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多々良美幸(妖魔ハーレムで連続射精)

多々良美幸①

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 もう逃げられないと思って、死を覚悟した。
 私は三人の女型の妖魔たちに囲まれている。彼女たちは人間のようで人間ではない、人類の敵だ。黄色い目と紫色の肌。大きな胸や陰部はボロ布で隠れているが、ほとんど裸のような格好だ。
 私の専用武器である『大鎌』が使えれば、一振りで妖魔たちをやっつけることができるのだけど、今、その大鎌は私の届かないところに転がっている。両手両足を触手に縛られていて、自由に動かせない。私は反撃の手段を失ってしまったのだ。
 しかもここは、今は稼働していない工場の敷地の中で、建物やフェンスが邪魔で通りから見えない。そもそも人が近く来ることは滅多にない場所だ。
「手こずらせてくれたねぇ」
 そう言って、最も背の高いリーダー格の女型妖魔が、私に近寄る。私を頭からつま先までじろじろと眺めたかと思うと、その妖魔は私の胸を、制服の上から鷲掴みにした。
 私は悲鳴をあげたいのをこらえ、唇をきゅっと結んだまま、妖魔を睨む。
「いい目をしているじゃないか。まだ死んでいない目だ。それでこそ、やり甲斐がある」
「ほら、口を開けなさい」
 別の妖魔が、私の顔に手を伸ばし、無理やり口を開けさせようとしてくるけど、私は顔を背けて抵抗した。でも鼻を押さえられてしまえば、なすすべはない。苦しくなって口を開けた瞬間、喉の奥まで触手が入り込んできた
「んぅッ!?」
 触手が何か熱い液体を先端から放出し、それが直接胃の中に流れ込んできた。苦しくて吐きそうになったけれど吐けない。
 意識が飛ぶ寸前に触手が口から出ていった。喉が痛くて咳き込む私を、妖魔たちが意味ありげな笑みを浮かべて眺めている。
 私はすぐにその意味を知ることになった。体の奥――お腹の下の辺りが急に熱くなってきたのだ。注がれた謎の液体が私の中でぐつぐつと煮えているような感覚。痛みに耐えられなくて、私は身をよじり、喘いだ。意識が遠のいて、体の内側から焼けただれて死ぬのか、なんて思ったけれど、まだ死ななかったらしい。再び意識がはっきりすると、さっきの熱さは残り火になって、どこか心地よいくらいの、じんわりとした熱に変わっていた。 
「なかなか立派じゃないか」
「これなら楽しめそうね」
「うわ、でかっ、すごっ」
 三人の妖魔たちが私の下半身に目を向けて口々に言った。
 ……何? 立派って、どういうこと?
 私は妖魔たちの視線を追って、下を向いた。制服のスカートの前のところが不自然に盛り上がっている。それが不気味で血の気が引いた。
 な、何が起きてるの……?


