ちょいクズ社畜の異世界ハーレム建国記

油揚メテオ

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第四章 竜騎士編

第130話 出来心

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 俺はミレイとフィンデル子爵家から脱出してきた住民達の様子を見て回っていた。
 全世帯分の家も完成していたし、なんとか生活できているようだった。

「食料は足りているのか?」

「ええ、今のところはなんとか」

 ふむ。
 もともと20人位しかいなかったのが、一気に100人増えたのだ。
 前回ミレイ農園をどんぶり勘定で拡大しすぎたせいで、だいぶ供給過多ではあったが、6倍の人口増加では耐えられないのかもしれない。


 そんなわけでミレイ農園を更にどんぶり勘定で6倍にしてみた。
 かなりの広さで、拡大するのに4日もかかってしまった。
 東京ドーム何個分という感じの広大な畑だ。
 どう考えても、ミレイや筋肉、ラッセルズだけで世話できるとは思えない。
 新しく来た住民達にも手伝ってもらおう。

 とりあえず、元村長のロビンジジイを呼ぶ。

「……我らは窮地をアサギリ卿に救って頂いた身です。ある程度の無理は覚悟しておりましたが、これほど広大な農地を耕せというのは、あまりに……」

 拡張ミレイ農園を眺めながら、ロビンジジイが呆然としながら言った。
 さすがにでかすぎただろうか。

「全部耕さなくてもいいよ。出来る範囲で種蒔いて、収穫してくれればいい。簡単だろう?」

「簡単って……。農業とはそんなに甘いものではありませんぞ」

 ロビンジジイは呆れているが、最近の筋肉を見ていると物凄く簡単なお仕事をしているようにしか見えないのだ。
 普段から、暇だ暇だうるさいし。

「まあまあ、出来た作物は全部やるから、出来る範囲で頑張ってくれ」

「ぜ、全部でございますか?」

 ロビンジジイはなぜか驚いていた。

「……コウさん、後の説明は私がしておきますので」

 ミレイが助け舟を出してくれた。
 ミレイに任せておけば安心だろう。
 正直、農業のことってよくわからないし。

「後、他に困っていることはないか?」

「そうですね。井戸が一つしか無いので、水が心配です」

 そうだよな。
 俺もそれは気になっていた。

「一応、若者たちで新たな井戸を掘ろうとはしているのですが」

 井戸って掘れるのか。
 初めて知った。
 まあ、言われてみれば井戸は掘るものな気がするが、インフラの完備された日本育ちの俺にとっては新鮮だった。

「ちなみに、どうやって掘るんだ?」

「それがなかなか難儀でして。ある程度の目星をつけて、掘り進めていって、水が出なかったら、別の場所を掘るというのを繰り返すのです」

 ロビンジジイは困ったように言う。

「目星というと?」

「長年の勘だったり、占いとかでしょうか。この土地に来たばかりですし、我が村には占い師はいないので、ほぼ勘になってしまいますが」

 なんと胡散臭くて非効率的な。
 なんかいい案はないだろうか。
 そう思って、ミレイを見つめてみる。

「すみません、私も井戸を掘ったことがないのでなんとも……。地下水の場所がわかる人なんていないでしょうし」

 ミレイは申し訳なさそうに言うが、その言葉に引っかかるものがある。
 なんかいたよな。
 そんな人。
 人というか、骸骨だけど。

「よし。井戸の件は俺に任せろ」

 ミレイとロビンジジイに向かって親指を立てる。

「領主様に井戸掘りなんかお願いしてもいいんでしょうか……」

「ロビンさん、ここで暮らすなら今までの常識は捨てたほうがいいですよ」

 恐縮するロビンジジイをミレイが達観した顔で諭す。
 そんなに常識に外れた事をしているのだろうか。
 俺は結構常識人な気がするのだが。

 まあ、そんな事は置いておいて。

「ミレイ、そろそろ」

 ロビンジジイとの話はほぼ終わりだ。
 さすがの俺も我慢の限界である。
