を明らかにする道具なのよ」
「竜人族の隠し工房!?」
竜人族は、鍛冶や錬金などの工房を、あちこちに隠し持っている。それは拠点を変えても迅速に作業できるように、竜人族間でコミュニティが確立されていて、隠し工房は共同の作業場。そして竜笛があれば、工房に自由に出入りすることができる。
ワタシが歩を進めると、トランも慌ててついて来る。
……
「ねぇトラン、竜人族ってなんで滅んじゃったの?」
「文献とかなにも残ってないからね、ある日突然居なくなったと伝えられてる」
「ふーん」
「ただ彼らが存在した名残として、いろんな法具や、工房とかは史跡として残ってるよ……って、習ったろ?」
「習うってどこで?」
「学校に決まってるだろ?」
学校なんかあるんかい。ワタシは肩をすくめるに留めた。変に記憶喪失と言っても信じそうにないしね。トランは続けて説明してくれた。
「竜人族は、鍛治、錬金、法具、様々な生産を得意としていた。彼等の残した遺物はどれも特級品、日用品的なものでも竜人族製ってだけで高値で取引される」
「それは知ってるわ。竜人族は物作りに長けた種族で、空間の魔素の流れを認識してる。その流れを操り、創作物に織り込むことが出来るのよね。アレは正直凄いと思う」
なぜかトランが目を丸くする
「そうなのか?、初めて知ったよ…」
あれー?、ワタシ余計なこと言った?
「…エムは竜人族に詳しいんだな、彼等は五百年も前に忽然と姿を消した。だから伝承も曖昧だよ。それなのに、まるでさも見てきたかのような物言いだね」
今のはゲーム内の設定、竜人族は普通にプレイヤーだった。でもこの世界では既に消滅した種族、同じ種族なのかは知らないけど、ゲームと違うのは『時間の流れ』と確かな『歴史』。
「ワタシ、こう見えて500歳だし」
「え!?」
「冗談よ、エルフが竜笛を持っていたという事は、この工房跡を根城に使っていると、思うべきよねー」
「ラライラは、まさかコッチにいるのか?」
「さあどうかしら、可能性は高いわね」
進んだ先で、通路は左右二手に分かれていた。竜人族の工房は全てが同じ構造で、ワタシの知る限りで、こんな構造はなかった。
「……エルフが改造した?」
「え?」
「なんでもないわ」
「どちらへいく?」
ワタシは気配を探る
「右がザワザワしてる感じだけど」
そう言ってトランは聞き耳を立てた。
「僕にはわからないが、君が言うなら右に行こう」
ワタシは進もうとしたトランの腕を掴んで引き止めた。
「ちょっと待って……ここは二手に分かれましょう」
「?、なぜ?、2人一緒に行動した方が安全だと思うが?」
安全?、あんたと2人っきりの方が危険な気がする。とは言わない。
「トランは左をお願い、ワタシは右に行くわ」
「……いや、右は僕が行こう」
「なんでよ」
「君を危険に晒す事はできない」
嘘ね
「……正直に言いなさいよ、ワタシを信用してないわよね?」
トランはため息混じりに、ワタシを冷ややかな目で見てきた。
「……申し訳ないが、今の君は信用できない、1人で行かせて、ラライラ達に危害を加える可能性が……」
「トランいい加減にしてよ!、だったら、さっきアンタを拘束した時点で、チンPじゃなくて、首を刎ねてるわ!!」
「君はそこまでする人族じゃないだろ?……」
「アンタがワタシのなにを知ってるって言うのよ」
「それは…」
「いい?、ワタシはラライラを助けたいの、冒険者だからとかじゃなくて、彼女達がワタシの友達だからよ。もしあの子達に何かする輩がいるなら、ワタシはそいつらを容赦なくぶっ殺す」
トランか何やら逡巡してる、何を考える必要があるのか。
「……エムの言いたい事はよくわからないが、ここは理解しよう」
わかんねーのかよ。
……
「じゃあそっちヨロシク」
「エム」
「ん?」
「君の事を心配しているのは、本当だ」
「はいはい」
ワタシはしっしっと手で払った。
結局トランは右へ行くと譲らなかった。だからワタシは左へ。
ザワついていたのは実は左、ワタシはトランの反応を試すために逆を言った。
「アイツ、できる奴なのか、ダメな奴なのか、よくわからないわ」
…それにしても『ラライラ』だわ。
女の子だけの4人パーティ、PTランクはC、各個人もC、エルフから冒険者組合に、保護していると、通告があった。
保護と言えば聞こえはいいが、
それはエルフとの間で取り交わされている『不可侵条約』が履行されている場合の話し。
彼女達をエルフから庇護するはずの条約は、現状不履行の状態にあるわ。現状、冒険者組合が機能していない以上、エルフは彼女達にやりたい放題。
知らぬ事とは言え、ワタシが巻き込んだ形になった。
ワタシが逃げて、ギルド本部を吹っ飛ばしたせい?、……いえ違うわ。どう考えてもクソエルフの都合のいい勝手な解釈だわ。
いずれにしても、ここでエルフを見つけて根絶やしにしてやる。
ザワつきは彼女達の気配とは思えない。エルフかというと微妙な所よね。なんだろう、もっとたくさんの……
「!」
突然、何かが飛んで来た。
ワタシはそれを咄嗟に剣で払い落とした。
投擲剣?
