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第一章 異世界転移編
第16話 生産スキル
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俺はルーナに膝枕をしてもらいながら、鍛冶魔法について聞いてみた。
ルーナは整った美しい顔で俺を見下ろしている。
下から眺めながら、睫毛長いなと思った。
「えーと、鍛冶魔法というのは生産魔法の1つだ」
「ほう」
「主に鉱物を触媒にして、武器や防具を錬成できる」
そのまんまだな。
魔法というからには、熱した金属を金槌でカンカン叩いて武器を作るような感じではなく、《土形成》のように魔力で金属を変形させるのだろうか。
「どうやったら覚えられるんだ?」
「鍛冶魔法を使える人に弟子入りするんだ。5年かけてインゴット生成といった基礎を覚えて、そこからまた5年かけてやっと短剣なんかを作れるようになるって聞いたぞ」
「10年かけて、やっと短剣か」
「うん。それも銅や錫といった柔らかい金属だそうだ。名剣なんかを錬成できるようになるには50年はかかると聞く。だから、武器は高価なんだ」
「50年か……。ちなみに、お前は鍛冶魔法使えたりするのか?」
「使えない。私が使えるのは裁縫魔法だ」
「裁縫も魔法があるのか」
「うん。あとは木工魔法、革細工魔法、錬金魔法、彫金魔法かな」
コンプリートしてえ。
「ちなみに生産魔法も使える魔法は一人で一つだ。属性魔法と違って、複数の生産魔法を使えるなんて話は聞いたことがない」
「ふむ」
全種類覚えて、完全なる自給自足の世界にっていうのはダメなのだろうか。
「多分、生産魔法を覚えたいのだろうが、どれを覚えるかは、慎重に選んだほうがいい」
「うーん」
何がいいだろうか。やっぱり鍛冶かな。
土魔法で作れたけど、やっぱり鎌の刃は鉄がいい。
「ちなみに、裁縫魔法だったら教えてくれるのか?」
「教えるのは構わないけど、二人で同じ生産魔法を覚えていても、あんまり意味がないぞ。私が裁縫魔法を使えるんだから、お前は別の魔法をとった方が便利だ」
意味はあると思うが、俺が裁縫魔法を使いたくなったら、いつでも来てくれるという事だろうか。
というか、裁縫魔法ってどんなものが作れるんだろうか。
ジャージとかスウェットとか作れるなら、作ってみたい。
「なあ、裁縫魔法ってどんな事ができるのかやってみてくれないか?」
「いいけど、今は素材がなくて……あ、そうだ。ちょっと服を脱いでくれるか?」
「……」
なぜ俺を脱がそうとするのか。
溜まっているんだろうか。
「……夜まで我慢できないのか?」
「なんの話をしている!? ちゃんと我慢できるわ!」
ルーナは真っ赤になって反論する。意外と察しがいいな。
エロゲーによく出てくるテンプレエロエルフになっちゃったのかと思って少し心配したのだが。
「もういい! 服を来たままでやるから! 痛くても知らないからな」
ルーナが俺のスーツの肩に手を当てる。
ウサギに噛まれて、破れていた箇所だ。
大きな穴が開いている。
下に着た白いワイシャツが透けて、かなりダサい。
やがて、魔力が流れるのを僅かに感じた。
ルーナの手が発光している。
そして、触れられたスーツの肩の部分が少し温くなっていく。
すると、スーツの穴がみるみる塞がっていき、暫くすると穴は完全に塞がっていた。
「おお!」
「これが裁縫魔法の修復(リペア)だ。今見たとおり、穴の開いた服なんかを修復できる。……というか、その服、修復するのに結構な魔力を使ったぞ。意外と精緻な作りなんだろうか。見た目ボロいのに」
「ボロいとか言うな」
スーツのア○キさんに謝れ。
「とにかく、お前がボロを着ているのがずっと気になっていたんだ。直してやるから服を脱げ」
「そういうことなら」
俺は膝枕から立ち上がると、ポポイと服を脱いで全裸になる。
「いや、誰も全部脱げとはいっていないが。まあ、いいけど」
俺の唯一の持ちネタ、脱ぎ芸が炸裂したのに、ルーナは淡々とスーツを修復していく。
初めは顔を真っ赤にして、決闘だー! とか言ってたのに。
少しさみしい。
「お前この服しか持っていないんだろう? 今度、私が何か作ってやるからな」
