JK退魔師の受難 あらかると♡ ~美少女退魔師たちは今日もふたなり化して凌辱される~

赤崎火凛(吉田定理)

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【幕間】浅倉依桜&土井麻陽菜(ふたなりナシ・レズあり)

浅倉依桜&土井麻陽菜①

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 とある森の中の洞窟の奥に、二人の女子高生――退魔師の少女たちが囚われている。
 一人は土井麻陽菜(どい まひな)。
 背が高く、すらりとしたシルエットをしている。髪は黒髪のストレート。細い眉、理知的で冷たい光を宿した目、大人びた端正な顔立ち。弓道着をまとっていて、日本的な素朴さを感じさせる美少女だ。麻陽菜は両手両足をクモの糸に絡め取られ、磔(はりつけ)にされ、動けずにいる。
 そしてもう一人は、浅倉依桜(あさくら いお)。
 肩上までの髪をハーフツインテールにしている、小柄な少女だ。麻陽菜の後輩にあたる、ちょっと生意気な少女であるが、今は目を覆いたくなるような姿になってしまっている。
 つまり、今、依桜は裸にされ、脚を開かされ、クモ型の妖魔によって、膣内に卵を産みつけられているのだ。卵が大量に詰め込まれた依桜の腹は、妊婦のように膨れ上がって苦しそうだ。さらには、妖魔の毒によって、股の間から立派な男根が生えてしまっている。周囲には精子や愛液が飛び散っていて、濃厚な匂いを漂わせていた。
 かれこれ数時間にわたって、麻陽菜は依桜が凌辱され、苦しむところを見せつけられている。始めのうちは、妖魔を説得してこの行為をやめさせようとしていたが、今はもうそれを諦め、無力感を噛み締めながら、顔を伏せていた。だが、両手を拘束された状態では、耳を塞ぐことはできないため、依桜の悲痛な喘ぎ声からは逃れることができなかった。

***

 いつしかクモ型妖魔は依桜の膣に卵を産み終わり、洞窟には静寂が訪れた。
「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡」
 依桜は膨らんだ腹を上に向けたまま倒れた状態で、苦しげに呼吸していた。瞳に精気が感じられないが、確かに生きている。
「まあ、こいつにはこのくらいで十分だろう」
 クモ型妖魔――上半身は妖艶な女、下半身は巨大なクモ――が、依桜を見下ろして満足げに呟いた。
 麻陽菜は殺意と憎悪に満ちた目で、クモ型妖魔を睨みつける。
「依桜をこんな目にあわせた貴様だけは……許さない」
「許さない? そんな状態で何ができるんだ?」
 妖魔は青白い唇から牙をのぞかせて、バカにしたように笑う。
「おめえも、こいつみたいに泣き叫んで、ベビーの苗床になるんだからな」
「……外道め」
「なんとでも呼べばいいさ。……おい、クソガキ、いつまで寝てんだ」
 妖魔は虫の息で倒れている依桜を無理やり引っ張り上げて起こす。
 麻陽菜は怒りで黙っていられなかった。
「やめろ! これ以上、依桜に何かしたら……!」
「何もしねえさ。こいつはもう、苗床として完成してんだからな。次はお前だと言っただろ?」
 見下したような妖魔の笑みに、麻陽菜はゾッとしたが、一方では、依桜には何もしないという言葉を聞いて、少しほっとする。しかし、ならば、なぜ今さら依桜を起こすのか。
「おい、お前がこの女を脱がせ。ワタシの代わりにな」
 依桜はまだ虚ろな目をしていて、妖魔に言われたことがすぐに理解できないようだった。
「言う通りにしないなら、もう一度イカせてやろうか?」
「いやァっ! もうイキたくない!」
 依桜は怯え、青ざめ、悪夢を頭から振り払うかのように激しく首を振る。
「だったら早くこの女を脱がせろ」
 言われて依桜は困惑気味に麻陽菜を見る。まだ麻陽菜は何も卑劣な行為をされていないため、まとっている弓道着はほとんど乱れていない。
 二人の視線が交わったが、麻陽菜はどんな顔をして依桜を見ればいいのか分からず、目をそらすしかなかった。
「マヒナ……」
「おい、またイキまくりたいのか?」
 妖魔に恫喝され、震え上がる依桜。
 麻陽菜から見て、依桜はもう肉体も精神もとっくに限界を超えている。これ以上、妖魔に凌辱されたら、本当に人間として完膚なきまでに壊れてしまうだろう。
 だから迷っている暇はない。
「依桜、私を脱がせて。私は大丈夫だから」
 麻陽菜はできるだけ優しく依桜に話しかけた。
「でも……」
 依桜は突然のことに躊躇(ためら)っていて、動こうとしなかった。だが、のろのろしていれば、いつ妖魔の気が変わるか分からない。
「本当に大丈夫。私は妖魔に屈したりしない。だから早く……私を脱がせて」
 依桜が重たい腹を抱えながら、おずおずと麻陽菜に近づいた。動くだけでも辛いだろうに、と思うと、やりきれなさが募る。
 二人の退魔師の少女が向かい合った。言葉にできない様々な感情が去来し、数秒間、二人は見つめ合った。
「まず、袴の後ろ紐をほどいて。背中のほう」
 麻陽菜が指示すると、依桜は麻陽菜の背中に手を回した。そして後ろ紐をつかむと、一旦手を止めて、「ごめん、マヒナ」と呟いた。
「大丈夫。こんなのへっちゃらだから」
 麻陽菜は優しく答える。
 これから自分も依桜のように、凌辱され、卵を産み付けられると思うと……恐怖や屈辱で発狂しそうだった。しかし人に害為す妖魔と戦う退魔師という生き方を選んだ以上、最後まで戦い続けなければいけないのだ。
 だから麻陽菜は、普段はあまり笑わないクールな顔に無理やり微笑を浮かべて、依桜を励ました。
 依桜の手が、袴の後ろ紐をほどいた。それで袴はパサリと麻陽菜の足元に落ちた。残るは腰帯と、白い上衣(うわぎ)だ。
「全て脱がせ」
 妖魔が依桜の背中からプレッシャーをかける。
「依桜、次は……腰帯を」
 依桜は黙って、申し訳なさそうに腰帯に手をかけ、結び目をほどく。帯も麻陽菜の足元に落ちた。
 次は上衣(うわぎ)の留め紐をほどく。
 その下はもうサラシと下着である。さすがに依桜が一旦手を止めたので、麻陽菜は「構わない」と言って先を促した。
 依桜が上衣(うわぎ)の前合わせをゆっくりと開くと、サラシに包まれた胸部が現われた。
「これ……どうやるの?」
「胸のところに、結び目がある」
 麻陽菜のレクチャーに従って、依桜がサラシをほどいていくと、依桜のぺったんこの胸とは対照的な、豊満な胸がぼろんと零れた。
「わっ! マヒナのって、こんなにおっきかったんだ……」
「あんまり……言うな」
 依桜の率直な感想に、麻陽菜は想像以上の羞恥心を感じ、頬を赤らめて身じろいだ。
 麻陽菜の体は染み一つなく、白くて美しい肌をしていた。スレンダーなのに、出るところはしっかりと出て、くびれは十七歳らしからぬ色気を持っている。特に胸は、日ごろからサラシで隠されていてあまり注目されることはないが、同年代で雑誌などに載っているグラビアアイドルなどと比べても圧倒的なボリュームがあった。そのたわわな果実の中心で、桃色の可愛らしい乳首がピンと立っていた。
「何してんだ? 終わりじゃねえよ、下も脱がせろ」
 妖魔が依桜を急かす。
「いいから、脱がせて」
 麻陽菜は目を合わせないまま依桜に指示した。
 次は……ショーツ。最後の一枚だ。
「こいつを使え」
 妖魔が依桜に投げて寄越したのは麻陽菜の使う矢の矢尻だった。これで布を切って脱がせろと言いたいのだろう。
 依桜が麻陽菜の前で膝を突き、そっと布地に指をかけ、矢尻でショーツを切る。最後の一枚が完全に取り払われると、麻陽菜の体を隠すものは何もなくなった。誰にも見せたことのない大事な部分までもを、妖魔と親友にさらしてしまっている。
「ごめん……」
 依桜が謝るが、麻陽菜は「気にするな」と答える。
「だけど、マヒナ……すごく綺麗」
「な、なにを言ってるんだ。こんなときに……」