「おやおや?、コレはコレは、エムちゃん。魔物かと思ったよ」
「な、なんで、アンタがここにいんのよ、モー」
「1人で来たのかなー?」
冒険者ランクBのモーと、その徒党の仲間連中。
ギルドの中でも、何かとワタシにHを迫っては身体を触って来る犯罪的にスケベな奴らだわ。
モーに至っては、ラライラ捜索の際、エルフの寄生チンPに操られ、私を押し倒した。
「どっから入って来たのよ」
「いやー?、なんか突然迷宮内部が変化してな?」
巻き込まれた??
「なんで……」
「トランの野郎と、アルラマージがコソコソなんかしてるから、追て来たんだよ」
鼻の良い連中だわ。
「するとどうだ、噂のエムちゃんがいるじゃないか」
「噂ってなによ」
「エムちゃんがラライラを罠に嵌めたってな」
「……ワタシはトランと一緒に、そのラライラを探しに来たのよ、そんな事するわけないでしょ」
「あー?、トラン?、いないじゃないか」
「別の場所にいるわ、呼べばすぐ来るわよ」
「ほんとかー?」
モーは私の身体を舐めるように見回してる、コイツあの時の記憶があるのかしら?
「ねぇ、モー、この間のラライラ捜索の時の事って覚えてるの?」
「ああ?…あー、いやぁ?、気が付いたらなんでか下半身丸出しで寝てたぜ、おれのアソコが風邪ひいて曲っちまったよ」
といって下卑た笑いをするモー、仲間も笑ってる。
でも曲ったのは私が切ってくっつけたからよ
とは言わない。
「なんでそんな事聞くんだよ、エムちゃん」
「いえ別に、もういいでしょ、じゃ」
さりげなく、踵を返して立ち去ろうとしたけど…
「まあ、待てよエムちゃん」
後ろにもいつの間にか男達がいた。ここまで一歩道だったのに、コイツらどこから来た?
6人に囲まれた、それもこいつらこの間の、ラライラ捜索隊の面々、顔を覚えてる、全員寄生チンPでワタシをマワした奴らだ。
そろいもそろってランクB、剣士3人、斥候1人、魔法使い2人
このシチュエーションは、ちょっとまずいわね…
「こんな所で女1人は危ないだろ?、俺たちと一緒にラライラを探しに行こうじゃないか」
いやいや、一緒だなんて身の毛もよだつ。
「ワタシはトランと一緒だって言ったでしょ?、アンタ達は、アンタ達で探しなさいよ」
「……おい、後ろのお前ら、トランの坊主を見たか?」
「いや?見なかったな」
モーは顎を触った。そしてククっと笑う。
「じゃあまぁ、ここで会ったのも何かの縁だ、1人一発ずつやらせてくれや」
「なんでそうなんのよ、バカじゃないの?」
「優しくしキモチ良くしてやるから、な?」
な?、じゃねーわ
「お断りよ、シネ」
「全く、しょうがない女だなー」
モーは抜剣しニヤッと笑い、周りの男達もイヤラシイ笑いを浮かべてそれぞれが構えた。
結局こうなるのよね。
…
ダンジョン内に響き渡る剣戟の音
「クソっ!、なんだこのアマ!、本当にランクDなのか!?、って、いうかテメェ魔法士だろぉが!」
モーは剣を弾かれ悪態をついてる。
トランもそうだけど、ワタシ魔法士だなんて言ったっけ?、ギルドに職業を申告してないんだけど…
それでもワタシを犯す気満々のモー一行、ワタシの方が圧倒的不利な状況
エルフなら容赦なくぶった斬る、でもこいつらはゲスだけど腐っても冒険者、命まで取ると後々面倒が起きる。
正当防衛で痛めつけちゃっても止む無しだけど…さすがランクBと言いたい、ワタシの剣技だけじゃ捌くのか精一杯。魔法が使えないから気絶も狙えないし、鋼糸も多人数では有用じゃない。
とにかく魔法が使えないのが痛いわ
対人戦で有用な他のアイテムは持ってきてないし…
膠着状態、このままだとエルフにも気づかれる…
そんなことを考えながら、戦闘をこなしていたら突然バッ!とあたりが真っ白くなった。
「きゃっ!」
閃光魔法!?、しまったっ!