全裸で女にそんな事を言われると、先程にも増してヒモ感がハンパない。
ルーナは機嫌良さそうに、スーツに裁縫魔法をかけていく。
うつむきがちになっているため、肩から流れた金髪が陽の光を反射していた。
なんとなく、付き合っていた彼女がワイシャツにアイロンをかけてくれる姿を思い出す。
「なあ、鍛冶魔法を教えてもらうには、どうすればいいんだ?」
「うーん、そうだな。近くの街に行って、鍛冶屋で教えてもらうのがいいかな」
街……。
街には行きたくない。
鍛冶屋にも行きたくない。
もっというと、知らない人に教えを乞いたくない。
「……お前が、町に行って鍛冶魔法を覚えて帰ってきて、俺に教えてくれるってのはどうだ?」
「お前、さっきの私の話聞いてたか!? 生産魔法は一人一個までしか覚えられないの。私はもう裁縫魔法を覚えてるんだって言っただろう?」
やっぱり駄目か。わかってたけど。
ならば、答えは一つしかない。
「俺に裁縫魔法を教えてくれ!」
「いや、だから、私と同じ生産魔法を覚えても……」
「いや、俺には裁縫魔法しか選択肢はない。お前と同じ裁縫魔法を覚えたいんだ!」
そう、俺に選択肢はない。
引きこもりの俺に町に行くという選択肢はないのだ。
「……そんなに、私と同じがいいのか」
「ああ!」
「仕方のないやつだな」
そう言いながら、ルーナはなぜか俺の手を嬉しそうに撫でる。
これは、オーケーと言う意味だろうか。
『エクストラスキル解放条件を達成しました。』
『解放条件:職人の徒弟になる。』
『解放スキル:生産スキル 鍛冶/木工/裁縫/革細工/錬金術/彫金』
『取得に必要なスキルポイントは1です。』
その時、突然、そんなログが表示された。
どうやら取得できるスキルが増えたらしい。
ルーナの弟子になった事がトリガーなのだろうか。
というか、取得できるスキルって増えるのかよ!
今のままだと、レベル19でスキル全部取れちゃうから、なんかあるとは思っていたけど。
早速、なんか生産スキルを覚えよう。
たしか、まだスキルポイントは余っていたはずだ。
#############################################
【ステータス】
名前:コウ
LV:7
称号:悲哀なる社畜
HP:1236/1236
MP:82/82
筋力:7
防御:11
敏捷:12
器用:12
知能:30
精神:21
スキルポイント:3
#############################################
久しぶりにステータスを確認してみると、スキルポイントはまだ3も残っている。
というか、MPと知能がかなり上がっていた。
魔法使いまくったからだろう。
「どうした? 急に遠くを見つめて」
ルーナが心配そうに覗き込んできた。
ステータスを眺めていただけなのだが、傍からみたら異常な光景なのだろう。
「いや、なんでもない」
とりあえず、ルーナに色々と聞ける《裁縫》を取ってみようと思う。
『スキルポイントを1ポイント消費しました。』
『裁縫LV1を取得しました。』
『裁縫LV1:《下級糸生成》が使用可能になりました。』
『使用可能スキルポイントは2ポイントです。』
《下級糸生成》というスキルを覚えた。
下級とついているのが気になるが、その名の通り、糸を作れるのだろう。
「なあ、裁縫魔法の初歩って糸生成なのか?」
「そうだが、なんで知っているんだ」
「今、俺も裁縫魔法とやらを覚えてみた」
「はあ!?」
正確には《裁縫》スキルだが。
「お前のお陰だ。ありがとう。本当にありがとう!」
「わわ、ちょっと待て」
俺は思わずルーナを抱きしめていた。
ルーナの話では、取得できる生産魔法は一つだけということだったが、多分俺はスキルポイントを消費すれば、何個でも生産魔法を取得できる。
しかも、町に行かなければならないとか言われて、諦めていた鍛冶も取得できそうだ。
「糸ってどうやって作るんだ?」
「えーと、この辺りだと、ヒツジから羊毛を取って、羊毛から羊糸を作るんだが……」
「よし、ヒツジを狩りに行こう!」
「ちょっと待ってって……え、本当に裁縫魔法覚えたのか? 私だってお祖母様に教えてもらって5年はかかったぞ?」
俺はルーナの手を取って、足早に歩きだす。
「というか、本当に待ってって! まだ、お前の服、修復終わってないから! お前、裸なんだぞ!」
