126 / 780
レストランに行く前に 編
癒してくれよ ☆
しおりを挟む
「別に責めてねーだろ。お前は『うまいうまい』って飯を食ってりゃいいんだよ。体型を好きになった訳じゃねぇんだから、気にすんな」
「そうやって甘やかしたら、つけ上がるからヤメテ!」
悲鳴じみた声で拒絶すると、尊さんはニヤァ……と悪く笑った。
「んー? 甘やかしたらお前がどんだけ駄目人間になるか、見てみたいなぁ」
「イヤアアアア! ヤメテ!!」
ゾワッとした私は悲鳴を上げ、ポーチにコスメをしまっていそいそと洗面所を出る。
「待てよ、オラ。望みを叶えてやるから言え」
「ランプの魔神、押し売りバージョン!」
尊さんは私を捕まえようとし、私は広いリビングダイニングを逃げ回る。
「わっ!」
「あぶね!」
と、急いでいたあまり何もない所で転びかけ、尊さんが私の腕をグイッと引いた。
私はそのまま彼の腕の中に仰向けに倒れ込み、まるでタンゴでも踊ってるようなポーズで見つめ合ってしまった。
尊さんは少し驚いたように瞠目したあと、目の奥に妖しい光を宿らせた。
彼はそのまま顔を傾け、私にキスしかける。
「だ……っ、駄目……っ、~~~~リップ……」
弱々しく言って両手で尊さんの胸板を押すと、彼は「ああ……」と思いだしてから小さく舌打ちした。
そしてじっとりとした目で睨んでから、私を寝室まで運んでベッドに座らせた。
「え……?」
「唇にキスしなきゃいいんだろ」
私の前に跪いた尊さんは、上目遣いでこちらを見て妖艶に笑う。
嫌な予感がして立とうとしたけれど、スカートの裾に手を入れられる。
「ちょ……っ」
そのまま、あっという間に太腿まで脚を露わにされてしまった。
私の脚を広げさせた尊さんは、残念そうに笑う。
「あぁ、そっか。ストッキングも買ってきてもらったんだっけ。素足じゃねぇのが惜しいな」
呟いてから、彼はスルスルと私の脚を撫でながら、内腿にキスをしてきた。
「ん……っ、や……」
温かい吐息が掛かるけれど、ストッキング越しなのがもどかしい。
「やっぱり、舐められないのはつまんねぇな」
尊さんはそう呟き、ストッキング越しにあむっと私の太腿に噛み付いてきた。
「んっ! ん、ぁ、あっ」
同時に彼は秘部に手を押し当て、薄い布地越しに淫芽を探し当てるとカリカリと引っ掻いてきた。
「やっ……、待って、……あの……っ」
弱々しく抵抗すると、尊さんは私をベッドに押し倒し、耳元で囁いてきた。
「俺、可哀想だろ? 怜香にいじめられて、何もかも失って」
愉悦の籠もった声で言った彼は、フッと私の耳に息を吹きかけてくる。
『いじめられて』なんて可愛い表現をする辺り、これは絶対本気じゃない。ネタにして私に言う事を聞かせようとしてるだけだ。
分かっていても、ここまでされると逆らえない自分がいる。
加えてどうすれば私が気持ちよくなるか十分に知っている尊さんは、執拗に淫芽をカリカリと引っ掻き、快楽の熾火を育てようとしている。
「待って……。ご飯食べるんでしょう? んっ」
口答えすると、イヤリングを外されてカプッと耳を噛まれた。
「癒してくれよ」
いつになく甘えた声で言われ、胸の奥がキュッとなる。
(そんなふうに言われたら、断れないじゃない。……いや断るつもりもないんだけど……)
耳元ではゼロ距離でピチャピチャと外耳を舐める音がし、熱い吐息も掛かってゾクゾクしてしまう。
気がつけば私は自分を抱き締めるように両腕を回し、彼に知られないようにこっそり服越しに乳首に触ってしまっていた。
熱く荒々しい呼吸を耳朶に掛けられ、淫芽を刺激され続けて、ジワジワと悦楽がこみ上げてくる。
(……あ……、達けるかも……)
うっとりと目を閉じて思った時、乳首に触れていた手を掴まれ、私はドキンッと胸を高鳴らせて目を見開いた。
すると尊さんは意地悪そうに目を細め、私の手を自身の股間に導いた。
「あ……」
そこに触れた私は、発情した声を漏らす。
いつも遠慮なしに抱かれているけれど、フェラをした事はない。
前にしようとしたら、『教え込むまでやるな』と言われてそのままだった。