モーたちは剣を投げ捨て、飛び掛かって来た、目が見えない、気配だけでとっさに身体をひねり、一人の腕を掴みもう一つの気配に向かって投げ飛ばす、でも後ろから抱き着かれた、そして前からも、そのまま二人掛で地面に押し倒された。ワタシは身をよじり、前の奴の股間を蹴り上げた。
でもびくともしない。
「そう言うのは効かねーよ」
モーの声だ
「なんで?、股間保護でもしてんの!?」
「当たり、お前みたいに、容赦なく男の急所を狙って来る女が多いからな」
常習犯め!!
ワタシはなんとか抑え込みを脱しようともがくが、そのうちに4人に抑え込まれ、ついに拘束されてしまった。
…
モー達に捕まった。
その後は、いうまでもないわ
「あ、いや、あっ」
ワタシの装備をはがしたモーたちは、ワタシの両腕を縛り、その卑猥な手つきで、ワタシの乳房や、股間をなぶりまわして来た。こいつらとい、鍛冶屋や木こりのオジ様たちと言い、なんでこんなにHがうまいのよ!
「くはー、やっぱりいい身体してやがるぜ」
モーがよだれを垂らしてる、うわっやめて、キモっ
「へっへっへ、中々にてこずらせてくれたぜ、エムちゃんよ」
モーがワタシの首筋に吸い付いてきた
ああ、なんでビクビクって反応知っちゃうのよ、ワタシ!
「こんなんで感じちゃうのかよ、ヘンタイか、可愛い女だぜ」
うう、ゲスに変態って言われた
「こいつ、なんで魔法使わなかったんだ?」
「はじめっから俺たちとヤリたかったんだろ?、回りくどい女だな、エムちゃんよ」
なんの理論よ、こっちは魔法を封じられて…
モーはズボンを下ろすと、ワタシの股を割って腰を入れてきた。
「なっ、いや!!」
「おい、俺が先でいいよな?」
「しょうがねーな、早くマワせよ」
「じゃ、ま、遠慮なく……」
モーは自らのチンPを握りしめ、ワタシの秘穴に当ててきた。
「や、やめて!、いやぁん!!」
「今さら往生際がわりいぞ?」
ズぬっと、モーの太いチンPが入って来た。
ワタシが一度切り落としてつなげたソレは、本当に曲ったままだった。
「んなぁ!!、ああっ!!」
「おお、すげーすげー、締まってて、吸い付いてくるぜ、な?いいだろ俺の息子ちゃんはよ?」
「モ、モー、お、覚えてなさいよ」
モーは笑いながら、腰を突き上げてきた。
「なにをだ?、あ?、逆に忘れられなくしてやるよ、おら!!」
「いやっ!、あっ!」
モーがズンっと腰を突き上げた。
ひっ!いっ!な、寄生チンPの時より……なによこれっ!?
「ああ俺は覚えてるぞ、この身体、お前の中、これよこれ、んん、実にいいな」
覚えてる? ダンジョンの寄生チンPで操られた時の事?
だってさっき……、で、でも、なんなのコイツ、こんな大きかった?、や、なにこれ、あ、ダメっ!