そう言えば、そうだった。
なんの違和感もなかったのがびっくりだ。
ルーナは整った美しい顔で俺を見下ろしている。
下から眺めながら、睫毛長いなと思った。
「えーと、鍛冶魔法というのは生産魔法の1つだ」
「ほう」
「主に鉱物を触媒にして、武器や防具を錬成できる」
そのまんまだな。
魔法というからには、熱した金属を金槌でカンカン叩いて武器を作るような感じではなく、《土形成》のように魔力で金属を変形させるのだろうか。
「どうやったら覚えられるんだ?」
「鍛冶魔法を使える人に弟子入りするんだ。5年かけてインゴット生成といった基礎を覚えて、そこからまた5年かけてやっと短剣なんかを作れるようになるって聞いたぞ」
「10年かけて、やっと短剣か」
「うん。それも銅や錫といった柔らかい金属だそうだ。名剣なんかを錬成できるようになるには50年はかかると聞く。だから、武器は高価なんだ」
「50年か……。ちなみに、お前は鍛冶魔法使えたりするのか?」
「使えない。私が使えるのは裁縫魔法だ」
「裁縫も魔法があるのか」
「うん。あとは木工魔法、革細工魔法、錬金魔法、彫金魔法かな」
コンプリートしてえ。
「ちなみに生産魔法も使える魔法は一人で一つだ。属性魔法と違って、複数の生産魔法を使えるなんて話は聞いたことがない」
「ふむ」
全種類覚えて、完全なる自給自足の世界にっていうのはダメなのだろうか。
「多分、生産魔法を覚えたいのだろうが、どれを覚えるかは、慎重に選んだほうがいい」
「うーん」
何がいいだろうか。やっぱり鍛冶かな。
土魔法で作れたけど、やっぱり鎌の刃は鉄がいい。
「ちなみに、裁縫魔法だったら教えてくれるのか?」
「教えるのは構わないけど、二人で同じ生産魔法を覚えていても、あんまり意味がないぞ。私が裁縫魔法を使えるんだから、お前は別の魔法をとった方が便利だ」
意味はあると思うが、俺が裁縫魔法を使いたくなったら、いつでも来てくれるという事だろうか。
というか、裁縫魔法ってどんなものが作れるんだろうか。
ジャージとかスウェットとか作れるなら、作ってみたい。
「なあ、裁縫魔法ってどんな事ができるのかやってみてくれないか?」
「いいけど、今は素材がなくて……あ、そうだ。ちょっと服を脱いでくれるか?」
「……」
なぜ俺を脱がそうとするのか。
溜まっているんだろうか。
「……夜まで我慢できないのか?」
「なんの話をしている!? ちゃんと我慢できるわ!」
ルーナは真っ赤になって反論する。意外と察しがいいな。
エロゲーによく出てくるテンプレエロエルフになっちゃったのかと思って少し心配したのだが。
「もういい! 服を来たままでやるから! 痛くても知らないからな」
ルーナが俺のスーツの肩に手を当てる。
ウサギに噛まれて、破れていた箇所だ。
大きな穴が開いている。
下に着た白いワイシャツが透けて、かなりダサい。
やがて、魔力が流れるのを僅かに感じた。
ルーナの手が発光している。
そして、触れられたスーツの肩の部分が少し温くなっていく。
すると、スーツの穴がみるみる塞がっていき、暫くすると穴は完全に塞がっていた。
「おお!」
「これが裁縫魔法の修復(リペア)だ。今見たとおり、穴の開いた服なんかを修復できる。……というか、その服、修復するのに結構な魔力を使ったぞ。意外と精緻な作りなんだろうか。見た目ボロいのに」
「ボロいとか言うな」
スーツのア○キさんに謝れ。
「とにかく、お前がボロを着ているのがずっと気になっていたんだ。直してやるから服を脱げ」
「そういうことなら」
俺は膝枕から立ち上がると、ポポイと服を脱いで全裸になる。
「いや、誰も全部脱げとはいっていないが。まあ、いいけど」
俺の唯一の持ちネタ、脱ぎ芸が炸裂したのに、ルーナは淡々とスーツを修復していく。
初めは顔を真っ赤にして、決闘だー! とか言ってたのに。
少しさみしい。
「お前この服しか持っていないんだろう? 今度、私が何か作ってやるからな」
全裸で女にそんな事を言われると、先程にも増してヒモ感がハンパない。
ルーナは機嫌良さそうに、スーツに裁縫魔法をかけていく。
うつむきがちになっているため、肩から流れた金髪が陽の光を反射していた。
なんとなく、付き合っていた彼女がワイシャツにアイロンをかけてくれる姿を思い出す。