だから私からは触っていなかったんだけど……。
「……触って、……いいんですか?」
尋ねると、尊さんは笑みを深めた。
「そうやって甘やかしたら、つけ上がるからヤメテ!」
悲鳴じみた声で拒絶すると、尊さんはニヤァ……と悪く笑った。
「んー? 甘やかしたらお前がどんだけ駄目人間になるか、見てみたいなぁ」
「イヤアアアア! ヤメテ!!」
ゾワッとした私は悲鳴を上げ、ポーチにコスメをしまっていそいそと洗面所を出る。
「待てよ、オラ。望みを叶えてやるから言え」
「ランプの魔神、押し売りバージョン!」
尊さんは私を捕まえようとし、私は広いリビングダイニングを逃げ回る。
「わっ!」
「あぶね!」
と、急いでいたあまり何もない所で転びかけ、尊さんが私の腕をグイッと引いた。
私はそのまま彼の腕の中に仰向けに倒れ込み、まるでタンゴでも踊ってるようなポーズで見つめ合ってしまった。
尊さんは少し驚いたように瞠目したあと、目の奥に妖しい光を宿らせた。
彼はそのまま顔を傾け、私にキスしかける。
「だ……っ、駄目……っ、~~~~リップ……」
弱々しく言って両手で尊さんの胸板を押すと、彼は「ああ……」と思いだしてから小さく舌打ちした。
そしてじっとりとした目で睨んでから、私を寝室まで運んでベッドに座らせた。
「え……?」
「唇にキスしなきゃいいんだろ」
私の前に跪いた尊さんは、上目遣いでこちらを見て妖艶に笑う。
嫌な予感がして立とうとしたけれど、スカートの裾に手を入れられる。
「ちょ……っ」
そのまま、あっという間に太腿まで脚を露わにされてしまった。
私の脚を広げさせた尊さんは、残念そうに笑う。
「あぁ、そっか。ストッキングも買ってきてもらったんだっけ。素足じゃねぇのが惜しいな」
呟いてから、彼はスルスルと私の脚を撫でながら、内腿にキスをしてきた。
「ん……っ、や……」
温かい吐息が掛かるけれど、ストッキング越しなのがもどかしい。
「やっぱり、舐められないのはつまんねぇな」
尊さんはそう呟き、ストッキング越しにあむっと私の太腿に噛み付いてきた。
「んっ! ん、ぁ、あっ」
同時に彼は秘部に手を押し当て、薄い布地越しに淫芽を探し当てるとカリカリと引っ掻いてきた。
「やっ……、待って、……あの……っ」
弱々しく抵抗すると、尊さんは私をベッドに押し倒し、耳元で囁いてきた。
「俺、可哀想だろ? 怜香にいじめられて、何もかも失って」
愉悦の籠もった声で言った彼は、フッと私の耳に息を吹きかけてくる。
『いじめられて』なんて可愛い表現をする辺り、これは絶対本気じゃない。ネタにして私に言う事を聞かせようとしてるだけだ。
分かっていても、ここまでされると逆らえない自分がいる。
加えてどうすれば私が気持ちよくなるか十分に知っている尊さんは、執拗に淫芽をカリカリと引っ掻き、快楽の熾火を育てようとしている。
「待って……。ご飯食べるんでしょう? んっ」
口答えすると、イヤリングを外されてカプッと耳を噛まれた。
「癒してくれよ」
いつになく甘えた声で言われ、胸の奥がキュッとなる。
(そんなふうに言われたら、断れないじゃない。……いや断るつもりもないんだけど……)
耳元ではゼロ距離でピチャピチャと外耳を舐める音がし、熱い吐息も掛かってゾクゾクしてしまう。
気がつけば私は自分を抱き締めるように両腕を回し、彼に知られないようにこっそり服越しに乳首に触ってしまっていた。
熱く荒々しい呼吸を耳朶に掛けられ、淫芽を刺激され続けて、ジワジワと悦楽がこみ上げてくる。
(……あ……、達けるかも……)
うっとりと目を閉じて思った時、乳首に触れていた手を掴まれ、私はドキンッと胸を高鳴らせて目を見開いた。
すると尊さんは意地悪そうに目を細め、私の手を自身の股間に導いた。
「あ……」
そこに触れた私は、発情した声を漏らす。
いつも遠慮なしに抱かれているけれど、フェラをした事はない。
前にしようとしたら、『教え込むまでやるな』と言われてそのままだった。
だから私からは触っていなかったんだけど……。
