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浅倉依桜(生意気なツインテ後輩クノイチに、お仕置き&わからせ)
浅倉依桜②
しおりを挟む依桜(いお)は目の前の現実が受け入れられず、ぎゅっと目を閉じた。もう一度目を開けたときには、体が元に戻っているのではないか――そんな淡い希望を抱いて。
しかし、そんな希望は打ち砕かれた。
力強くそり立つ男根は、否定するには存在感がありすぎる。
「なんで、こんなのが、あたしの体に。どうして……。こんなの、あたしじゃない」
「何を言ってるだ。これはお前の体だ。ほら……」
クモ型妖魔が依桜の肉棒の先――亀頭を、手のひらを被せるようにして刺激する。
びくんっ。
「あ゛っ♡」
体が刺激に反応し、驚いた依桜は声を上げた。なおも妖魔は肉棒の先を弄ぶ。依桜の体は未知の感覚を敏感に感じ取って、小刻みに震えた。刺激から逃れようと身じろぎするが、四肢をクモの糸に絡め取られた状態では無駄だった。
「それ、やめなさいよ。気持ち悪い!」
「感じてんだろ?」
「感じてない! ぜんぜん気持ち良くないんだから!」
「だったら、さっきみたいに簡単にイクんじゃねえぞ」
妖魔はもう片方の手を添えて、依桜の肉棒を全体的にしごき始める。
「あっ♡ んっ……イかない……! あたしを、はなせ……! んぁっ♡ ……な、何も感じないんだから」
口では強がっているが、依桜の体はビクビクと動いているし、肉棒も最初より筋肉が硬く張っている。表情も強張っているのは、恥ずかしい声を漏らさないようにするだけで精一杯なのだろう。
依桜に注入された妖毒には、男根を生えさせる効果だけでなく、媚薬も含まれていたのだ。
「おいおい、ビクビクしすぎだし、こんなに硬くなってるぞ? もうイキそうなのか?」
妖魔が手の動きを速めると、依桜の唇の間から熱く湿った息が漏れる。よほど辛いのか、ふるふると全身が震える。
何かが――来る。
(こいつ……殺してやる……絶対に! 殺してやるんだから!)
「やめろ……! イかない……あんたの手で……感じたりなんか……」
だがさらに妖魔が肉棒を高速でしごくと、依桜の快楽は一気に高まり、達してしまった。
「んっ……♡ う゛ぅう゛ぅぅ♡♡♡ やめろ……! ああもうっ……くっ♡ ……あっ……あ゛あ゛ああああッッ!!♡♡♡」
どぴゅん、どぴゅん、どぴゅん……。
肉棒が激しく脈打ち、先端から白い液体を十回も放った。
初めての快楽と、初めての射精に疲れて、依桜は磔(はりつけ)のまま肩で大きく息を吐いている。目の前のクモ型妖魔の胸や頬には、依桜がぶちまけた白いものが貼り付いて、ゆっくりと滴り落ちようとしていた。
依桜は尖った目で妖魔を睨みつけているが、その表情には敗北の屈辱の色が濃かった。
「こんなの、ぜんぜん、気持ち良くないんだから。あんたに触られても、キモいだけ」
「こんなにぶちまけておいて、よく言えたものだな。これは何だ?」
妖魔は自分の頬に付いた白いものを指ですくい取って依桜の唇へ押し付けた。依桜は顔をそむけて拒否する。
「そんなもの知らない。キモいのよ。あんたなんか、マヒナに滅ぼされればいいんだ」
「そのマヒナとやらが来るまで、お前が正気でいられるかねぇ?」
妖魔はニヤニヤと笑い、依桜の元気な肉棒を再びしごき始めた。
(だめっ! 今は刺激が強すぎる!)
