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母娘丼W020 天使たちと箱根デート
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母娘丼W
Zu-Y
№20 天使たちと箱根デート
午後、天使たちを車に乗せて、ふたりのリクエスト通り、芦ノ湖の遊覧船乗り場に来ている。
ママたちふたりは、午後も宿屋で温泉三昧だそうだ。
「「わー海賊船だー。」」天使たちのテンションが上がっている。遊覧船の中には海賊船仕様があって、子供たち=天使たちは、乗るなら確実に海賊船だろう。
子供用の箱根フリーパスは、乗船料金とトントンだったので、明日のロープウエイのことも考えて、天使たちには、箱根フリーパス2日券を購入した。
海賊船の展望台に行けると言うので、特別席料金を追加で払い、1時間の芦ノ湖1周クルーズを満喫した。
下船した天使たちの眼は、キラキラしつつも、残念そうである。まだ乗っていたいのだろう。
「次の便でもう1周する?」
「「いいの?」」
「いいさ。午前中、勉強頑張ったもんな。」
「「やったー。」」
はしゃぎ過ぎた天使ふたりは、2周目の後半、俺の腕の中で夢の国に旅立っていた。笑
下船して…、
「ごめんなさい。」「折角なのに寝ちゃった。」
「いいさ、天使ふたりの寝顔が見られたもん。」
「もう。」「意地悪。」両横からポカポカして来るのが、かわいい。もう堪らんな。
夕方、温泉宿に戻ると、早速3人で露天風呂。天使たちはべったりと甘えて来た。
「ふたりともどうしたの?」
「ここへ来てからちゅーしてない。」そう言や、そうか。
「ジョージさんとちゅーしたい。」はい、喜んで。
「そうだったね。」と言って交互にチュッチュとやると、
「「だめー、長いの。」」と言われてちゅーをし直した。苦笑
JSの間は流石にできないが、JCになったらべろちゅーを教えてもいいかもな。などと不謹慎なことを考える俺なのだった。
その後、夕食前にママさんたちがやって来て、5人で夕食を摂った。今日の夕食も豪勢だ。流石、温泉旅館。
夕食後、しばらくの間、俺と天使たちが遊んでいるのを、ママたちは軽く呑みつつ、暖かい眼で眺めていたのだった。
じきに天使たちは、お眠の時間となって、ウトウトして来たので、和モダンベッドにふたりを運び、耳たぶクニクニでさほど時間を掛けずに、完全に寝落ちさせた。
さて、お待ちかねの大人の時間である。と言っても、むふふな展開はなく、ママたちとの呑みだけど。
「ジョージくん、あんなに凝ってた肩がね、すっきりしたのよ。」
「私もだよ。あのマッサージって、物凄く効くんだねぇ。」
「温泉の効果もあると思いますよ。で、明日のコースは全身コースでいいですか?」ふたりとも、全身コースの中級編だろうな。もしかすると上級編?
「上半身コースの初級編でいいわ。」「私もそうするよ。」へ?なんで?
