474 / 586
本章1 ウォータリア編
籠の鳥81
しおりを挟む
ミニブラック
「待たせた」
「おう、トイレか?」
バキ!!
ミニブラック
「レディに対してそれはNGだ」
トゥシエ
「今のは主が悪い」
ヴェール
「悪い」
「すみませんでした、さて出発するか」
トゥシエ
「その前に飲み物とかを調達しておいた方がいいわよ」
ヴェール
「それは重要だ」
「でも店は閉店しちゃったし」
ミニブラック
「あれつかえるんじゃない?」
そう言って指さした方向には自動販売機が
「ドリンクにお菓子、トーストにうどんまであるぞ」
ヴェール
「どうせなら限界まで買いましょう」
「まあ、ここのお金の使い道も今後無さそうだしな…」
それからみんなで好きな飲料などをアイテムボックスに詰め込んでいく、
サイダー、果実ジュース、丸っこいパンにアルミに包まれた熱々のトーストのようなもの、
うどんと一か月間くらい持つじゃないかと思うくらいの大量の食糧を買い込んだ。
「もう、カードの残量が0だな」
ヴェール
「いえい!じゃ私は仕事が終わったからまた引きこもります」
トゥシエ
「私も帰るね」
そう言って手槍と盾に帰って行ってしまった。
「あいつら食うことばかりだな」
ミニブラック
「とりあえず考えてるだけ無駄だと思うわよ?先急ぎましょう」
「はい……」
パーキングを出て荒廃した高速道路を歩いていくとすぐに切れ目にたどり着いた、
ミニブラック
「あそこからエリアが変わっているわね」
「早く猫を探さないと」
高速の切れ目から飛び降りるとそこは低木が広がるエリアに出た、
そこには看板があり『桑畑:昔養蚕で栄えたこの町は蚕を育てるために桑を育てていた、なお実は食用である』
「桑畑ね~よく見ると黒い実が」
次の瞬間!バン!!!
顔の前で何かが弾けた
「うわ!!」
ミニブラック
「ぷっぷ、顔が真っ黒」
「え?」
慌てて顔を擦ると赤黒いベトベトしたモノが顔にべったり付いていた、
ミニブラック
「あんたも真っ黒ね、お似合いだわ」
「どうやら、笑ってる場合じゃなさそうだぞ」
ミニブラック
「え?」
周りの木がざわめき出し、不自然に動いていた。
すると次の瞬間まわりの木から実の爆弾が大量に降り注ぎ始めた!
「にげろーーー!」
ミニブラック
「えええ!一体なにが起こってるのよ!」
「俺が知るか!!!」
逃げようと走り出すとなんと!木が地面から根っこを出してまるで足の様にして追いかけて来る!!
「このままじゃ ベタベタまみれどころじゃすまないぞ!」
ミニブラック
「どこか安全なとこに……あそこ!あそこは」
そこには小さな公園が見えた。
「待たせた」
「おう、トイレか?」
バキ!!
ミニブラック
「レディに対してそれはNGだ」
トゥシエ
「今のは主が悪い」
ヴェール
「悪い」
「すみませんでした、さて出発するか」
トゥシエ
「その前に飲み物とかを調達しておいた方がいいわよ」
ヴェール
「それは重要だ」
「でも店は閉店しちゃったし」
ミニブラック
「あれつかえるんじゃない?」
そう言って指さした方向には自動販売機が
「ドリンクにお菓子、トーストにうどんまであるぞ」
ヴェール
「どうせなら限界まで買いましょう」
「まあ、ここのお金の使い道も今後無さそうだしな…」
それからみんなで好きな飲料などをアイテムボックスに詰め込んでいく、
サイダー、果実ジュース、丸っこいパンにアルミに包まれた熱々のトーストのようなもの、
うどんと一か月間くらい持つじゃないかと思うくらいの大量の食糧を買い込んだ。
「もう、カードの残量が0だな」
ヴェール
「いえい!じゃ私は仕事が終わったからまた引きこもります」
トゥシエ
「私も帰るね」
そう言って手槍と盾に帰って行ってしまった。
「あいつら食うことばかりだな」
ミニブラック
「とりあえず考えてるだけ無駄だと思うわよ?先急ぎましょう」
「はい……」
パーキングを出て荒廃した高速道路を歩いていくとすぐに切れ目にたどり着いた、
ミニブラック
「あそこからエリアが変わっているわね」
「早く猫を探さないと」
高速の切れ目から飛び降りるとそこは低木が広がるエリアに出た、
そこには看板があり『桑畑:昔養蚕で栄えたこの町は蚕を育てるために桑を育てていた、なお実は食用である』
「桑畑ね~よく見ると黒い実が」
次の瞬間!バン!!!
顔の前で何かが弾けた
「うわ!!」
ミニブラック
「ぷっぷ、顔が真っ黒」
「え?」
慌てて顔を擦ると赤黒いベトベトしたモノが顔にべったり付いていた、
ミニブラック
「あんたも真っ黒ね、お似合いだわ」
「どうやら、笑ってる場合じゃなさそうだぞ」
ミニブラック
「え?」
周りの木がざわめき出し、不自然に動いていた。
すると次の瞬間まわりの木から実の爆弾が大量に降り注ぎ始めた!
「にげろーーー!」
ミニブラック
「えええ!一体なにが起こってるのよ!」
「俺が知るか!!!」
逃げようと走り出すとなんと!木が地面から根っこを出してまるで足の様にして追いかけて来る!!
「このままじゃ ベタベタまみれどころじゃすまないぞ!」
ミニブラック
「どこか安全なとこに……あそこ!あそこは」
そこには小さな公園が見えた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
647
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる