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花村和心(ガールズバンドのドラム。穂香の前で恥辱、寸止め。百合あり)
花村和心⑥
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「あ゛っ!♡ イッ……くぅ……ッ♡! んぅう゛ッ!?♡」
和心(わこ)がくぐもった声を漏らして絶頂しかけたとき、妖魔はさっと手を引いた。和心は全身をびくん、びくん、と大きく二度痙攣させ、オーバーニーソックスをまとった脚をガニ股にして震わせる。イキきれなかった男根がヒクヒクと動いたかと思うと、先っぽから、ぴゅるっと透明な液体が噴き出る。そんなことを続けられたせいで、和心の足元には大量の我慢汁が水たまりを作っていた。
もう何度目か分からない寸止め地獄のせいで、和心は立っているのもやっとの状態だった。両手首をロープで吊るされていなかったら、今頃は床に倒れ込んでいたに違いない。
「ほら、どうしたの? イカせてくださいって、お願いしてみなさい」
女型妖魔は、和心のパンパンに腫れ上がった男根の先を指でツンツンしながら嗜虐的な笑みを浮かべている。和心はツンツンされるたびに、ビクッと腰を引いて逃げるが、妖魔は和心の勃起した乳首をピンと弾いて、違った反応を楽しむ。結局、どこも隠せないし逃げられないのだ。
和心が妖魔に攻められ、寸止めされている数時間の間、集められた浮浪者のような男たちは自慰にふけっていた。和心をオカズにする者もいれば、相変わらず穂香(ほのか)をオカズにする者もいる。多くの男たちは和心と妖魔には近づかず、穂香に白濁液を浴びせ続けたので、穂香は頭からバケツいっぱいの白いペンキをかぶったみたいになっていた。
それでも穂香は、泣き言を言わず、じっと黙って耐えている。
(穂香はまだ諦めてない。だから私も負けない)
「負げ、ない……! 気持ぢ良ぐ、ない……!」
和心は歯を食いしばって耐える。その唇の端から、よだれが垂れるのを気にする余裕もない。
「あら、そう。足りないなら、一時間延長してあげる」
「っ……!?」
和心は妖魔の慈悲なき宣言を聞いて、絶望に顔を歪ませた。
(そんな……一時間なんて、無理……。体が壊れる……)
だが退魔師としてのプライドが、敗北を宣言するのを拒む。穂香への特別な想いが、まだ諦めるなと自分を鼓舞してくる。
「そんなふうに分かりやすく絶望されると、ワタシ、楽しくなっちゃうわぁ♡ 十秒だけ考える時間をあげる。イカせてくださいってお願いできたら、イカせてあげてもいいわ」
十、九……と妖魔がカウントダウンを始めた。
(イカせてくださいって言えば、イカせてくれる……楽になれる……)
もう身も心も限界だった。これ以上、寸止めを続けられたら、本当に壊れてしまう。
「八、七……」
和心は甘い誘惑を振り払うために頭を振った。
(ダメ。妖魔なんかに負けない。穂香は私が助ける)
「六、五……」
(絶対にこいつの言うことなんて聞かない。穂香だって、一言も弱音を吐いていない)
何十回も寸止めされて、極限まで敏感になった和心の体は、今や何もされていないときも、小刻みに痙攣を繰り返す。
「四、三……」
カウントダウンが、もうすぐ終わる。そうすれば、また寸止め地獄が始まる。想像するだけで、和心は青ざめた。
(でも……もうイヤだ。こんなの、イヤだ。辛い。苦しい。どうにかしてほしい……)
穂香を見る。最愛の友は、どんなに男から汚い精液を浴びせられても、一言も声を出さずに、和心の苦しむ姿を見つめ続けている。いろいろな、たくさんの、言葉にできない感情が穂香の中で渦巻いているのが分かる。