「ちょっ、ん゛ぅ……♡ やめなさいよ! キモいだけだって言ってるでしょ! そんなことしても無駄なんだから……んはっ♡ くぅっ……♡」
「体は喜んでるみたいだが?」
刺激が強すぎてじっとしていられないし、思考もまとまらない。依桜の肉棒は早くもパンパンに腫れ上がって、次の射精が近いことを示していた。
「こっちも同時に触ってやろうか?」
そう言って妖魔はもう片方の手を依桜の女の部分――柔肉の割れ目に沿わせた。そこはすでに愛液が溢(あふ)れてヌルヌルになっており、妖魔が入り口を探るように撫でただけで、もっと愛汁が溢れ出した。
「やめろ……! このヘンタイ! んあ゛っ!♡ くっ……ん゛ぅ♡」
妖魔は依桜の割れ目に指を差し入れて、にゅぷ、にゅぷと中をまさぐる。同時に肉棒へのしごきも強めていく。依桜のもともと狭い膣が、きゅううううっ、と強く締まり、妖魔の指を押し出そうとするが、あまりに非力だった。ゾクゾクするような鮮明な刺激が、骨にまで染み込んで脳へと上がってくる。
「どんどん溢れてくるぞ、この淫乱マンコめ。ヘンタイはどっちだ?」
依桜の顔が屈辱や快楽でぐしゃぐしゃに歪む。気持ち良すぎて顔の筋肉が緩みそうになるのを必死にこらえているが、そのせいで形容できない、おかしな表情になっていた。
(ああ、だめっ! ……こんなの……こんなの知らない……っ!)
「やっ……♡ 感じてなんか……! ん゛っ♡ あ゛っ♡ やあ゛あ゛あ゛あ゛っっっ!!!♡♡♡♡」
どぴゅん、どぴゅん、どぴゅん……!
一回目よりもむしろ多くの白濁液が、肉棒から放たれた。辺りには精子と愛液とか混ざり合った濃厚な香りが漂っている。
依桜の絶頂の痙攣が止むと、妖魔はすぐに肉棒と陰部への同時攻めを再開した。
「休んでる暇なんかねえぞ」
「あ゛ッ!?♡ いやっ! 今は……ん゛ぅ!♡♡ やめろっ! あっ!♡」
妖魔は依桜から溢れ出た愛液をすくって肉棒に塗りたくり、ローション代わりにしてヌッチャ、ヌッチャとしごく。射精直後の肉棒は神経が剥き出しになっているかのように、刺激をダイレクトに依桜の脳に伝えてくる。依桜は刺激を逃がそうとして腰を引くが、妖魔は途切れることなく快楽を与え続けた。依桜の痙攣が激しくなり、間隔も短くなるにつれて、妖魔は手の動きを速めていく。
「おい、イキそうになってるのか? イかないじゃなかったのか? どうなんだ? 答えろ」
「う゛ああっ!?♡ う゛ぅう゛ぅぅっ♡ イかない……っ! あ゛た゛しはっ……イ゛がっ……あ゛あ゛あああああああっっ!!!♡♡♡♡♡」
依桜はまたしても達してしまった。肉棒から大量に射精すると同時に、割れ目からはブシュッと愛液が吹き出した。
「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡」
束の間の休息――。
否。
妖魔は依桜に全く休む時間を与えず、愛撫を続ける。
(体がっ……おかしくっ……なる……)
「あ゛ッ♡ あ゛ッ♡ やめ゛ッ♡ う゛ああッ!!♡♡♡」
未成熟な細い体が、びくんっ、びくんっ、と跳ねるのを、依桜は抑えることができない。哀れなほど激しくガクガクと痙攣したかと思うと……。
「ん゛あ゛ああああああッッッッ!!!♡♡♡♡♡」
依桜は首をのけぞらせて絶頂した。射精と同時に潮も吹く。あまりの快楽に心が壊れかけているのか、すでに依桜の瞳からは光の輝きが失われているが、妖魔は拷問のような愛撫を止めない。
その後も依桜の喘ぎ声が洞窟内に響き続けていた。
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