隷属神官の快楽記録

彩月野生

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この身は快楽に貫かれて

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天井から吊るされている状態で犯され続けて、どれくらいの時が経ったのか。

口も下の孔も、精液でどろどろにされたリアムは、目と口を開きっぱなしで快楽に痺れる四肢を揺らしていた。

顔に引っかけられた白濁をなめとろうと舌を伸ばす。

頭がぼんやりとして何も考えられない。

「イきまくりやがって。これじゃ仕置きになってねえな」

クロヴィスが苛立ち混じりの声音で縄をひっぱり、リアムの身体を激しく揺さぶる。

「んう、ああっ♡」
「お前、魔王の野郎から何を聞かされた」
「ふぇ」

リアムは意識が朦朧としてはいたが、魔王という単語に脳が反応した。
思い出す限りの魔王の意思を言葉にすると、たどたどしくクロヴィスに伝える。

声はかすれて小さかったが耳に届いたようで、その瞳に怒りの感情が浮かぶのが分かった。

魔王の意思は、クロヴィスと一対一の決闘を行い、クロヴィスが勝てば魔王はその座から降りる。
魔王が勝った場合、民や兵士もろとも魔王のものとなる。

もちろん妻であり性奴隷でもあるリアムも含まれている。

クロヴィスは舌打ちと共に吐き捨てた。

「あの野郎が考え付く事だな」
「クロヴィス、実は……」

リアムは魔王の一番の望みを伝える。

「お前を」
「だ、だから、僕は」

それ以上は口にせずとも、クロヴィスは何をすべきなのか、リアムをどうするべきなのかは理解した様子だった。

クロヴィスはちょうどいいと呟くと、リアムを縄から解放してくれる。

長時間拘束されていた為に、至る箇所にアザが浮かび上がり、痛みが走った。

痺れた手足には力が入らず、ふらついたリアムをクロヴィスが支えてくれる。

「はあ」

鼓動が直接響いてきて安堵の吐息を吐くと、頭を掴まれて引っ張られた。
獰猛な瞳に射ぬかれて呼吸を忘れそうになる。

リアムは「クロヴィス?」と呟いて様子を伺う。
彼は口の端をつり上げた。

「仕掛けてやろう。お前を使ってな」
「!」

クロヴィスは魔王が提示した決闘の日にちを無視するつもりだ。
それは当然かもしれない。
なぜなら、魔王が指定した日付は、クロヴィスの力が一番弱まる時らしいからだ。

リアムは未だにクロヴィスの魔力、能力については知らない部分が多いが、月の満ち欠けに影響されるという事実は教えられていた。

月が欠ける程に力が弱まるのだ。

――クロヴィスの役に立てるなら。

行動は早い方が良い。

「身体を洗ったら準備に入るね」

まだ疲労感は残っているが、治癒の湯に浸かればすぐに回復できるだろう。

「待て」

クロヴィスに腕を掴まれて振り返ると唇を塞がれた。
舌を絡めると体中が温かくなる。
治癒の魔術を使われたのだ。
これだけでも大分回復はしたが、傷までは完全に癒えない。

リアムはお礼を伝えて準備の為に王の間から立ち去った。
破壊された筈の床はいつの間にか直っており、これもクロヴィスの力なのだろうと思うと、彼の有能さに改めて惚れ惚れする。

回復には翌朝までかかってしまった。
できる限り湯に浸かり、少ない時間でも睡眠を貪る。

朝日に目を覚ましたリアムは王の下へ向かった。

王の間の扉を叩こうとすると、内側から開いて引っ張り込まれてしまう。
身体を弄る腕に身を委ねて、うっりと瞳を閉じて浅い呼吸を繰り返す。

「覚悟は決めたな? 行くぞ」
「は、はい」

すでにリアムの身体中にそれは巻き付いて蠢いていた。

「これって……」
「今のお前はこうでもしない昂ぶらないだろ、砦につくまでは本格的には動かないようにしてあるから安心しろ」
「んっ、でもお」

服の中に入り込み、直に肌をなぶってくる細い触手はペニスや乳首の先端を小刻みにつついて弄っている。
臀部に張り付き、揉みしだきながら孔の入り口をまさぐる。

リアムの敏感になった身体では十分に快楽を感じられた。
背中やうなじもチロチロと嘗められてのけぞって喘いでしまう。

「く、クロヴィスっだめ、これぇえっ♡」
「我慢しろ。役目を果たせ」

触手を巻き付けたまま、リアムはクロヴィスと共に運命の砦へと向かう。

その日は朝から天気が荒れていた。
遠くで雷鳴が轟き、暗雲が立ちこめている。

城下町から離れている砦。
その上階に、リアムは縛り上げられ、火照る身体に翻弄されていた。
ぼんやりとしているとどこからか大きな音が聞こえて、振動を感じる。
下方を見つめるとその巨体は現れた。