「ニ……」
大粒の涙がこぼれてくる。
(イキたい……でも穂香の前で、そんなこと、妖魔にお願いできるわけない)
「一……」
(穂香……どうしたらいいの? 私、もう、分からない……。穂香……)
「……ゼロ」
妖魔は和心のあごに手をやり、顔に顔を近づけ、まるで心に刻み込むように「続、行、決、定♡」と告げた。
体の内側から凍り付くような寒気が襲ってきた。涙が止まらない。胸が締め付けられて熱くなって、感情が溢れてきてしまう。
「どんなに泣いてもダメ。あなたが選んだのだから、ね?」
囁いて、妖魔が和心の唇を奪う。
「ん゛ん゛っ♡!?」
そのキスだけで、和心の男根はまた我慢汁を噴き出して、もっと直接的な刺激を求めるようにヒクヒクと存在をアピールした。
さらに妖魔は和心の乳首を左右同時にピシピシと弾いて弄ぶ。すると途切れることなく我慢汁が溢れ出る。快感に飲み込まれ、浮遊感が高まっていく。
「あ゛あ゛あ゛!♡ イぐっ……あ゛あ゛もうッ!♡♡♡」
和心はあっという間にイキかけたが、妖魔はやはりギリギリのタイミングで乳首を弾くのをやめてしまった。和心の痙攣、痙攣、そして痙攣。
(もうだめ……一時間なんて、無理……)
「腰をそんなにヘコヘコして、おちんちん触ってほしいの?」
妖魔は片足を上げて、太ももを和心の男根に押し付けるようにして、上下に動かした。我慢汁が潤滑剤になって、乱暴でありながらもヌルッと心地よい感触が脳を舐める。
「あ゛っ♡! それずごいぃ♡♡! いいッ♡♡! ずごい♡♡!! ん゛あ゛ァッ♡!?」
和心は自分でも無意識のうちに腰を動かして、妖魔の太ももに男根を擦り付け、もっと大きな快感を得ようとした。しかしあと少しで絶頂できるというところで、妖魔が脚を放してしまう。
「ざーんねん♡」
最後まで上り詰めることができずに、男根は虚しくヒクついて、また我慢汁を垂れ流した。
「勝手にイこうとしたでしょ? ダメよ」
(うぅ……もう、おちんちん、おかしい……イキたい……こんなのイヤ……もう無理……)
和心は小さい子どものように嗚咽をあげる。穂香が見ているのに、感情のコントロールができない。
「もうやめて……うぅっ……壊れちゃう……。体が、おかしいの……ホントに、おかしいの……。休ませて……」
クールでミステリアスな少女の顔は涙と鼻水でぐしゃぐしゃで、必死に中断を訴える間も、体の痙攣は途切れることがないし、脚の震えも止まることがなかった。
「それは素晴らしいわ。でもまだ完璧には壊れてないみたい。つまり、まだまだ足りないということ」
妖魔が和心の訴えを無視して、赤く腫れた乳首に吸い付く。
「ん゛ん゛んぁあッッ♡♡♡!? 吸わ゛ないで♡! それダメッ♡♡♡!!」
体が飛び上がるような感覚に襲われて、意識も飛びかけて、自分がどこにいるかも分からなくなる。
だけど妖魔はやめてくれない。休みも与えてくれないし、ましてや絶対にイかせてはくれない。
はち切れそうなほど太くなった男根から、我慢汁が、ぴゅっ、ぴゅる、と噴き出す。イキたくて力んでも、我慢汁しか出てこないのだ。
「ア゛ア゛あ゛あ゛あ゛――ッ♡♡♡!! いやあ゛あ゛あ゛あ゛――ッ♡♡♡!!」
ついに和心は理性を失った獣のように大声で叫び始めた。
それはもうほとんど狂気であり、何人かの男たちが困惑して、股間をまさぐる手を止めるほどだった。
「もう充分でしょ? これ以上、続けたら、和心は……」
穂香が硬い口を開き、妖魔に訴える。ずっと黙って押し殺していた思いが、ついに口をついて出てしまったのだ。