「あれ?今日の施術中でも、全身コースに変更みたいなことを言ってませんでした?」
「うん、そう言った…気がするよ。」
「私もそんなことを口走ったわ。」
ふたりとも赤くなってもじもじしている。かわいい。
「なのになんで明日も上半身コースなんです?」
「今日の午後なんだけどさ、ジェニーとふたりで、マッサージの感想を出し合ったんだよ。そこで私もジェニーも、施術中に、全身コースへの切り替えを希望したってことも、互いに白状したんだ。」
「ぶっちゃけ話をするとね、私たちはラークと別れてから、妊娠したまま大学を卒業してすぐ出産でしょ。入社後2年は休職して子育て、復職して1年でドライアド・ジャパンへの転勤。そして日本では仕事一筋でがむしゃらにやって来たのよね。だから、今日のマッサージが、その…、12年ぶりって言うか…。」
「ラークの前戯はテキトーだったもんでね、体を触られただけでイッちゃったのって、実は今日が初めてでさ、それで、昂ったまま全身コースに変更してって口走っちまったんだよ。」
「それなら明日は全身コースってなるんじゃないですか?」
「そうなのよ。でもね、このままなし崩し的に行くと、私もニコルもマッサージの…、いえ、ジョージくんの虜になるわ。ふたりでジョージくんの取り合いになったら、今の関係はおじゃんでしょ。」
「ジョージくんはさ、プリシラとアリスのためにも私たちとは適度な距離を保ちたいって言ってたじゃないか。だからさ、ふたりで話して、全身コースは我慢しようってことにしたんだよ。」そ、そんなぁ。
「でもね、明日の施術中にまた、全身コースにしてって言っちゃうかもしれないじゃない?そのときは、今日みたいに、『この次に。』って言って、止めて欲しいのよ。」
まじかー!こんなことなら今日、言われたときに、全身コースに行っとくんだった。焦らし戦法、もろ裏目。大泣
「分かりました。そう言うことでしたら明日も上半身コースで行きましょう。でも、いつかは全身コースに切り替えた方がいいですよ。その方が、崩れているホルモンバランスを治せますから。ボディケアの面から考えてみて下さい。」
「そうね。」「それな。」
それからもう少しの間、3人で呑んで大人タイムは終了。ママさんたちは自分の部屋に帰って行ったのだった。
俺は夜の露天に浸かって星空を眺めつつ、じっくり温まってから和モダンベッドに潜り込んだ。
翌朝、目覚めると、満面笑顔の天使たちが視界に入って来た。これ、どう言うこと?
「また潜り込んで来たの?」
「えへへ。昨日見られたから、今日はジョージさんの寝顔を見に来たの。」
「なんか、かわいかったよ。」JSにかわいいとかって言われちゃう?
「もう!こうしちゃうぞ。」ふたりの天使をギューッと抱きしめると、その勢いで天使たちは仰向けの俺の体の上に乗っかる状態になった。
で、アクシデントが起きたのだ。朝の生理現象でドラゴン化していたマイサンが、浴衣の裾を割ってもっこりしており、そこにふたりの脚が当たったのだ。
「「?」」
「どうした?」
「何か当たった。」「私も。」
「ああ、それ、ドラゴン化したマイサンな。朝はさ、こうなっちゃうんだよ。」
ジェニーさんやニコルさんに見られたら、結構恥ずかしかったと思うのだが、JSの天使たちに見られても、恥ずかしいってことはない。そう言う訳でそのまんま説明したのだが…、
「「見ていい?」」え?マジ?そう言われると微妙には恥ずいのだが、男たるもの、引くに引けないときもある。
「別にいいけど。」
天使ふたりが、まったく躊躇せずにペロンと俺のパンツを剥ぐと、マイドラゴンが上り龍よろしく、天井に向かって屹立したのだった。
「あれ、ふにゃっとしてないね。」そりゃあね。
「うん、それに昨日より大きくなってるよね。」まあね。
「これが勃起と言うんだよ。」パパになったつもりで娘たちに性教育だ。エロい感情は皆無。
「「へぇ。」」
その後3人で朝の部屋付き露天温泉に入った。
午前中、天使たちを、ニコルさん&プリちゃん部屋で勉強させている間、昨日に引き続き俺の部屋でママたちに、性感マッサージ上半身コース=初級編をたっぷりと施術し、ママたちにひぃひぃ言わせたのだった。
午後は天使たちを連れて大涌谷ロープウエイへ行った。ママたちは昨日と同じく、宿屋に居残って温泉三昧だ。
ロープウエイに乗って大涌谷を越えると、天使たちは、
「高ーい!」「怖ーい!」と大はしゃぎだった。高いはその通りだが、怖いは嘘だろ。笑
山頂の茶屋で名物の黒玉子を購入。
「うわっ、真っ黒!」「えー、なんで?」
「温泉で茹でるんだけどさ、温泉の成分が付いて黒くなるんだよ。」
「「凄ーい。」」
「この黒玉子を1個食べると寿命が7年延びるんだってさ。」
「じゃあママにも買ってくー。」「ママへのお土産ー。」
「ふたりとも親孝行だね。」
「「うん。ママ、大好き。」」これ聞かせたら、ジェニーさんもニコルさんも泣くな。
昨日の芦ノ湖海賊船、今日の大涌谷ロープウエイと、天使たちふたりとの箱根デートを満喫したのだった。
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毎日22時に投稿します。
以下の2作品も合わせてよろしくお願いします。
「射手の統領」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/541586735