「なあ、鍛冶魔法を教えてもらうには、どうすればいいんだ?」
「うーん、そうだな。近くの街に行って、鍛冶屋で教えてもらうのがいいかな」
街……。
街には行きたくない。
鍛冶屋にも行きたくない。
もっというと、知らない人に教えを乞いたくない。
「……お前が、町に行って鍛冶魔法を覚えて帰ってきて、俺に教えてくれるってのはどうだ?」
「お前、さっきの私の話聞いてたか!? 生産魔法は一人一個までしか覚えられないの。私はもう裁縫魔法を覚えてるんだって言っただろう?」
やっぱり駄目か。わかってたけど。
ならば、答えは一つしかない。
「俺に裁縫魔法を教えてくれ!」
「いや、だから、私と同じ生産魔法を覚えても……」
「いや、俺には裁縫魔法しか選択肢はない。お前と同じ裁縫魔法を覚えたいんだ!」
そう、俺に選択肢はない。
引きこもりの俺に町に行くという選択肢はないのだ。
「……そんなに、私と同じがいいのか」
「ああ!」
「仕方のないやつだな」
そう言いながら、ルーナはなぜか俺の手を嬉しそうに撫でる。
これは、オーケーと言う意味だろうか。
『エクストラスキル解放条件を達成しました。』
『解放条件:職人の徒弟になる。』
『解放スキル:生産スキル 鍛冶/木工/裁縫/革細工/錬金術/彫金』
『取得に必要なスキルポイントは1です。』
その時、突然、そんなログが表示された。
どうやら取得できるスキルが増えたらしい。
ルーナの弟子になった事がトリガーなのだろうか。
というか、取得できるスキルって増えるのかよ!
今のままだと、レベル19でスキル全部取れちゃうから、なんかあるとは思っていたけど。
早速、なんか生産スキルを覚えよう。
たしか、まだスキルポイントは余っていたはずだ。
#############################################
【ステータス】
名前:コウ
LV:7
称号:悲哀なる社畜
HP:1236/1236
MP:82/82
筋力:7
防御:11
敏捷:12
器用:12
知能:30
精神:21
スキルポイント:3
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久しぶりにステータスを確認してみると、スキルポイントはまだ3も残っている。
というか、MPと知能がかなり上がっていた。
魔法使いまくったからだろう。
「どうした? 急に遠くを見つめて」
ルーナが心配そうに覗き込んできた。
ステータスを眺めていただけなのだが、傍からみたら異常な光景なのだろう。
「いや、なんでもない」
とりあえず、ルーナに色々と聞ける《裁縫》を取ってみようと思う。
『スキルポイントを1ポイント消費しました。』
『裁縫LV1を取得しました。』
『裁縫LV1:《下級糸生成》が使用可能になりました。』
『使用可能スキルポイントは2ポイントです。』
《下級糸生成》というスキルを覚えた。
下級とついているのが気になるが、その名の通り、糸を作れるのだろう。
「なあ、裁縫魔法の初歩って糸生成なのか?」
「そうだが、なんで知っているんだ」
「今、俺も裁縫魔法とやらを覚えてみた」
「はあ!?」
正確には《裁縫》スキルだが。
「お前のお陰だ。ありがとう。本当にありがとう!」
「わわ、ちょっと待て」
俺は思わずルーナを抱きしめていた。
ルーナの話では、取得できる生産魔法は一つだけということだったが、多分俺はスキルポイントを消費すれば、何個でも生産魔法を取得できる。
しかも、町に行かなければならないとか言われて、諦めていた鍛冶も取得できそうだ。
「糸ってどうやって作るんだ?」
「えーと、この辺りだと、ヒツジから羊毛を取って、羊毛から羊糸を作るんだが……」
「よし、ヒツジを狩りに行こう!」
「ちょっと待ってって……え、本当に裁縫魔法覚えたのか? 私だってお祖母様に教えてもらって5年はかかったぞ?」
俺はルーナの手を取って、足早に歩きだす。
「というか、本当に待ってって! まだ、お前の服、修復終わってないから! お前、裸なんだぞ!」
そう言えば、そうだった。
なんの違和感もなかったのがびっくりだ。
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