「お前は、まだ気づいてないのか?」
「え、え?」
「我らを冒険者だとでも思ったのか?」
モーが今までの雰囲気とは打って変わり、不気味にニヤリと笑って……
「んな、ま、まさか…ひあああっ!?」
突然、体を凄まじい絶頂が襲った、ワタシは体を跳ね上げのけぞった
んあああっ!あああああ!! やだ、これあああ
催淫効果だった、背中が疼き、ワタシの身体を支配し始めた
「くっくっくっく、中々いい演出だっただろう?、こんな簡単な罠にかかるとは」
「え、エルフ…」
モーじゃない、ワタシを犯していたのはエルフ、それもここにいる全員、奴らは冒険者に化けていた、なんで、こんな…
「言っただろう?、我らはいつでもお前を襲える、いつでも見ていると」
「ひぎっ!、いっ、あっ」
「お前のおかげで、呪具も改良された、今お前の中に入っているのはまさにそれだ」
「あ?、ひ、か、改良…?」
「お前たち、人族にしてみれば、エルフなど皆同じにみえるか?、我を個体として覚えているか?、我はこれでお前と交わるのは4度目だぞ」
「よ、よんどめ?、まさか、あ、あの、え、エル、ふ?」
「宿で、街で、森で、さんざんかわいがってやっただろ?、まあ、お前に一度は去勢はされてしまったがな」
「や、なん、で、ここ、いぐっ!!、ひっ!、だって、衛士隊に……」
「衛士隊に捕まったはずだと言いたいのか?、ああ、たしかに我らは捕らえられた。だがな我らはバンコー幹部だ、人族の女、お前は等級D、天秤にかけた時、どちらが優先されると思ってる?」
「そ、そんな……」
「この新しい呪具と、『魔封』を施されたお前は、もう我らには抗えない、永遠に性奴隷にしてやる」
「んああっ!、あああ!、や、いくっ!、ヤダっ、いくっ!、ああっ!!」
何もできない
なんで
こんなに何回もエルフにヤられちゃうの
なんで
アクメがすごい、呪具が奥まで入って…中に熱いものを注がれて……
ああ、絶頂が止まらない
ダメ、トラン、お願い助けてぇ
……
残るは、チンカストラン君。コイツ、どうしてやろうかしら?、このまま放って置くと、ワタシに対する害悪にしかならないわ。
成り行きとは言え、なんでこんなヤツとHしちゃったのかしら、一生の不覚……いえ、いつも不覚をとってるわね。
いっそここで去勢しちゃおうかしら…
そうすればワタシのミッションは完遂。
とは言え、今ここですると後々面倒臭い予感がする。
「トラン、ワタシはもう一度迷宮に行って来るわ」
「…なぜ?」
「……なぜって、ラライラを探しによ」
「エルフと性行為に及ぶためじゃないのか?」
ブチっ(怒)、ワタシの堪忍袋の緒がきれた。
「この!、クサレ冒険者!!」
ワタシは縛られたままの、トランをしこたま蹴って踏みつけた。
「や、やめてくれ!、エム!」
「なんでワタシが、クソエルフに身体売る話になんのよ!!、アホ!!、ボケ!、カスっ!!、シネ!!」
とにかく踏みつける、なのにコイツ、なんか全然効いてない気がする。
「い、いや、だって君は、自分からエルフと交わったと昨日言ってたじゃないか…」
「その会話だけを切り取ってんじゃ無いわよ!」
なおも踏みつけ、それからトランの胸ぐらを掴んで引き寄せた。
「冗談よね?、今の冗談よねー?、トランくーん?」
「ああ、す、すまない、じょ、冗談だ」
「嘘つけ!」
ワタシの腰を入れた右拳が、トランの左頬に炸裂、頭が地面にめり込んだ。
だけど。
「イッターい!!」
ワタシは右手首を押さえてピョンピョンと飛び回った。
「なに強化魔法なんか掛けてんのよ!、ワタシが手首痛めたじゃないのよ!」
トランがフフっとドヤ顔で笑ってる。クソっ!、なにコイツ!
「僕の装備には、ある一定以下の打撃は無効にする常時防御結界が掛かっているんだ」
一定の打撃って、なにその中途半端な装備。
「だから痛くないよ」
トランが爽やかに微笑んでる、キモい、すげームカつく。
チンPぶった斬るぞ、コノヤロウ!
