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第二章 アメリカ本土爆撃

第二十二話 第一次パラオ沖海戦②

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「そうか。分かった。全門打ち方やめ!攻撃隊発艦始め!」


「赤城、加賀、飛龍、蒼龍、天城、鳳炎の攻撃隊発艦完了!」

「分かった。第二次もいつででも発艦できるようにしておけ!」

実にこの時、聯合艦隊には、赤城、加賀、飛龍、蒼龍、鳳炎、鳳水の六隻の空母を擁していたが、この時、鳳水は、改装のため出撃できなかった。そのため、たまたま駐屯中だった天城が参戦した。ちなみに、この救援は海軍の聯合艦隊司令長官の山本五十六と、海軍独断だった。そのため、その後政府は激怒するが、山本の説明で、この問題はかいけつされる。

そして、この時の、艦載機数は実に、300機以上に及んでいた。そして第一次攻撃隊では115機、陸上機の、紫電も護衛として、参戦。攻撃隊護衛、直掩機として、働いた。なかには、岩本、坂井の姿もあった。

「敵連合艦隊、艦載機発艦!」「敵艦隊接近します!」「味方戦闘機隊交戦します!」


パラオ沖上空

「敵機補足!攻撃隊を守る!風翔、一式戦闘機行くぞ!」

「はい!」

この時、パラオ沖航空戦は始まった。
日本は少数の精鋭戦闘機隊をつれて、攻撃隊が空母に向かったが、連合側は、攻撃隊に多数の戦闘機隊を連れて空母に向かった。これが、この海戦の勝敗を分けた。
どうゆうことかというと、この時、戦場には、連合国側は少数の精鋭をおいた。しかし日本は少数の戦闘機隊を護衛に向かわせていた。ということは、日本の方が航空機の数が多い。それに、腕もいい。そのため、この航空戦はあえなく日本の勝利で終わった。
これで、この残った、日本戦闘機隊が敵攻撃隊を追撃したのである。

「敵攻撃隊を艦隊に近づかせるな!」
ふと、この時、岩本には一つの違和感が浮かんだ。

「攻撃隊が空母の数にしては、少なすぎる...」
この時、岩本は一つの答えを導き出した。
「坂井!半分の戦闘機隊を連れて今から言う場所に行け!」

「分かったけど、何で?」

「なぜかというと・・・・」

「分かった。」

「頼んだぞ!」

その頃第一次攻撃隊では...

「敵艦補足!」

「爆撃隊と、同時攻撃で行く!超低空で!」

この時、雷撃隊は超低空を飛行していた。そのため、しばらく敵に気づかれなかった。

「うぐっ!VT信管が!」

「2番機落ちます!」

偵察手が叫ぶ

「ここで、止められんのだ!逝ったやつらに顔向けできん!」

「飯田さん...私は覚悟が出来ました!」

「そうか。行くぞ!」

「はい!!」

あと700

ダン!
「両翼に被弾!」

「かまうな!」

そして350

「てぇ!」

バシャン!

その後、魚雷は、命中。豪空母はパラオの海に消えていった。爆撃隊も、米戦艦を仕留めた。しかし、その後、雷撃隊の飯田機は行方不明になった。
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