魔王である。

見たところ、本当に一人でやってきたようだ。

リアム自ら囮になったのは正解だったと安堵する。

――クロヴィス……。

すでに剣を構えたクロヴィスが、魔王に刃先を向けて挑発していた。
リアムの位置からは通常では会話が聞き取れないが、身体に巻き付いた触手が彼らの声を届けてくれる。
クロヴィスが術を施していた。

「本当に、のこのこ一人で来やがるとは」

クロヴィスの馬鹿にしたような言葉に、魔王は愉しそうに笑い声を響かせる。

「がはははっ予想していたに決まっているだろう! お前が我の言うことなどきくはずがないからなあ。全く親子そろってふてぶてしい事よ」
「……親父に惚れてたってのは本当か」
「とうとうヤれずじまいだったのは残念だ。しかし、そっくりだな」

魔王が舌なめずりをする音が聞こえた。
リアムは魔王とクロヴィスが顔見知りなのは知っていたが、クロヴィスの父も魔王と知り合いだったのは初めて知った。

「我が勝ったら、あの愛らしいお前の奴隷妻も国も、全てをいただく」
「勝つのは俺だ」
「相変わらず生意気な小僧だ! 我が勝った見せしめとして、お前があの雄を犯している後から突っ込んでお前を喘がせてやろう!!」
「気色わりい事を言うな!」

とうとう二人は剣をぶつかり合わせる。
リアムは息を飲み、ひらすらクロヴィスの勝利を願う。

――どうか、クロヴィスに勝利を。

神官とはいえ、この身は穢れてしまっている。
神に祈る資格などないのは承知していたが、祈らずにはいられなかった。

「馬鹿め!」

――え?

魔王の大声が聞こえたと思えば、何かがリアムめがけて放たれた。
魔王が放った魔術で生成された火球だ。
悲鳴を上げる暇もなく、砦は轟音を立てて崩壊を始める。
もともと使用されていない砦だったせいか、もろかったようだ。

「うわあああっ」

身体が宙を舞った所でようやく叫ぶことができた。
地面に激突しかけた時、身体を抱えられて潰れる事はなかった。

魔王がリアムをがっちりと掴んで頬を撫でてくる。

「ひ、ひいっ?」
「リアム!」

魔王はほくそ笑むと「出てこい!」と叫んだ。

すると、大きな影が何体も現れるではないか。
魔王がその魔力で隠していたようだ。

それは、魔王と匹敵するほどに巨体な、オーガ三体だった。
三体とも目が血走っており、その呼吸は獣のごとく荒い。

リアムは嫌な予感に支配され、クロヴィスに手を伸ばすが手首を魔王に掴まれてしまった。

「あっ」
「魔王、貴様何を」
「なあに。お前とやりあってもつまらんのでな、この愛らしい雄がこいつらを満足させれば、お前の勝ちにしてやろう」
「え!?」

リアムが困惑していると、オーガ達が襲いかかってきて、三体に向かって放り投げられてしまった。

――クロヴィス。

気がつけばオーガ一体に身体を羽交い締めにされ、尻孔に巨大なイチモツを突っ込まれていた。

あまりの圧迫感にお腹が変形しているようで、呼吸がうまくできず、口元から涎が流れおちているのがわかる。

「グオオッグウウッ!」

ゴチュンッ! ドチュンッ! 
オーガがリアムを犯す音が卑猥に鳴り響き、うめき声を上げて激しく腰を動かして突き上げてくる。

リアムは今の自分の状況がよく分からなかった。
ただ、口はひらきっぱなしではしたない喘ぎ声を叫び続けているのだけは認識していた。

「あおおおおっっ!! オーガちんぽおぉおおっっ♡ しゅごおおいいのおぉおおっ♡」

――しんじゃうっじんじゃああうぅうっっ♡

容赦なく剛直に貫かれる苦しい程の快楽の中、リアムは助けを求めて手を伸ばした。
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