「……触って、……いいんですか?」
尋ねると、尊さんは笑みを深めた。
127
あなたにおすすめの小説
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
【完結】広間でドレスを脱ぎ捨てた公爵令嬢は優しい香りに包まれる【短編】
青波鳩子
恋愛
シャーリー・フォークナー公爵令嬢は、この国の第一王子であり婚約者であるゼブロン・メルレアンに呼び出されていた。
婚約破棄は皆の総意だと言われたシャーリーは、ゼブロンの友人たちの総意では受け入れられないと、王宮で働く者たちの意見を集めて欲しいと言う。
そんなことを言いだすシャーリーを小馬鹿にするゼブロンと取り巻きの生徒会役員たち。
それで納得してくれるのならと卒業パーティ会場から王宮へ向かう。
ゼブロンは自分が住まう王宮で集めた意見が自分と食い違っていることに茫然とする。
*別サイトにアップ済みで、加筆改稿しています。
*約2万字の短編です。
*完結しています。
*11月8日22時に1、2、3話、11月9日10時に4、5、最終話を投稿します。
拗れた恋の行方
音爽(ネソウ)
恋愛
どうしてあの人はワザと絡んで意地悪をするの?
理解できない子爵令嬢のナリレットは幼少期から悩んでいた。
大切にしていた亡き祖母の髪飾りを隠され、ボロボロにされて……。
彼女は次第に恨むようになっていく。
隣に住む男爵家の次男グランはナリレットに焦がれていた。
しかし、素直になれないまま今日もナリレットに意地悪をするのだった。
地味な私を捨てた元婚約者にざまぁ返し!私の才能に惚れたハイスペ社長にスカウトされ溺愛されてます
久遠翠
恋愛
「君は、可愛げがない。いつも数字しか見ていないじゃないか」
大手商社に勤める地味なOL・相沢美月は、エリートの婚約者・高遠彰から突然婚約破棄を告げられる。
彼の心変わりと社内での孤立に傷つき、退職を選んだ美月。
しかし、彼らは知らなかった。彼女には、IT業界で“K”という名で知られる伝説的なデータアナリストという、もう一つの顔があったことを。
失意の中、足を運んだ交流会で美月が出会ったのは、急成長中のIT企業「ホライゾン・テクノロジーズ」の若き社長・一条蓮。
彼女が何気なく口にした市場分析の鋭さに衝撃を受けた蓮は、すぐさま彼女を破格の条件でスカウトする。
「君のその目で、俺と未来を見てほしい」──。
蓮の情熱に心を動かされ、新たな一歩を踏み出した美月は、その才能を遺憾なく発揮していく。
地味なOLから、誰もが注目するキャリアウーマンへ。
そして、仕事のパートナーである蓮の、真っ直ぐで誠実な愛情に、凍てついていた心は次第に溶かされていく。
これは、才能というガラスの靴を見出された、一人の女性のシンデレラストーリー。
数字の奥に隠された真実を見抜く彼女が、本当の愛と幸せを掴むまでの、最高にドラマチックな逆転ラブストーリー。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
結婚して5年、冷たい夫に離縁を申し立てたらみんなに止められています。
真田どんぐり
恋愛
ー5年前、ストレイ伯爵家の美しい令嬢、アルヴィラ・ストレイはアレンベル侯爵家の侯爵、ダリウス・アレンベルと結婚してアルヴィラ・アレンベルへとなった。
親同士に決められた政略結婚だったが、アルヴィラは旦那様とちゃんと愛し合ってやっていこうと決意していたのに……。
そんな決意を打ち砕くかのように旦那様の態度はずっと冷たかった。
(しかも私にだけ!!)
社交界に行っても、使用人の前でもどんな時でも冷たい態度を取られた私は周りの噂の恰好の的。
最初こそ我慢していたが、ある日、偶然旦那様とその幼馴染の不倫疑惑を耳にする。
(((こんな仕打ち、あんまりよーー!!)))
旦那様の態度にとうとう耐えられなくなった私は、ついに離縁を決意したーーーー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる