ちょいクズ社畜の異世界ハーレム建国記

油揚メテオ

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第七章 王国剣術大会編

第264話 魔王とバブバブ

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 蕩けるような赤い瞳。
 綺麗なお姉さんが、俺を見下ろしている。
 後頭部にはふかふかの太もも。
 頬にかかるのは豊かな黒髪の一房。
 唇で感じるのは、底抜けに柔らかい物体。
 真っ白な乳房。
 大きくて。
 舌触りは滑らかで。

「んっ……」

 固くしこった乳首を、舌で転がすと、お姉さんは小さく喘いだ。
 嬉しそうに目を細めながら。
 しゅっ、しゅっとお姉さんは、慣れた手付きで俺の肉棒をしごいている。

「……美味しいですか、コウくん? お姉ちゃんの……おっぱい」

 そう。
 俺が今、カンナさんされているのは伝統芸能。
 その名も”授乳手コキ”。
 そんな古くから日本にある男性垂涎のバブみプレイをされた日には。
 俺が言えることなんて、一言だけだった。

「ば、ばぶー!」


 今回は、お仕置きしてやろうと思った。
 暴走お姉さんを懲らしめてやろうと。
 そんな俺が向かったのは、森の中のセレナ城にあるカンナさんの部屋。
 かつて初めてカンナさんとセックスした思い出の場所だった。
 部屋に入るなり、カンナさんは潔く服を脱ぎ捨てた。
 ぷるんと飛び出た見事なおっぱいに生唾を飲み込んでいると、ベッドに腰掛けたカンナさんが己の膝をポンポンと叩く。
 むちむちしたエロスの塊みたいな太ももだった。
 誘蛾灯に誘われるハエのように、俺はフラフラとカンナさんの太ももにダイブする。
 そのままカンナさんに服を剥ぎ取られ、”授乳手コキ”に持ち込まれた。
 ここまでで、カンナさんの部屋に入ってから1分も経っていない。
 出会って数秒で即”授乳手コキ”だった。
 成す術もなかった。
 俺はお仕置きするつもりだったのに。
 ガンガン攻めてやろうと思ったのに。
 バブバブ言いながら乳首を吸うだけとか。
 情けなかった。
 情けなかったが。
 ただ、一言だけ言わせて欲しい。
 授乳手コキさいこおおおおおおおおお!!!!!

「ばぶー!」

 次女吸血鬼に調教されきった俺は、そんな猛々しい叫びを上げる。

「ばぶーーー!」

 例えるなら、その叫びは、そう。
 空手家が正拳突きで瓦を割る時のそれのように。※全国の空手家の皆さんごめんなさい。

「ばびゃーーー!」

 一心不乱にカンナさんの乳首を吸いまくった。
 すべすべした乳輪。
 ぷくっと勃起した尖った乳首。
 乳房はひんやりと冷たいのに、乳首の先っちょだけはカッと熱を帯びて熱い。
 エロかった。
 こんなん一生吸ってられますやん。

「んっ……ふふ、そんなに一生懸命吸っちゃって……可愛い」

 カンナさんが嬉しそうに、俺の頭を撫でる。
 ちんこを握っていない方の手で。
 頭頂部は皮膚が薄いのか、結構敏感だ。
 立派な愛撫だと思う。
 カンナさんが上手いだけなのだが。

「……できればおっぱいを飲ませて上げたいんですが、残念ながらお姉ちゃんはまだおっぱい出ないんです」

 当たり前の事を言いながら、カンナさんが顔を近づけてくる。
 ほんのりと熱を帯びた吐息と共に。
 そして、真っ赤な舌で、俺の頬を舐めて囁いた。

「……だから今日もお姉ちゃんにいっぱい中出しして下さい。お姉ちゃんの子宮が破裂しちゃうくらい。どぴゅどぴゅって。……お姉ちゃんを孕ませて、母乳が出るようにしちゃえばいいんです」

 エッロ。
 なんかめちゃくちゃエロいことを言っている。
 吸血鬼が孕むわけないとか、そんな理屈はどうでも良くて。
 ずくんっとカンナさんに掴まれた肉棒が更に勃起してしまう。
 母乳手コキ兼淫語手コキとか。
 どんだけ上級者プレイを極めてんだろう。

「ふふっ……おちんちんまた大きくなっちゃいましたね。エッチな弟くんです。……そんなにお姉ちゃんを孕ませたかったんですか? そんなにお姉ちゃんのおまんこにおちんちん挿れたかったんですか?」

 カンナさんの淫語は止まらない。
 耳元でエロいことばかり言われて、頭が沸騰しそうだった。

「……よく耳を澄ませて聞いてくださいね」

 そんな事を言いながら、枕にされた太ももをスリスリと動かすカンナさん。
 後頭部で感じるムチムチの太もも。
 ――にちゃにちゃ。

「!!!」

 かすかに聞こえた音に、胸が高鳴った。
 なんか濡れた音が聞こえる!?
 ――にちゃにちゃ。

「ふふ、聞こえましたか? お姉ちゃんのおまんこの音。コウくんにおちんちんを挿れてほしくて、びちゃびちゃに濡れちゃったお姉ちゃんのおまんこの音です。……触られてもいないのに、お姉ちゃんのおまんこびちゃびちゃなんです。エッチなお姉ちゃんですね。……久しぶりにコウくんを見たときから、お姉ちゃんずっとおまんこびちゃびちゃにしてたんですよ?」

 なんか物凄くエロいことを言っているが。
 ふと思った。
 俺に会った時から?
 あの時ってカレリアさんにバラバラにされそうになってたんじゃ……。
 カンナさんが大物すぎて軽く引きかけたが。

「……コウくんはどうしますか? ぐちょぐちょのまんこをどうしますか? このバキバキのおちんちんをどうしてくれるんですか? あむっ! れろっちゅっちゅっ」

 そんな事を言われながら、頬をペロペロと舐められれば。

「カンナさん!」

 覆いかぶさった姉を跳ね除けて、ベッドに押し倒してしまう。
 獣のように。

「あんっ」

 嬉しそうに喘ぐカンナさん。
 体を押し付ければ、その全身が柔らかくて。
 いい匂いがして。

「あっ! コウくん!! んんっ!!」

 ずぶずぶとカンナさんの中に挿れてしまう。
 言われたとおり、カンナさんの中はぐちょぐちょに濡れていた。
 熱くて、柔らかくて。
 肉棒がみちみちと音を立てて、カンナさんに包まれていく。
 こみ上げてくる一体感と万能感。

「んっ……上手ですよ、コウくん。おちんちん挿れるの、すごく上手……あっ」

 蕩けるような笑みを浮かべた黒髪美人が、満足そうな吐息を漏らす。
 その口元。
 真っ赤で艷やかな唇。
 やけに艶かしくて。

「んむっ……んん……あむっ」

 思い切り唇を吸い上げてしまう。
 柔らかくて、温かくて。

「ああっ! んあっ! んんんんっ!」

 そのまま腰を動かしてしまう。
 熱くうねる膣を蹂躙する。
 浮き上がるカンナさんの腰。

「んっ! あんっ! んんっ!」

 腰を打ち付けるたびに、小刻みに鳴くカンナさん。
 その甲高い鳴き声がエロくて。

「んんんっ! こ、コウくんっ! んあっ!」

 もっと鳴かせたくて、腰をぐりぐりと押し付けてしまう。
 子宮に届かせるように。

「ふふっ、どうですか? 気持ちいいですか? おねえちゃんのおまんこ」

 ぐにぐにと膣を締め付けながら、そんな事を聞かれれば、マジで気持ちよくて。
 必死にこくこくと頷くしかできなかった。

「あは、可愛い……でも、いいんですか? お姉ちゃんにこんなにおちんちん出し入れしちゃって。弟なのに。……お姉ちゃん、妊娠しちゃいますよ? 姉を孕ませるなんて、悪い弟です」

