JK退魔師の受難 あらかると♡ ~美少女退魔師たちは今日もふたなり化して凌辱される~

赤崎火凛(吉田定理)

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浅倉依桜(生意気なツインテ後輩クノイチに、お仕置き&わからせ)

浅倉依桜④(おわり)

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「遅いよ、マヒナ」
「すまない。こいつのトラップがあちこちに仕掛けられていて、慎重にならざるを得なかった」
 マヒナと呼ばれた長身の少女は、依桜(いお)の悲惨な姿を見て唇を噛んだ。
「依桜、その体……」
「あんまり見ないで」
「……すまない」
 そして依桜を縛り付けているクモの糸に、矢尻を突き立てて切ろうとする。糸は思いのほか頑丈で、何度も矢尻で切り付けて、ようやく依桜の片手が解放された。
「これに懲りたら独断専行は控えてくれ。私の目の届かないところに行かれると困る」
「少しは気をつけるね」
 依桜が年相応の少女らしい笑みを見せると、マヒナはやれやれとため息を吐いた。
 依桜のもう片方の手を縛っている糸が、もうすぐ切れそうになったとき、依桜はかすかな気配を感じて叫んだ。
「マヒナッ!! 後ろ!」
 遅れてマヒナもその気配に気付き、すぐに振り返ったが、すでに『そいつら』に至近距離まで接近を許してしまっていた。
 マヒナの足に跳びかかってきたのは、小さなクモだ。それも三匹同時に。
 ストレートの長い黒髪が洞窟に舞った。
 二匹は踏み潰すことができたが、最後の一匹の牙が、弓道着と足袋(たび)の隙間に入り込んだ。
「くっ……!」
 その直後、三匹目の子グモも踏み潰すことができたが、マヒナの脛(すね)の辺りには細い傷ができてしまった。
「しくじったか。こいつら、妖気が弱すぎて、私の索敵にも引っかからなかった」
「マヒナ、汗が……」
 見ると、マヒナの普段はクールな顔には尋常ではないほどの汗が浮かんでいる。
「妖毒みたいだな……くそっ」
 まだ余裕があるように振舞っているが、マヒナが正常でないのは傍目からも明らかだ。手から弓が離れ、その場に座り込んでしまう。息遣いも荒い。
「ふぅ……ふぅ……」
「マヒナっ……!」
「大丈夫だ。恐らく少し休めば――」
 そのとき。
 倒れていた親グモ妖魔の体が、もぞもぞと動いた。膨らんだ尾部の内側から長い爪のようなものが突き出し、緑色の体液がドピュと吹き上がったかと思うと、その体が裂けて、体液まみれの新たなクモ型妖魔が現われた。一回り小さいが、形は死んだはずのクモ型妖魔とまるで同じだ。
「やあ、苗床のお友だち。もう痺れて動けねえだろ?」
「マヒナ! 逃げて!」
 だがマヒナは座ったまま辛そうな表情をしていて、立とうとすらしない。
 妖魔が死体を脱ぎ捨ててマヒナに近づいてくる――。

***

「お願いもうや゛めてえええええッ!!」
 狂ったように泣き叫ぶ依桜の顔は、涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。妖魔の尻部の先は依桜の膣に差し込まれており、膨れ上がった腹に、さらなる卵が押し込まれていく。
「もう入んない! もう無理ッ!♡♡ あたし壊れちゃう! いやあああああッッ!!♡♡♡」
 卵がぐいぐいと子宮を内側から押し、膣を擦り、苦痛とも快楽とも区別できない感覚を与える。依桜の体は絶頂が止まらない。肉棒は今も雄々しく屹立し、膨らんだ自身の腹にくっついたまま、白濁液を放出する。そして絶頂の後は、ぐったりとして、焦点の合わない目をして、ピクピクと痙攣している。
「やめろ! これ以上依桜に触るな!!」
 マヒナも依桜と同様に、今やクモの糸に絡め取られ、自由を失っていた。相棒が悲痛な声を上げているのに、何もできず、ただただ惨(むご)たらしい仕打ちを見せつけられている。
「このガキ、また派手にイキやがったな。友だちに見られて余計に感じてるのか?」
 そんな妖魔の言葉も、依桜の耳にはほとんど届いていない。
 苦痛と快楽のスパイラルを昇り続ける中で、意識を保っていることが奇跡的と言えた。
「おい。まだ入るよな?」
 妖魔が面白そうに依桜の肉棒を手でしごくと、依桜はまた苦しみ始める。
「んあ゛あ゛あ゛ッ!!♡♡♡ もうイギだぐないッ!♡♡ マヒナ、助ゲデ……」
 マヒナは依桜の変わり果てた姿を直視することができず、顔を伏せた。血がにじむほど唇を強く噛み締める。
「お願いだ……。依桜には、もう……手を出さないでくれ……。やめてくれ……」
 マヒナは居たたまれなさで、肌の色が変わるほど強く拳を握りしめている。
「代わりに私を苗床に使っていい。だから……頼む」
「代わりに? 何を勘違いしてやがるんだ? こいつも、お前も、順番に、両方が苗床になるんだろうが」
「……外道め」
 妖魔を睨みつけるマヒナの瞳には、ドス黒い感情が宿っていた。
 その視線の先では、依桜がまた激しく痙攣し、肉棒をビクビクと震わせて射精する。勢いよく飛び散った白濁液が、マヒナの凛々しく端正な顔の、頬にこびりつき、美しい黒髪にまとわりつき、濃厚な匂いを漂わせる。
 その間も、華奢な少女の膣に押し込まれるクモの卵。それは子宮の最奥部にまで到達している。
「壊レルッ!!♡ 壊レチ゛ャウッ!!♡ イグイグイグイグっ――イ゛グゥゥウウウウウッッッッ!!!♡♡♡♡♡♡」

 少女の絶叫が洞窟にこだまする。

 地獄の終わりは、全く見えない。

<おわり・浅倉依桜 バッドエンド>

<マヒナ編に続く!>
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