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レストランに行く前に 編
お前は男を煽る天才だよ ☆
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「ゆっくり、大切に撫でてくれ」
そう言われた私は、スラックス越しに尊さんの高ぶりを優しく撫で始めた。
さすっていると、膨らんでいたところが徐々に硬くなっていくのが分かる。
まるで自分の手で大きく育てた気持ちになり、私は嬉しくなって無意識に微笑んでいた。
「……その顔、反則」
尊さんは溜め息をつき、私の顎に手を掛けた。
――あ。
何か言おうとしたけれど、今度こそ彼の唇が重なり、キスされてしまう。
尊さんは少し唇を離し、グロスのバニラの香りを嗅いで「甘い」と呟いた。
「菓子でも食ってるような気分になる」
そう言って小さく笑ったあと、彼はまた私の唇を貪り始めた。
ちゅ、ちゅ……、ちゅぷ、とリップ音が立ち、嫌でも淫靡な気持ちになっていく。
うっとりとして体の力を抜いた私は、愛しさを込めて尊さんの鼠径部を撫で続けた。
下着越しに秘所を愛撫された私は、ぐっしょりとクロッチを濡らしてしまっている。
興奮した淫芽は精一杯勃起し、尊さんに愛してほしいと存在を誇示していた。
――気持ちいい。
とろけるようなキスを交わしながら、私は陶然として尊さんの舌を吸い、唇を甘噛みし、彼の舌に自分のそれを絡める。
彼の肉厚な舌に口内を蹂躙され、私は被虐的な悦びを得てお腹の奥を疼かせた。
私は呼吸を荒げながら尊さんの屹立を撫で続け――、「もっと触りたい。舐めたい」と願ってしまう。
キスしていた途中で顔を少し引くと、尊さんは軽く瞠目して私の様子を伺う。
私は何も言わずに頬を染めると、彼のベルトに手を掛けた。
「……朱里。これからレストランに行くから……」
「さっき、シャワーを浴びてたでしょう? それに好きな人のだったら……、きっと美味しいし」
「美味しい」なんて、エッチな事に慣れてる人の言う言葉みたいだ。
恥ずかしくて顔を真っ赤にしてしまったけれど、気持ちは真剣だった。
尊さんの体なら、どこを舐めても抵抗はない。
そういう意味で言ったんだけど、彼は怒ったような顔でギュッと私の頭を抱き締めた。
「…………お前は男を煽る天才だよ」
頭上から、熱情を押し殺した声がする。
その声を聞くと、彼が迷っている気持ちが手に取るように分かった。
私さえ「したい」と言えば、尊さんは口淫するのを許可してくれるだろう。
でもこれから食事があるし、彼は時間や色んな事を気にしている。こう見えて、とても気を遣う人だから。
――けど、そんなのいい。
――私をその気にさせたんだから、最後まで責任とってよ。
私は口内に溜まった唾をゴクッと嚥下し、勇気を出して彼の両手を掴み、顔を上げた。
そして尊さんを上目遣いに見たまま胸板を愛撫し、彼の股間に顔を埋めると、スラックスのファスナーを前歯で噛んだ。
そのまま、尊さんの下腹に顔を密着させて、ジジ……、ジ……、と小さな音を立て、ファスナーを下げていく。
「……お前、どこでそんなん覚えたんだよ。田村クンにしてやったのか?」
――あ、嫉妬してる?
そう思った途端、胸の奥でブワッと歓喜が広がった。
「んふ……っ」
私は思わず笑みを漏らし、腰をくねらせて両手で尊さんのお尻を揉んだ。
――する。絶対フェラしてあげたい。
――気持ちよくさせたい。私で達ってほしい。
ファスナーを下ろし終えた私は、また上目遣いで尊さんを見て笑いかけた。
「…………っ、あぁ、クソっ」
彼は毒づくと、乱暴に息を吐いてベッドのヘッドボードを背にして座った。
受け入れてくれたのだと知った私は、彼の脚の間で四つん這いになる。
「朱里、せっかく着替えたけど下、脱げるか?」
尊さんに尋ねられ、私は彼の望む事を想像して赤面し、コクリと頷いた。
「……あんまり見ないでくださいね」
小さな声で言ったあと、私は彼に背中を向けてスカートを脱ぐ。
下着ごとストッキングを脱いだあと、暑くなる事を予想してニットも脱いだ。
結局、私はブラとキャミだけの姿になり、再度尊さんの脚の間に戻る。
その頃には尊さんはジャケットを脱ぎ、下着ごとスラックスを下げていた。
私は髪を耳に掛け、彼に微笑みかける。
「……やり方、〝教えて〟ください」
そう言われた私は、スラックス越しに尊さんの高ぶりを優しく撫で始めた。
さすっていると、膨らんでいたところが徐々に硬くなっていくのが分かる。
まるで自分の手で大きく育てた気持ちになり、私は嬉しくなって無意識に微笑んでいた。
「……その顔、反則」
尊さんは溜め息をつき、私の顎に手を掛けた。
――あ。
何か言おうとしたけれど、今度こそ彼の唇が重なり、キスされてしまう。
尊さんは少し唇を離し、グロスのバニラの香りを嗅いで「甘い」と呟いた。
「菓子でも食ってるような気分になる」
そう言って小さく笑ったあと、彼はまた私の唇を貪り始めた。
ちゅ、ちゅ……、ちゅぷ、とリップ音が立ち、嫌でも淫靡な気持ちになっていく。
うっとりとして体の力を抜いた私は、愛しさを込めて尊さんの鼠径部を撫で続けた。
下着越しに秘所を愛撫された私は、ぐっしょりとクロッチを濡らしてしまっている。
興奮した淫芽は精一杯勃起し、尊さんに愛してほしいと存在を誇示していた。
――気持ちいい。
とろけるようなキスを交わしながら、私は陶然として尊さんの舌を吸い、唇を甘噛みし、彼の舌に自分のそれを絡める。
彼の肉厚な舌に口内を蹂躙され、私は被虐的な悦びを得てお腹の奥を疼かせた。
私は呼吸を荒げながら尊さんの屹立を撫で続け――、「もっと触りたい。舐めたい」と願ってしまう。
キスしていた途中で顔を少し引くと、尊さんは軽く瞠目して私の様子を伺う。
私は何も言わずに頬を染めると、彼のベルトに手を掛けた。
「……朱里。これからレストランに行くから……」
「さっき、シャワーを浴びてたでしょう? それに好きな人のだったら……、きっと美味しいし」
「美味しい」なんて、エッチな事に慣れてる人の言う言葉みたいだ。
恥ずかしくて顔を真っ赤にしてしまったけれど、気持ちは真剣だった。
尊さんの体なら、どこを舐めても抵抗はない。
そういう意味で言ったんだけど、彼は怒ったような顔でギュッと私の頭を抱き締めた。
「…………お前は男を煽る天才だよ」
頭上から、熱情を押し殺した声がする。
その声を聞くと、彼が迷っている気持ちが手に取るように分かった。
私さえ「したい」と言えば、尊さんは口淫するのを許可してくれるだろう。
でもこれから食事があるし、彼は時間や色んな事を気にしている。こう見えて、とても気を遣う人だから。
――けど、そんなのいい。
――私をその気にさせたんだから、最後まで責任とってよ。
私は口内に溜まった唾をゴクッと嚥下し、勇気を出して彼の両手を掴み、顔を上げた。
そして尊さんを上目遣いに見たまま胸板を愛撫し、彼の股間に顔を埋めると、スラックスのファスナーを前歯で噛んだ。
そのまま、尊さんの下腹に顔を密着させて、ジジ……、ジ……、と小さな音を立て、ファスナーを下げていく。
「……お前、どこでそんなん覚えたんだよ。田村クンにしてやったのか?」
――あ、嫉妬してる?
そう思った途端、胸の奥でブワッと歓喜が広がった。
「んふ……っ」
私は思わず笑みを漏らし、腰をくねらせて両手で尊さんのお尻を揉んだ。
――する。絶対フェラしてあげたい。
――気持ちよくさせたい。私で達ってほしい。
ファスナーを下ろし終えた私は、また上目遣いで尊さんを見て笑いかけた。
「…………っ、あぁ、クソっ」
彼は毒づくと、乱暴に息を吐いてベッドのヘッドボードを背にして座った。
受け入れてくれたのだと知った私は、彼の脚の間で四つん這いになる。
「朱里、せっかく着替えたけど下、脱げるか?」
尊さんに尋ねられ、私は彼の望む事を想像して赤面し、コクリと頷いた。
「……あんまり見ないでくださいね」
小さな声で言ったあと、私は彼に背中を向けてスカートを脱ぐ。
下着ごとストッキングを脱いだあと、暑くなる事を予想してニットも脱いだ。
結局、私はブラとキャミだけの姿になり、再度尊さんの脚の間に戻る。
その頃には尊さんはジャケットを脱ぎ、下着ごとスラックスを下げていた。
私は髪を耳に掛け、彼に微笑みかける。
「……やり方、〝教えて〟ください」
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