…
そんなことより、
ワタシは岩肌にポッカリと開いた、エルフが潜むダンジョンの入口を凝視する。
普通に迷宮の入口なのよね、でも違和感がある。
すると…これだわ。
『竜笛』
竜笛は吹けば美しい音色を奏でる楽器。でもワタシは突然に思い出した。コイツの本来の使用方法は別にある。コレはゲーム世界にも存在した。
『竜笛』は魔力を注ぐ事で『鍵』の役割を持つ『法具』
魔力を注ぐ。今ワタシがそれをすると、股間を得体の知れないモノにヌルんと突かれ、悶え、催淫に苛まれてしまうという、クソエロいエルフの呪いにかかってる。
卑猥過ぎる。
チラッと、後ろのトランを見た。
縛られたままのトランが、キョトンとした顔をしてコチラを見てる。
「なによ?」
「なあエム、いい加減この拘束を解いてくれないか?」
「自力で解けば?」
「肉に食い込んで切れそうだ、無理だ、君が解いてくれ」
ワタシは舌打ちした。
「嫌よ、後ろから襲われて強姦されるなんて」
「な、なんで僕がそんなことするんだ!、するわけないだろ!?」
男なんて信用できないわ。それに、トランの無自覚な迷惑行動自体がワタシを危険に晒すのよ。…と、自己中で、オツムが弱いトランに言っても無駄だけどね。
まぁ、1人より2人がいいし、何より証人として使える……
……使えるのかしら?
「……じゃあトラン、鋼糸解くけど、もしワタシにイヤラシイことしたら、チンPぶった斬るからね」
「下品な」
「黙れ、このままここに放っていくわよ?」
「…わかった」
「じゃあいい?、解いたら、中に入った所で竜笛に魔力を注いで」
「え?、竜笛に?、魔力を注ぐ??、どういう事だ?」
「できるの?、できないの?、どっちかで答えて」
「僕は魔法士じゃないし、回復魔法しかできないぞ?、君がやればいいだろ?」
コイツ、YES、Noで答えろって言ってんのに…
「今のワタシじゃ出来ないから言ってんのよ、それにほんの少しの魔力でいいのよ」
「…わかった」
なに不貞腐れてんのよ、コノヤロウ
ワタシは警戒しつつ、トランの拘束を解き、ワタシ達はダンジョンへと入った。
少しいった先で立ち止まり、ワタシはトランに竜笛を手渡した。
「この辺でやって」
「一体なんだと言うんだ……」
トランが竜笛に魔力を注ぐ、すると…
ビンゴ!
「な、なんだこれは?」
ダンジョン内部が変化し、石組の通路へと変化した。
「竜人族の……そうね、隠し工房よ、工房と言っても造りは迷宮だけどね。その笛は隠蔽された工房を明らかにする道具なのよ」
「竜人族の隠し工房!?」
竜人族は、鍛冶や錬金などの工房を、あちこちに隠し持っている。それは拠点を変えても迅速に作業できるように、竜人族間でコミュニティが確立されていて、隠し工房は共同の作業場。そして竜笛があれば、工房に自由に出入りすることができる。
ワタシが歩を進めると、トランも慌ててついて来る。
……
「ねぇトラン、竜人族ってなんで滅んじゃったの?」
「文献とかなにも残ってないからね、ある日突然居なくなったと伝えられてる」
「ふーん」
「ただ彼らが存在した名残として、いろんな法具や、工房とかは史跡として残ってるよ……って、習ったろ?」
「習うってどこで?」
「学校に決まってるだろ?」
学校なんかあるんかい。ワタシは肩をすくめるに留めた。変に記憶喪失と言っても信じそうにないしね。トランは続けて説明してくれた。
「竜人族は、鍛治、錬金、法具、様々な生産を得意としていた。彼等の残した遺物はどれも特級品、日用品的なものでも竜人族製ってだけで高値で取引される」
「それは知ってるわ。竜人族は物作りに長けた種族で、空間の魔素の流れを認識してる。その流れを操り、創作物に織り込むことが出来るのよね。アレは正直凄いと思う」
なぜかトランが目を丸くする
「そうなのか?、初めて知ったよ…」
あれー?、ワタシ余計なこと言った?