「精霊の加護」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
Zu-Y
№20 天使たちと箱根デート
午後、天使たちを車に乗せて、ふたりのリクエスト通り、芦ノ湖の遊覧船乗り場に来ている。
ママたちふたりは、午後も宿屋で温泉三昧だそうだ。
「「わー海賊船だー。」」天使たちのテンションが上がっている。遊覧船の中には海賊船仕様があって、子供たち=天使たちは、乗るなら確実に海賊船だろう。
子供用の箱根フリーパスは、乗船料金とトントンだったので、明日のロープウエイのことも考えて、天使たちには、箱根フリーパス2日券を購入した。
海賊船の展望台に行けると言うので、特別席料金を追加で払い、1時間の芦ノ湖1周クルーズを満喫した。
下船した天使たちの眼は、キラキラしつつも、残念そうである。まだ乗っていたいのだろう。
「次の便でもう1周する?」
「「いいの?」」
「いいさ。午前中、勉強頑張ったもんな。」
「「やったー。」」
はしゃぎ過ぎた天使ふたりは、2周目の後半、俺の腕の中で夢の国に旅立っていた。笑
下船して…、
「ごめんなさい。」「折角なのに寝ちゃった。」
「いいさ、天使ふたりの寝顔が見られたもん。」
「もう。」「意地悪。」両横からポカポカして来るのが、かわいい。もう堪らんな。
夕方、温泉宿に戻ると、早速3人で露天風呂。天使たちはべったりと甘えて来た。
「ふたりともどうしたの?」
「ここへ来てからちゅーしてない。」そう言や、そうか。
「ジョージさんとちゅーしたい。」はい、喜んで。
「そうだったね。」と言って交互にチュッチュとやると、
「「だめー、長いの。」」と言われてちゅーをし直した。苦笑
JSの間は流石にできないが、JCになったらべろちゅーを教えてもいいかもな。などと不謹慎なことを考える俺なのだった。
その後、夕食前にママさんたちがやって来て、5人で夕食を摂った。今日の夕食も豪勢だ。流石、温泉旅館。
夕食後、しばらくの間、俺と天使たちが遊んでいるのを、ママたちは軽く呑みつつ、暖かい眼で眺めていたのだった。
じきに天使たちは、お眠の時間となって、ウトウトして来たので、和モダンベッドにふたりを運び、耳たぶクニクニでさほど時間を掛けずに、完全に寝落ちさせた。
さて、お待ちかねの大人の時間である。と言っても、むふふな展開はなく、ママたちとの呑みだけど。
「ジョージくん、あんなに凝ってた肩がね、すっきりしたのよ。」
「私もだよ。あのマッサージって、物凄く効くんだねぇ。」
「温泉の効果もあると思いますよ。で、明日のコースは全身コースでいいですか?」ふたりとも、全身コースの中級編だろうな。もしかすると上級編?
「上半身コースの初級編でいいわ。」「私もそうするよ。」へ?なんで?
「あれ?今日の施術中でも、全身コースに変更みたいなことを言ってませんでした?」
「うん、そう言った…気がするよ。」
「私もそんなことを口走ったわ。」
ふたりとも赤くなってもじもじしている。かわいい。
「なのになんで明日も上半身コースなんです?」
「今日の午後なんだけどさ、ジェニーとふたりで、マッサージの感想を出し合ったんだよ。そこで私もジェニーも、施術中に、全身コースへの切り替えを希望したってことも、互いに白状したんだ。」
「ぶっちゃけ話をするとね、私たちはラークと別れてから、妊娠したまま大学を卒業してすぐ出産でしょ。入社後2年は休職して子育て、復職して1年でドライアド・ジャパンへの転勤。そして日本では仕事一筋でがむしゃらにやって来たのよね。だから、今日のマッサージが、その…、12年ぶりって言うか…。」
「ラークの前戯はテキトーだったもんでね、体を触られただけでイッちゃったのって、実は今日が初めてでさ、それで、昂ったまま全身コースに変更してって口走っちまったんだよ。」
「それなら明日は全身コースってなるんじゃないですか?」
「そうなのよ。でもね、このままなし崩し的に行くと、私もニコルもマッサージの…、いえ、ジョージくんの虜になるわ。ふたりでジョージくんの取り合いになったら、今の関係はおじゃんでしょ。」
「ジョージくんはさ、プリシラとアリスのためにも私たちとは適度な距離を保ちたいって言ってたじゃないか。だからさ、ふたりで話して、全身コースは我慢しようってことにしたんだよ。」そ、そんなぁ。
「でもね、明日の施術中にまた、全身コースにしてって言っちゃうかもしれないじゃない?そのときは、今日みたいに、『この次に。』って言って、止めて欲しいのよ。」
まじかー!こんなことなら今日、言われたときに、全身コースに行っとくんだった。焦らし戦法、もろ裏目。大泣
「分かりました。そう言うことでしたら明日も上半身コースで行きましょう。でも、いつかは全身コースに切り替えた方がいいですよ。その方が、崩れているホルモンバランスを治せますから。ボディケアの面から考えてみて下さい。」
「そうね。」「それな。」
それからもう少しの間、3人で呑んで大人タイムは終了。ママさんたちは自分の部屋に帰って行ったのだった。
俺は夜の露天に浸かって星空を眺めつつ、じっくり温まってから和モダンベッドに潜り込んだ。
翌朝、目覚めると、満面笑顔の天使たちが視界に入って来た。これ、どう言うこと?