「壊れるって? いいじゃない。壊すために持ってきたおもちゃだもの」
妖魔は和心を次なる絶頂の高みへと導き、やはり絶頂させずに生殺しにした。寸止め地獄は、発狂が始まってからも、さらに何時間も続いたのだった。
和心(わこ)がくぐもった声を漏らして絶頂しかけたとき、妖魔はさっと手を引いた。和心は全身をびくん、びくん、と大きく二度痙攣させ、オーバーニーソックスをまとった脚をガニ股にして震わせる。イキきれなかった男根がヒクヒクと動いたかと思うと、先っぽから、ぴゅるっと透明な液体が噴き出る。そんなことを続けられたせいで、和心の足元には大量の我慢汁が水たまりを作っていた。
もう何度目か分からない寸止め地獄のせいで、和心は立っているのもやっとの状態だった。両手首をロープで吊るされていなかったら、今頃は床に倒れ込んでいたに違いない。
「ほら、どうしたの? イカせてくださいって、お願いしてみなさい」
女型妖魔は、和心のパンパンに腫れ上がった男根の先を指でツンツンしながら嗜虐的な笑みを浮かべている。和心はツンツンされるたびに、ビクッと腰を引いて逃げるが、妖魔は和心の勃起した乳首をピンと弾いて、違った反応を楽しむ。結局、どこも隠せないし逃げられないのだ。
和心が妖魔に攻められ、寸止めされている数時間の間、集められた浮浪者のような男たちは自慰にふけっていた。和心をオカズにする者もいれば、相変わらず穂香(ほのか)をオカズにする者もいる。多くの男たちは和心と妖魔には近づかず、穂香に白濁液を浴びせ続けたので、穂香は頭からバケツいっぱいの白いペンキをかぶったみたいになっていた。
それでも穂香は、泣き言を言わず、じっと黙って耐えている。
(穂香はまだ諦めてない。だから私も負けない)
「負げ、ない……! 気持ぢ良ぐ、ない……!」
和心は歯を食いしばって耐える。その唇の端から、よだれが垂れるのを気にする余裕もない。
「あら、そう。足りないなら、一時間延長してあげる」
「っ……!?」
和心は妖魔の慈悲なき宣言を聞いて、絶望に顔を歪ませた。
(そんな……一時間なんて、無理……。体が壊れる……)
だが退魔師としてのプライドが、敗北を宣言するのを拒む。穂香への特別な想いが、まだ諦めるなと自分を鼓舞してくる。
「そんなふうに分かりやすく絶望されると、ワタシ、楽しくなっちゃうわぁ♡ 十秒だけ考える時間をあげる。イカせてくださいってお願いできたら、イカせてあげてもいいわ」
十、九……と妖魔がカウントダウンを始めた。
(イカせてくださいって言えば、イカせてくれる……楽になれる……)
もう身も心も限界だった。これ以上、寸止めを続けられたら、本当に壊れてしまう。
「八、七……」
和心は甘い誘惑を振り払うために頭を振った。
(ダメ。妖魔なんかに負けない。穂香は私が助ける)
「六、五……」
(絶対にこいつの言うことなんて聞かない。穂香だって、一言も弱音を吐いていない)
何十回も寸止めされて、極限まで敏感になった和心の体は、今や何もされていないときも、小刻みに痙攣を繰り返す。
「四、三……」
カウントダウンが、もうすぐ終わる。そうすれば、また寸止め地獄が始まる。想像するだけで、和心は青ざめた。
(でも……もうイヤだ。こんなの、イヤだ。辛い。苦しい。どうにかしてほしい……)
穂香を見る。最愛の友は、どんなに男から汚い精液を浴びせられても、一言も声を出さずに、和心の苦しむ姿を見つめ続けている。いろいろな、たくさんの、言葉にできない感情が穂香の中で渦巻いているのが分かる。
「ニ……」
大粒の涙がこぼれてくる。
(イキたい……でも穂香の前で、そんなこと、妖魔にお願いできるわけない)