「…エムは竜人族に詳しいんだな、彼等は五百年も前に忽然と姿を消した。だから伝承も曖昧だよ。それなのに、まるでさも見てきたかのような物言いだね」
今のはゲーム内の設定、竜人族は普通にプレイヤーだった。でもこの世界では既に消滅した種族、同じ種族なのかは知らないけど、ゲームと違うのは『時間の流れ』と確かな『歴史』。
「ワタシ、こう見えて500歳だし」
「え!?」
「冗談よ、エルフが竜笛を持っていたという事は、この工房跡を根城に使っていると、思うべきよねー」
「ラライラは、まさかコッチにいるのか?」
「さあどうかしら、可能性は高いわね」
進んだ先で、通路は左右二手に分かれていた。竜人族の工房は全てが同じ構造で、ワタシの知る限りで、こんな構造はなかった。
「……エルフが改造した?」
「え?」
「なんでもないわ」
「どちらへいく?」
ワタシは気配を探る
「右がザワザワしてる感じだけど」
そう言ってトランは聞き耳を立てた。
「僕にはわからないが、君が言うなら右に行こう」
ワタシは進もうとしたトランの腕を掴んで引き止めた。
「ちょっと待って……ここは二手に分かれましょう」
「?、なぜ?、2人一緒に行動した方が安全だと思うが?」
安全?、あんたと2人っきりの方が危険な気がする。とは言わない。
「トランは左をお願い、ワタシは右に行くわ」
「……いや、右は僕が行こう」
「なんでよ」
「君を危険に晒す事はできない」
嘘ね
「……正直に言いなさいよ、ワタシを信用してないわよね?」
トランはため息混じりに、ワタシを冷ややかな目で見てきた。
「……申し訳ないが、今の君は信用できない、1人で行かせて、ラライラ達に危害を加える可能性が……」
「トランいい加減にしてよ!、だったら、さっきアンタを拘束した時点で、チンPじゃなくて、首を刎ねてるわ!!」
「君はそこまでする人族じゃないだろ?……」
「アンタがワタシのなにを知ってるって言うのよ」
「それは…」
「いい?、ワタシはラライラを助けたいの、冒険者だからとかじゃなくて、彼女達がワタシの友達だからよ。もしあの子達に何かする輩がいるなら、ワタシはそいつらを容赦なくぶっ殺す」
トランか何やら逡巡してる、何を考える必要があるのか。
「……エムの言いたい事はよくわからないが、ここは理解しよう」
わかんねーのかよ。
……
「じゃあそっちヨロシク」
「エム」
「ん?」
「君の事を心配しているのは、本当だ」
「はいはい」
ワタシはしっしっと手で払った。
結局トランは右へ行くと譲らなかった。だからワタシは左へ。
ザワついていたのは実は左、ワタシはトランの反応を試すために逆を言った。
「アイツ、できる奴なのか、ダメな奴なのか、よくわからないわ」
…それにしても『ラライラ』だわ。
女の子だけの4人パーティ、PTランクはC、各個人もC、エルフから冒険者組合に、保護していると、通告があった。
保護と言えば聞こえはいいが、
それはエルフとの間で取り交わされている『不可侵条約』が履行されている場合の話し。
彼女達をエルフから庇護するはずの条約は、現状不履行の状態にあるわ。現状、冒険者組合が機能していない以上、エルフは彼女達にやりたい放題。
知らぬ事とは言え、ワタシが巻き込んだ形になった。
ワタシが逃げて、ギルド本部を吹っ飛ばしたせい?、……いえ違うわ。どう考えてもクソエルフの都合のいい勝手な解釈だわ。
いずれにしても、ここでエルフを見つけて根絶やしにしてやる。
ザワつきは彼女達の気配とは思えない。エルフかというと微妙な所よね。なんだろう、もっとたくさんの……
「!」
突然、何かが飛んで来た。
ワタシはそれを咄嗟に剣で払い落とした。
投擲剣?
「おやおや?、コレはコレは、エムちゃん。魔物かと思ったよ」
「な、なんで、アンタがここにいんのよ、モー」
「1人で来たのかなー?」
冒険者ランクBのモーと、その徒党の仲間連中。
ギルドの中でも、何かとワタシにHを迫っては身体を触って来る犯罪的にスケベな奴らだわ。
モーに至っては、ラライラ捜索の際、エルフの寄生チンPに操られ、私を押し倒した。
「どっから入って来たのよ」
「いやー?、なんか突然迷宮内部が変化してな?」
巻き込まれた??
「なんで……」
「トランの野郎と、アルラマージがコソコソなんかしてるから、追て来たんだよ」
鼻の良い連中だわ。
「するとどうだ、噂のエムちゃんがいるじゃないか」
「噂ってなによ」
「エムちゃんがラライラを罠に嵌めたってな」
「……ワタシはトランと一緒に、そのラライラを探しに来たのよ、そんな事するわけないでしょ」
「あー?、トラン?、いないじゃないか」
「別の場所にいるわ、呼べばすぐ来るわよ」
「ほんとかー?」
モーは私の身体を舐めるように見回してる、コイツあの時の記憶があるのかしら?
「ねぇ、モー、この間のラライラ捜索の時の事って覚えてるの?」
「ああ?…あー、いやぁ?、気が付いたらなんでか下半身丸出しで寝てたぜ、おれのアソコが風邪ひいて曲っちまったよ」
といって下卑た笑いをするモー、仲間も笑ってる。
でも曲ったのは私が切ってくっつけたからよ
とは言わない。
「なんでそんな事聞くんだよ、エムちゃん」
「いえ別に、もういいでしょ、じゃ」
さりげなく、踵を返して立ち去ろうとしたけど…
「まあ、待てよエムちゃん」
後ろにもいつの間にか男達がいた。ここまで一歩道だったのに、コイツらどこから来た?
6人に囲まれた、それもこいつらこの間の、ラライラ捜索隊の面々、顔を覚えてる、全員寄生チンPでワタシをマワした奴らだ。
そろいもそろってランクB、剣士3人、斥候1人、魔法使い2人
このシチュエーションは、ちょっとまずいわね…
「こんな所で女1人は危ないだろ?、俺たちと一緒にラライラを探しに行こうじゃないか」
いやいや、一緒だなんて身の毛もよだつ。
「ワタシはトランと一緒だって言ったでしょ?、アンタ達は、アンタ達で探しなさいよ」
「……おい、後ろのお前ら、トランの坊主を見たか?」
「いや?見なかったな」
モーは顎を触った。そしてククっと笑う。
「じゃあまぁ、ここで会ったのも何かの縁だ、1人一発ずつやらせてくれや」
「なんでそうなんのよ、バカじゃないの?」
「優しくしキモチ良くしてやるから、な?」
な?、じゃねーわ
「お断りよ、シネ」
「全く、しょうがない女だなー」
モーは抜剣しニヤッと笑い、周りの男達もイヤラシイ笑いを浮かべてそれぞれが構えた。
結局こうなるのよね。
…
ダンジョン内に響き渡る剣戟の音
「クソっ!、なんだこのアマ!、本当にランクDなのか!?、って、いうかテメェ魔法士だろぉが!」
モーは剣を弾かれ悪態をついてる。
トランもそうだけど、ワタシ魔法士だなんて言ったっけ?、ギルドに職業を申告してないんだけど…
それでもワタシを犯す気満々のモー一行、ワタシの方が圧倒的不利な状況
エルフなら容赦なくぶった斬る、でもこいつらはゲスだけど腐っても冒険者、命まで取ると後々面倒が起きる。
正当防衛で痛めつけちゃっても止む無しだけど…さすがランクBと言いたい、ワタシの剣技だけじゃ捌くのか精一杯。魔法が使えないから気絶も狙えないし、鋼糸も多人数では有用じゃない。
とにかく魔法が使えないのが痛いわ
対人戦で有用な他のアイテムは持ってきてないし…
膠着状態、このままだとエルフにも気づかれる…
そんなことを考えながら、戦闘をこなしていたら突然バッ!とあたりが真っ白くなった。
「きゃっ!」
閃光魔法!?、しまったっ!
モーたちは剣を投げ捨て、飛び掛かって来た、目が見えない、気配だけでとっさに身体をひねり、一人の腕を掴みもう一つの気配に向かって投げ飛ばす、でも後ろから抱き着かれた、そして前からも、そのまま二人掛で地面に押し倒された。ワタシは身をよじり、前の奴の股間を蹴り上げた。
でもびくともしない。
「そう言うのは効かねーよ」
モーの声だ
「なんで?、股間保護でもしてんの!?」
「当たり、お前みたいに、容赦なく男の急所を狙って来る女が多いからな」
常習犯め!!
ワタシはなんとか抑え込みを脱しようともがくが、そのうちに4人に抑え込まれ、ついに拘束されてしまった。
…
モー達に捕まった。
その後は、いうまでもないわ
「あ、いや、あっ」
ワタシの装備をはがしたモーたちは、ワタシの両腕を縛り、その卑猥な手つきで、ワタシの乳房や、股間をなぶりまわして来た。こいつらとい、鍛冶屋や木こりのオジ様たちと言い、なんでこんなにHがうまいのよ!