「また潜り込んで来たの?」
「えへへ。昨日見られたから、今日はジョージさんの寝顔を見に来たの。」
「なんか、かわいかったよ。」JSにかわいいとかって言われちゃう?
「もう!こうしちゃうぞ。」ふたりの天使をギューッと抱きしめると、その勢いで天使たちは仰向けの俺の体の上に乗っかる状態になった。
で、アクシデントが起きたのだ。朝の生理現象でドラゴン化していたマイサンが、浴衣の裾を割ってもっこりしており、そこにふたりの脚が当たったのだ。
「「?」」
「どうした?」
「何か当たった。」「私も。」
「ああ、それ、ドラゴン化したマイサンな。朝はさ、こうなっちゃうんだよ。」
ジェニーさんやニコルさんに見られたら、結構恥ずかしかったと思うのだが、JSの天使たちに見られても、恥ずかしいってことはない。そう言う訳でそのまんま説明したのだが…、
「「見ていい?」」え?マジ?そう言われると微妙には恥ずいのだが、男たるもの、引くに引けないときもある。
「別にいいけど。」
天使ふたりが、まったく躊躇せずにペロンと俺のパンツを剥ぐと、マイドラゴンが上り龍よろしく、天井に向かって屹立したのだった。
「あれ、ふにゃっとしてないね。」そりゃあね。
「うん、それに昨日より大きくなってるよね。」まあね。
「これが勃起と言うんだよ。」パパになったつもりで娘たちに性教育だ。エロい感情は皆無。
「「へぇ。」」
その後3人で朝の部屋付き露天温泉に入った。
午前中、天使たちを、ニコルさん&プリちゃん部屋で勉強させている間、昨日に引き続き俺の部屋でママたちに、性感マッサージ上半身コース=初級編をたっぷりと施術し、ママたちにひぃひぃ言わせたのだった。
午後は天使たちを連れて大涌谷ロープウエイへ行った。ママたちは昨日と同じく、宿屋に居残って温泉三昧だ。
ロープウエイに乗って大涌谷を越えると、天使たちは、
「高ーい!」「怖ーい!」と大はしゃぎだった。高いはその通りだが、怖いは嘘だろ。笑
山頂の茶屋で名物の黒玉子を購入。
「うわっ、真っ黒!」「えー、なんで?」
「温泉で茹でるんだけどさ、温泉の成分が付いて黒くなるんだよ。」
「「凄ーい。」」
「この黒玉子を1個食べると寿命が7年延びるんだってさ。」
「じゃあママにも買ってくー。」「ママへのお土産ー。」
「ふたりとも親孝行だね。」
「「うん。ママ、大好き。」」これ聞かせたら、ジェニーさんもニコルさんも泣くな。
昨日の芦ノ湖海賊船、今日の大涌谷ロープウエイと、天使たちふたりとの箱根デートを満喫したのだった。
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毎日22時に投稿します。
以下の2作品も合わせてよろしくお願いします。
「射手の統領」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/541586735
「精霊の加護」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
応援ありがとうございます!
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