 そんなわけで、ミレイの手を引いて木陰に向かう。

「やっぱり外でするんですか? ……ロビンさん、ちょっと向こうに行っててもらえますか?」

 手を引くだけで、全てを察したミレイがロビンジジイを追い払う。
 ロビンジジイは空気を読んで、慌てて立ち去っていった。

 住人が増えたとは言え、ミレイとのアオカンは止められなかった。
 人に見られているかもしれないというドキドキが、なんというかたまらない。

「……誰か来たらすぐにやめてくださいね?」

 ミレイは困ったように言いながらも、自分のシャツをめくり上げる。
 ポロンとミレイの乳が顕になった。
 シャツのボタンを取らないのは、誰か来た際にすぐに戻せるようにだろう。
 めくり上げられたシャツはミレイの乳首に引っかかってずり落ちずにいる。
 さすがミレイは着エロのなんたるかを理解している。
 が、しかし。

「……ブラジャーはどうした?」

 今日のミレイはノーブラだった。
 それはそれでエロくていいのだが。
 着エロをこよなく愛する俺には頂けない。

「いつも外でした後、すごいところまで飛んで行ってるし、無くしちゃうこともあるので、今日は外してきました。さすがに下は履いてますけど」

 ミレイは恥ずかしそうにスカートをたくし上げる。
 確かに履いていた。
 というか、すごくエロいんですけど。

 それにしても、ブラを無くすなんて。
 恐らくルーナブランドなのでまた作って貰えばいいのだろうが。
 その辺の茂みに、ミレイのブラが落ちていると思うと胸が熱くなる。
 あとで探検してみようかな。
 冒険は男のロマンだし。
 お宝が美女のブラというのもポイントが高い。

 そんな事を考えながら、辺りの茂みを見渡していた時、俺は見つけてしまった。
 股間を押さえてうずくまっているカー坊を。
 あのエロガキ……。

 とりあえず、ズカズカとカー坊に近づいていって、問答無用で拳骨を落とす。
 ミレイは慌てて服を直していた。

「うう、おいらが遊んでたら勝手に始めたくせに」

 殴られた頭を擦りながらそんな事を言われると、確かに俺が悪いような気がしてくる。
 とはいえ、ここで生きていくなら、こいつもロビンジジイのように空気を読むことを学ばねばならない。
 とりあえず、空気を読めとカー坊に説教してみた。

「……わかったよ。この時間はうちの中で遊んでることにする」

 カー坊はしゅんとしながらそんな事を言う。
 ただ、この時間というセリフに違和感を覚えた。
 そういえば、この午前から正午までの時間はいつもミレイとアオカンしている時間だ。
 このガキ、確信犯なのだろうか。

「お前、もしかしていつも俺とミレイを覗いてたのか?」

 睨みを利かせると、カー坊はビクリと肩を震わせる。
 マジかよ。
 全然気づかなかった。
 スパイか。
 というか、そうなると色々と合点がいく。

「……最近、ミレイの下着が無くなるらしいんだが、お前、知らないか?」

 カー坊は更にビクンビクンと肩を震わせる。
 やっぱり犯人はこいつか。
 エロガキめ。

 とりあえず、カー坊の坊主頭を掴んでアイアンクローをかます。
 本気でやったら握りつぶしてしまうので、もちろん手加減はしているが。

「ああっがが!」

 それでもカー坊には効果てきめんだ。

「……今すぐ盗んだ下着を俺に差し出すなら、許してやる」

「ええ!? あれはおいらの宝物なのに!?」

 女のブラジャーを宝物と言っちゃうカー坊(10)は本当に見込みがある。
 しかし、ミレイのブラは俺のものなので問答無用で没収する。

「……一応言っておきますけど、私の下着ですからね? ちゃんと返してくださいね?」

 残念だけど、ミレイ。
 それはできないんだ。

 とりあえず、カー坊をもう一発ぶん殴って追っ払ってから、ミレイとの行為に集中した。
 やっぱり外でするのはいい。
 休日は外でスポーツをするのが趣味ですとか言ってる奴らは、頭がどうかしていると思っていたが、ちょっと言っている事がわかった気がする。
 健康的でいいよね!