「くはー、やっぱりいい身体してやがるぜ」
モーがよだれを垂らしてる、うわっやめて、キモっ
「へっへっへ、中々にてこずらせてくれたぜ、エムちゃんよ」
モーがワタシの首筋に吸い付いてきた
ああ、なんでビクビクって反応知っちゃうのよ、ワタシ!
「こんなんで感じちゃうのかよ、ヘンタイか、可愛い女だぜ」
うう、ゲスに変態って言われた
「こいつ、なんで魔法使わなかったんだ?」
「はじめっから俺たちとヤリたかったんだろ?、回りくどい女だな、エムちゃんよ」
なんの理論よ、こっちは魔法を封じられて…
モーはズボンを下ろすと、ワタシの股を割って腰を入れてきた。
「なっ、いや!!」
「おい、俺が先でいいよな?」
「しょうがねーな、早くマワせよ」
「じゃ、ま、遠慮なく……」
モーは自らのチンPを握りしめ、ワタシの秘穴に当ててきた。
「や、やめて!、いやぁん!!」
「今さら往生際がわりいぞ?」
ズぬっと、モーの太いチンPが入って来た。
ワタシが一度切り落としてつなげたソレは、本当に曲ったままだった。
「んなぁ!!、ああっ!!」
「おお、すげーすげー、締まってて、吸い付いてくるぜ、な?いいだろ俺の息子ちゃんはよ?」
「モ、モー、お、覚えてなさいよ」
モーは笑いながら、腰を突き上げてきた。
「なにをだ?、あ?、逆に忘れられなくしてやるよ、おら!!」
「いやっ!、あっ!」
モーがズンっと腰を突き上げた。
ひっ!いっ!な、寄生チンPの時より……なによこれっ!?
「ああ俺は覚えてるぞ、この身体、お前の中、これよこれ、んん、実にいいな」
覚えてる? ダンジョンの寄生チンPで操られた時の事?
だってさっき……、で、でも、なんなのコイツ、こんな大きかった?、や、なにこれ、あ、ダメっ!
「お前は、まだ気づいてないのか?」
「え、え?」
「我らを冒険者だとでも思ったのか?」
モーが今までの雰囲気とは打って変わり、不気味にニヤリと笑って……
「んな、ま、まさか…ひあああっ!?」
突然、体を凄まじい絶頂が襲った、ワタシは体を跳ね上げのけぞった
んあああっ!あああああ!! やだ、これあああ
催淫効果だった、背中が疼き、ワタシの身体を支配し始めた
「くっくっくっく、中々いい演出だっただろう?、こんな簡単な罠にかかるとは」
「え、エルフ…」
モーじゃない、ワタシを犯していたのはエルフ、それもここにいる全員、奴らは冒険者に化けていた、なんで、こんな…
「言っただろう?、我らはいつでもお前を襲える、いつでも見ていると」
「ひぎっ!、いっ、あっ」
「お前のおかげで、呪具も改良された、今お前の中に入っているのはまさにそれだ」
「あ?、ひ、か、改良…?」
「お前たち、人族にしてみれば、エルフなど皆同じにみえるか?、我を個体として覚えているか?、我はこれでお前と交わるのは4度目だぞ」
「よ、よんどめ?、まさか、あ、あの、え、エル、ふ?」
「宿で、街で、森で、さんざんかわいがってやっただろ?、まあ、お前に一度は去勢はされてしまったがな」
「や、なん、で、ここ、いぐっ!!、ひっ!、だって、衛士隊に……」
「衛士隊に捕まったはずだと言いたいのか?、ああ、たしかに我らは捕らえられた。だがな我らはバンコー幹部だ、人族の女、お前は等級D、天秤にかけた時、どちらが優先されると思ってる?」
「そ、そんな……」
「この新しい呪具と、『魔封』を施されたお前は、もう我らには抗えない、永遠に性奴隷にしてやる」
「んああっ!、あああ!、や、いくっ!、ヤダっ、いくっ!、ああっ!!」
何もできない
なんで
こんなに何回もエルフにヤられちゃうの
なんで
アクメがすごい、呪具が奥まで入って…中に熱いものを注がれて……
ああ、絶頂が止まらない
ダメ、トラン、お願い助けてぇ
……
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