「一……」
(穂香……どうしたらいいの? 私、もう、分からない……。穂香……)
「……ゼロ」
妖魔は和心のあごに手をやり、顔に顔を近づけ、まるで心に刻み込むように「続、行、決、定♡」と告げた。
体の内側から凍り付くような寒気が襲ってきた。涙が止まらない。胸が締め付けられて熱くなって、感情が溢れてきてしまう。
「どんなに泣いてもダメ。あなたが選んだのだから、ね?」
囁いて、妖魔が和心の唇を奪う。
「ん゛ん゛っ♡!?」
そのキスだけで、和心の男根はまた我慢汁を噴き出して、もっと直接的な刺激を求めるようにヒクヒクと存在をアピールした。
さらに妖魔は和心の乳首を左右同時にピシピシと弾いて弄ぶ。すると途切れることなく我慢汁が溢れ出る。快感に飲み込まれ、浮遊感が高まっていく。
「あ゛あ゛あ゛!♡ イぐっ……あ゛あ゛もうッ!♡♡♡」
和心はあっという間にイキかけたが、妖魔はやはりギリギリのタイミングで乳首を弾くのをやめてしまった。和心の痙攣、痙攣、そして痙攣。
(もうだめ……一時間なんて、無理……)
「腰をそんなにヘコヘコして、おちんちん触ってほしいの?」
妖魔は片足を上げて、太ももを和心の男根に押し付けるようにして、上下に動かした。我慢汁が潤滑剤になって、乱暴でありながらもヌルッと心地よい感触が脳を舐める。
「あ゛っ♡! それずごいぃ♡♡! いいッ♡♡! ずごい♡♡!! ん゛あ゛ァッ♡!?」
和心は自分でも無意識のうちに腰を動かして、妖魔の太ももに男根を擦り付け、もっと大きな快感を得ようとした。しかしあと少しで絶頂できるというところで、妖魔が脚を放してしまう。
「ざーんねん♡」
最後まで上り詰めることができずに、男根は虚しくヒクついて、また我慢汁を垂れ流した。
「勝手にイこうとしたでしょ? ダメよ」
(うぅ……もう、おちんちん、おかしい……イキたい……こんなのイヤ……もう無理……)
和心は小さい子どものように嗚咽をあげる。穂香が見ているのに、感情のコントロールができない。
「もうやめて……うぅっ……壊れちゃう……。体が、おかしいの……ホントに、おかしいの……。休ませて……」
クールでミステリアスな少女の顔は涙と鼻水でぐしゃぐしゃで、必死に中断を訴える間も、体の痙攣は途切れることがないし、脚の震えも止まることがなかった。
「それは素晴らしいわ。でもまだ完璧には壊れてないみたい。つまり、まだまだ足りないということ」
妖魔が和心の訴えを無視して、赤く腫れた乳首に吸い付く。
「ん゛ん゛んぁあッッ♡♡♡!? 吸わ゛ないで♡! それダメッ♡♡♡!!」
体が飛び上がるような感覚に襲われて、意識も飛びかけて、自分がどこにいるかも分からなくなる。
だけど妖魔はやめてくれない。休みも与えてくれないし、ましてや絶対にイかせてはくれない。
はち切れそうなほど太くなった男根から、我慢汁が、ぴゅっ、ぴゅる、と噴き出す。イキたくて力んでも、我慢汁しか出てこないのだ。
「ア゛ア゛あ゛あ゛あ゛――ッ♡♡♡!! いやあ゛あ゛あ゛あ゛――ッ♡♡♡!!」
ついに和心は理性を失った獣のように大声で叫び始めた。
それはもうほとんど狂気であり、何人かの男たちが困惑して、股間をまさぐる手を止めるほどだった。
「もう充分でしょ? これ以上、続けたら、和心は……」
穂香が硬い口を開き、妖魔に訴える。ずっと黙って押し殺していた思いが、ついに口をついて出てしまったのだ。
「壊れるって? いいじゃない。壊すために持ってきたおもちゃだもの」
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