「あへぇ」

 白目を剥いてしまったミレイをべちゃりと地べたに放置して、カー坊の家に向かう。
 泣き叫ぶカー坊を叱り飛ばして、例のブツの場所を聞き出した。
 ブツはカー坊の枕の下に隠してあった。
 女性下着を枕にして寝るとか、こいつすげえな。
 ちょっとカー坊を尊敬してしまった。

 ミレイの下着を回収して、カー坊家を後にする。
 カー坊が犯行を重ねたミレイの下着は3枚もあった。
 なかなかの戦果である。
 村人の家を漁ってお宝をゲットするのはRPGの醍醐味だよねと思うのだ。

 とはいえ、いざミレイの下着をゲットしてみて思うのだ。
 で、これ何に使うの???
 なんかテンションは上がるが、正直使いみちがわからない。
 ゲーセンのプライズで美少女フィギュアをゲットした時の気持ちに似ている。
 なんか嬉しいけど、どうすんのこれっていう。
 まあ、飾るしかないのだが。

 そんなわけで、家に戻ってくると、デスサイズが飾ってある床の間にミレイのブラを飾ることにした。
 タペストリー的に横に拡げて飾るか、掛け軸よろしく縦に掛けて飾るか迷った。
 うーん。
 今、俺のセンスが試されている。

「な、何をしているんだ? そ、それは私がミレイに作ってやった下着じゃないか……」

「る、ルーナさん!」

 なんということだ。
 ドン引きしたルーナにあっさり見つかってしまった。
 いや、よく考えたら俺とルーナの寝室に戦利品を飾れば、バレるのは当たり前なのだが。
 俺ってヤバイんだろうか。
 どうしよう。

「いや、なんかカー坊がミレイの下着を集めてたから、叱って取り返したっていうか」

 とりあえず、カー坊を売る事にした。

「だったら、早くミレイに返せばいいじゃないか! なんで床の間に飾ろうとするんだ!」

 ごもっともすぎてぐうの音も出なかった。

「……ごめんなさい。つい出来心で」

 とりあえず、素直に謝る。
 冷静に考えてみたら、なんで飾ろうとしたのか本気でわからない。
 ちょっと魔が差したのだ。
 本気で反省しよう。


 とりあえず、ミレイの下着を返しに行った。
 復活したミレイは既に家にいたので、ごめんなさいと謝罪して下着を返す。
 ついでに、乳を2、3回揉んでからミレイ家を後にする。

 家に戻ってくると、ルーナはまだ怒っていた。
 とりあえず、必死で弁明する。
 男にとって女性下着とはレガリアなアーティファクトなんだと。
 自分でも何を言っているのかわからなかった。

「……全然何を言っているのかはわからないが、男が女の下着が好きなのはわかった」

 全国の男性諸兄の皆様ごめんなさい。
 ルーナが間違った知識を得てしまいました。

「女の私には全然理解できないけど……」

 ルーナはそんな事をブツブツ言いながら、タンスを漁りだす。
 そして、俺にポンと何かを手渡した。

「わ、私のをやるから、もうミレイに迷惑をかけちゃダメだぞ?」

 ルーナが恥ずかしそうにしながら、グリーンのブラジャーをくれた。
 うう、ルーナ。
 なんて理解のあるいい女。
 とはいえ、どうせなら。

「……今つけてるやつがいいな」

「ええ!?」

 ルーナは更に真赤になりながら、ごそごそと下着を外しだす。
 くれんのかよ!?
 思わず生唾を飲み込んでしまうが、ルーナはそろそろNOと言えるようになった方がいいと思う。

 まだ暖かいルーナの下着を握りしめながら、俺は我慢できなくなって、そのままルーナを押し倒した。
 
 正直、俺は下着フェチではない。
 今回は変態少年カー坊に乗っかってしまっただけだ。
 とはいえ、たまにはこういうプレイも新鮮で楽しいと思った。
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