「……んっ♡ あっ♡ ぅあ♡」
 妖魔たちが私の乳首に吸い付き、舌で撫でるたびに、ピリピリとした快楽が体中を駆け巡る。
 触手に拘束された私は、制服も下着も剥ぎ取られて、ほとんど裸にされてしまった。左右には一人ずつ妖魔がいて、左の妖魔は左の乳首を優しい舌遣いでペロペロとなめてくるし、右の妖魔は右の乳首を噛んだり引っ張ったりしていじめてくる。そんなこと、されたことがなくて、だけど確かに私の体は快楽を感じていて、どうしたらいいか分からない。
 二人の妖魔は私の乳首を口に含みながら、手を伸ばして、私の股間に生えている肉棒まで同時にしごいてくる。
 そう、肉棒だ。あの触手に変な液体を飲まされたからに違いない。
 二人の手が恋人みたいに指を絡めて肉棒をしっかりと包み込んだまま上下すると、私の腰はバネが付いているみたいに、勝手に跳ねてしまう。
 どうしてこんなに気持ちがいいんだろう。自分の体が自分のものじゃないみたいに。
「いやらしいおっぱい。乳首がこんなに硬くなってるわ」
「ビクビクも止まらないね」
 妖魔が私をいじめながら、そんな言葉を交わす。
 やめて……! 私の体をそんなふうに見ないで……!
 実は私には彼氏がいる。もう半年も付き合っているのだけど、未だにえっちはしたことがない。手を繋ぐだけで何か月もかかって、キスをしたのも、つい最近のこと。それ以上のことは、まだ体験したことがない。
 三人目の妖魔が私に覆いかぶさるように、口付けをしてきた。彼氏としたキスとは全く違う、強引で乱暴なキス。妖魔の長くてざらついた舌が、私の口に無遠慮に入ってきて、頬の裏側や、歯や、歯茎まで、あちこちを舐め回す。舌と舌が絡み合って、唇と唇の触れ合う感触が柔らかくて魅惑的で、唾液の立てる粘っこい音が、いやらしくて。なんだかおかしな気分になってしまう。私のショートの髪を撫でる手も、なぜか愛しい人の手のように錯覚する。
 全然好きでもない相手に、無理やりされているのに、どうして……?
 もう体の全部が気持ち良すぎて、頭がおかしくなりそうだった。自分で自分の敏感な部分を触ってみたことはあるけれど、それとは全然違う。
 いろんな刺激の中でも、おちんちんから生まれる快楽が一番すごくて、そこが硬く熱くなっているのが分かる。妖魔の手の一つが根元の辺りをつかんで、もう一つの手が先っぽにかぶさって、唾液でヌルヌルになった手のひらを押し付けてグリグリしてくる。おちんちんへの刺激を逃がしたいけれど、腰を動かすとえっちな気分がもっと増してしまって、どうしようもなかった。こんな快楽、知らない……。
 私は完全に妖魔たちのおもちゃだった。殺そうと思えばいつでも殺せるのに、そうしない。
「んっ♡ あん♡ うぁ♡ あっ♡」
「かわいい声♡ イキそうなの?」
「ほら、おちんちんシコシコされてイッちゃいなさい」
「イッちゃえ、イッちゃえ♡」
 イクって何? どういうこと?
 おちんちんが限界まで硬く強張って腫れていて痛いくらいなのに、もっとその先に何かがあるっていうの?
「んちゅ♡ やめっ♡ やめてっ♡ ……っ♡ んぅん♡」
「やめて、だって~! どうする~?」
「やめてあーげない♡」
「ほーら、早くイッちゃいましょうねぇ」
 怖い。私の体はもう、ちっとも言うことを聞かなくなっていて、おちんちんは破裂してしまうんじゃないかっていうくらい、パンパンになっていた。
 だけど妖魔たちは、やめてくれなくて、手加減もしてくれなくて、もっと激しくおちんちんをシコシコする。濃厚な口付けをされるたびに、頭がぼーっとして何も考えられなくなる。
 何かが来る……近づいてくる。やめて……! これ以上されたら、おかしくなっちゃうから……!
「うわっ、先走り汁、すごっ!」
 先走り汁って……何?
 私は自分のおちんちんを見て、その意味を理解した。おちんちんの先っぽから、透明なお汁が滴っていたのだ。
 溢れそうなんだ……。もう私のおちんちんは、本当に限界なんだ……。
「あっ、もうすぐだね!」
「ほーら、びゅっびゅしましょうねぇ」
「思い切りイッちゃいなさい」
 いや! 怖い。だめ。いやッ! お願いだから! やめて! これ以上、おちんちん、いじめないで! やめて――ッ!
「んんっ♡ はっ♡ いやっ♡ あ゛あ゛っ♡ んっ♡!? んんぅッ♡! ん゛ん゛ッッッ――――♡♡♡♡♡!!!!」
 最後はキスで口を塞がれた状態で。
 おちんちんが何度も脈打って、熱いものを解き放った。何度も何度も。細い腰を突き出して、溢れてくるものを全部吐き出した。私は初めて絶頂を味わった。まるで世界が真っ白になって、ひっくり返ったかのような瞬間だった。
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