 麻陽菜は依桜の場違いなコメントに対して、怒りたくても怒れなかった。それどころか、なんだか嬉しくて、自分も感覚がおかしくなっているのかと思った。
 妖魔が二人のそばに近づいてきて、麻陽菜の股の間に手を伸ばし、大事な部分に触れた。
「んっ!?」
「湿ってるじゃねえか。それに乳首も硬くしやがって。友だちがヤられてるの見て、興奮してたな?」
「そんなこと、あるわけないだろう」
 図星だったが、麻陽菜は否定した。大切な友だちが苦しんでいるのに、自分はそれを見て興奮していたなんて、肯定できるわけない。
「どうだかな。おい、ガキ、こいつのクリをなめろ」
「へ……?」
 命令された依桜は、戸惑っている。
「お前が気持ち良くしてやれって言ってるんだ。苗床を最適な状態に整えるのがお前の仕事だ」
「くっ……貴様! 依桜になんてことを」
「ワタシに従わないなら、もっと卵を詰め込んでやろうか?」
「ヒッ……!?」
 依桜は急にビクビクと怯え始める。依桜の心はすでに恐怖と痛みで妖魔に支配されているのだ。だがさすがに親友のクリトリスをなめることには抵抗があるのだろう。複雑な表情で、麻陽菜を見上げる。
(私は……なんて無力なんだ)
 麻陽菜は悔しさで胸が張り裂けそうだったが、ぐっとこらえた。
(とにかく、あいつに従うしかない)
「依桜、なめて。私の……クリ……クリトリスを」
 言葉にするのがこんなに恥ずかしいとは。
 親友は麻陽菜の真意を確かめるように、そのまま数秒間、麻陽菜を見つめていたが、決意したのか、しゃがみ込んだ。
「マヒナのクリ……なめるよ」
 依桜が陰部に顔を近づけて、指で肉びらをそっと開かせ、小さな口から舌をちょっとだけ突き出し、チロチロとなめ始めた。
「っ……♡」
 何時間も依桜が犯されているところを見せられていたせいで、快楽を欲していた麻陽菜の体はすぐさま反応した。自分でさえまともに触れたことのない部分から、痺れるような微弱な電流が生まれては、麻陽菜の全身を駆け巡る。
 依桜の舌が奏でる、かすかな水音。その、少し遠慮したようななめ方が、さらなる焦らしのようになって、麻陽菜はたまらない気持ちになる。
「友だちになめられて感じているヘンタイめ」
 妖魔が麻陽菜の様子を見て、罵った。
「ち、違う!」
「おいガキ。そんなんじゃ日が暮れちまう。五分以内に友だちをイカせろ。できなきゃ、二人とも犯す」
「いや……」
 依桜はなめるのをやめて、首を振った。
「できない……」
「だったら、今すぐ犯してやろうか?」
「ひぃッ……!? いやっ……許して。もうイキたくない……」
 依桜はまた恐怖で可哀そうなほど震えている。麻陽菜はそれを見ているのが辛くて、自分の心が抉(えぐ)られるのを感じた。
「妖魔め! どこまで外道なんだ!?」
「五分間だ。始めろ」
 妖魔は麻陽菜をあざ笑い、無視した。
 依桜はうなだれて沈黙している。
(くそっ……どうすればいいんだ。このまま何もしなければ、また依桜が……)
 ひと気のない森の中の洞窟の奥とあっては、救助も期待できない。麻陽菜は覚悟を決めるしかなかった。
「依桜、私を……もっとなめて。さっきみたいに」
 だが依桜は力なく首を振った。
「できない。だって、マヒナが……。もう、これ以上……」
「依桜、やるしかない。私のことは気にしないで、早く。ヤツに従っているうちは、苦しまないで済むから」
 もしも手が自由だったら、麻陽菜は依桜の頭を優しく撫でて、肩を抱いてやりたかった。しかしそれは叶わぬ願いだ。こんなに些細な願いなのに――。
「もう一分は経ったな。あと四分だ」
 妖魔が残された時間を告げる。
 それで依桜は躊躇(ためら)いながらも、麻陽菜の陰部に再び顔を付けた。
 遠慮がちな舌遣いで、麻陽菜の肉豆をチロチロとなめる。
「んっ♡」
 麻陽菜はくぐもった声を漏らした。ゾクゾクするような快楽が背筋を上ってくる。
「あと三分だ」
 依桜が遠慮しているせいで、快楽が中途半端に弱すぎる。これでは達するまでかなりの時間がかかりそうだった。
「依桜、遠慮しなくていいから。もっと激しくしないと、間に合わない」
「……うん」
 依桜は返事をして、舌の動きを速める。上下左右に弾くように。あるいはアイスクリームをなめ取るように。ざらついた舌の感触が、麻陽菜を高めていく。
(依桜の舌……いやらしく……動いてる……)
「……くぅっ♡ んっ♡」
「マヒナ……感じる?」
 依桜が上目遣いに尋ねると、麻陽菜の心臓の鼓動が少しだけ早まった。
(ホントは、こんなこと、いけないのに……。どうして、私の体は、こんなにも……)
 体が熱く火照って、高まっていくのを感じる。
「続けて……依桜」
「マヒナ……」
 麻陽菜は時折、ビクッと腰が小さく動くのを抑えることができない。
 依桜は麻陽菜の肉豆と包皮の間に舌先を滑り込ませたり、舌をすぼめて肉豆を包み込んだりする。麻陽菜がビクつく間隔がだんだんと短くなっていく。
「あと一分だぞ。真面目にやれ」
(まずい、時間が……)
「依桜、そこ……もっと激しく」
「ここ……?」
「んぁ♡ そこ♡ もっと……♡」
「イキそう?」
「もうすぐ……くる……。あっ♡ 続けて……そのまま……」
「……うん」
 依桜は舌に唾液を絡ませて、水音を立てながら麻陽菜を攻め立てる。激しく舌を動かすときも、根底には優しさと労(いたわ)りがあって、ひしひしと感じる愛情が麻陽菜の胸を切なくさせる。
(依桜の舌……優しくて……ざらざらして……いい……)
「依桜……何か来る……うぅっ♡」
「麻陽菜……イキそうなんだね? いいよ、あたしの舌で……イッて」
「ああもうっ……♡ ああ来る……♡ ああっ♡ 何か……来るっ……♡」
 麻陽菜の太ももが小鹿のようにガクガクと震えて――。
「あっ……♡ ああっ……!♡ ……っ、イくっ! イッ……んん゛ぅッッッ!!!?♡♡♡♡♡」
 激しく痙攣して、最後は声を押し殺して、麻陽菜は生まれて初めて絶頂というものを経験した――。

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