 いたずらっぽく嗤うカンナさん。
 くらくらするほどの色気を振りまいている。
 エロかった。

「ぷるぷると気持ちよさそうに震えちゃって、可愛い。ほら、おいで? お姉ちゃんがおっぱいで抱きしめてあげます」

 両手を伸ばして、艶っぽく微笑むカンナさん。
 ちんこを挿れたまま、俺はカンナさんの胸に飛び込むしかなかった。
 むにゅっとした柔らかさを顔全体で感じる。

「……コウくんの可愛いお顔がお姉ちゃんの汗まみれになっちゃいましたね」

 乳房には、いくつのもの水滴が浮かんでいた。
 カンナさんの匂いがした。
 そんな乳房に顔を埋めて、俺は必死に腰を振る。

「カンナさん!!」

「んあっ! い、いきなり激し……んっ……ち、違うでしょう、コウくん? 私のことはなんて呼ぶんですか?」

 ムチムチの身体に包まれて。
 ゼロ距離ながらも、パンパンと必死に打ち付けた。
 うっとりとした瞳でそんな事を聞かれれば。

「お姉ちゃん!」

「ああんっ! コウくん!!!」

 そう呼んだだけで、カンナさんの腟内がきゅんきゅんと締まる。
 スラッと長い脚が腰に絡みついてくる。

「もう逃しませんよ? このままイッて下さい。お姉ちゃんの中にどぴゅどぴゅして下さい。お姉ちゃん、孕みますから!!」

 カンナさんが腰を激しく振り出した。
 きゅんきゅんと膣内を収縮させながら。
 カンナさんがそのつもりなら、俺も迷いはない。

「ああっ! んんあっ! す、すてき! コウくん!!!」

 ラストに向けて、二人でたかまっていく。
 触れ合う身体。
 ぶつかり合う性器。
 飛び散る汗。
 降りてくるカンナさんの子宮。
 貫くように。
 肉棒を打ち付けた。

「あああっ! あああんああっ!!!」

 ぎゅーっとしがみついてくるカンナさん。
 思い切り抱きしめた。
 そして、肉棒が解き放たれる。
 痛いくらいの快感で。
 精液を吐き出していく。
 びゅー、びゅー。
 カンナさんの膣内を埋め尽くすように。

「コ、コウくん……」

 びくんっとカンナさんが小さく震える。

「……上手ですよ。びゅーびゅーするの。すごく上手。お姉ちゃん孕ませるの上手です……」

 カンナさんはそう言って、俺の頭を優しく撫でた。
 再びおっぱいで抱きしめられる。

「……びゅーびゅー終わるまで、お姉ちゃんのおっぱいを吸ってて下さい」

 続く射精の快感。
 気が遠くなりそうな快感。
 俺は言われるがまま、カンナさんの乳首を口に含む。
 優しく頭を撫でられながら、酷く安心していた。

「……もうすぐですよ。お姉ちゃんもちゃんと孕みますからね。ミレイちゃんみたいに……」

 ビクビクと小さく震えながら、カンナさんはそんな呟きを漏らした。
 今日はやけに孕むとか言う。
 もしかして、カンナさんも赤ちゃん欲しいんだろうか。
 セレナみたいに。
 そんな事を考えながらも、全てを出し切った俺はぼーっとしていた。
 カンナさんに抱きしめられたまま。
 カンナさんはそんな俺の頭を優しく撫で続けてくれる。
 溢れ出す母性? 姉性? がすごかった。
 妙に安心する。
 このまま少し眠ろうか。
 久しぶりに襲ってきた眠気に、そんな事を考えながら――。
 ――気づいてしまった。

 いつの間にか、普段どおりバブってるだけだった!!!

 俺は今日、攻めようと思ってきたのに。
 カンナさんにお仕置きするつもりだったのに!!!
 ガバっと身を起こす。

「どうしたんですか、コウくん?」

「次は俺が攻めます」

 不思議そうな顔をするカンナさんに宣戦布告してみた。

「攻める?」

「クンニします!!」

 思わずそう宣言すると、カンナさんは不敵に嗤う。
 面白そうに。

「へえ?」

 そのままおもむろに、両足を開くカンナさん。
 くちゅっと秘部に手を当てると、ゆっくりと開いていく。
 丸見えになった肉ひだの内側。
 てらてらと光る愛液。
 たらーっと垂れてくるのは、白い液体。

「コウくんのザーメン塗れになったお姉ちゃんのおまんこ。舐めてくれるんですか?」

 秘部を押し広げた黒髪美女。
 色気がブワッと解き放たれる。
 俺は早くも、ゴクッと生唾を飲み込んだのだった。
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