43 / 318
第三章
3-3 ディートリヒ無双②
しおりを挟む
「はい!」
ディートリヒは構える。
索敵で相手の距離を測る。
およそ45m、向かって来ないって事は、まだこちらに気づいていないようだ。
静かに足音を立てないように近づく。
距離30m…、白い奴を肉眼でしっかりと捉えた。魔銃20%の出力で照準を定め先ずは一発。
「パシュッ」
瞬時に一匹の頭が吹っ飛ぶ。
俺は続けざまに2発撃ち、ディートリヒの方を見る。
「いくぞ。」
「はい。」
ディートリヒも準備ができており、二人で前方に走り出した。
残り4体となった白い奴は、1体の頭が吹っ飛んだ時には何処から攻撃されたのか分からず、キョロキョロしていたが、2回目の弾道の軌道で俺たちの場所を知る。
しかし、軌道を確認できたのは3体だけで、既に1体は腹に風穴を開けられ絶命していた。
白い奴3体と俺たちとの距離は20mを切る。
俺はここで光輪3つを3体に投げつける。
「当たれー!」
3つの光輪は、回転しながら3体に向かっていく。
身の危険を察したか、3体とも立ち止まり、武器を身体の前にし防御姿勢をとる。
が、光輪は無残にも白い奴を武器ごと切り付けた。
一番近かった一体は武器、腕、身体の順番に真っ二つになった。
次の一体は、武器と両腕が切り落とされ、胴体まで傷を負った。
最後の一体は武器と利き腕が切り落とされた。
もう一体くらい殺っておいた方がよかったか?と思った矢先、ディートリヒが前に飛び出す。
先ずは、利き腕がなくなった白い奴に狙いをつける。
利き腕を無くした白い奴はもう一方の腕で横殴りする。
ディートリヒは屈みこみ、空ぶって半身になった白い奴に向かい、下段からフランベルグを切り上げ、殴り損なった腕を切断する。瞬時に剣を中断に戻し胸を刺突した。
白い奴は、吐血したものをディートリヒにぶちまけて絶命した。
刹那、ディートリヒは絶命した白い奴から離れ、今度は両腕が無くなった白い奴に向かっていく。
正気に戻った白い奴ではあるが、両腕が無くなったため闇雲に腕を動かしているだけである。
ディートリヒは白い奴の腕の合間をかいくぐり、胸を一突きし絶命させた。
この間、わずか十数秒のことであった。
流石騎士だ、殺れると確実に判断できる相手ではなく、まだ攻撃が出せる敵を最初に殺し、自分たちの安全を確保する…。
お互いがお互いの攻撃に驚いていた。
「ディートリヒさん…」
「ご主人さま…」
「すごいよ!(すばらしいです!)」
なんかハモっていた。
同時の声にびっくりしたものの、二人とも次の瞬間笑っていた。
「ディートリヒ、すごいな。」
「ご主人様こそ、すごいです。」
お互いがお互いを褒めている。
「ところで、ご主人様」
「ん、何だ?」
「あの武器は一体なんですか? 鉄の道具から魔法が打ち出された感覚がありました。」
「あれか。自分のマナを魔力弾として撃ち出す、そんな感じの魔銃だ。」
「そうですか…。初めて見ました。それに、光の輪ですか、あの威力も凄まじいです。」
「なんだか、いつもより強力だった気がするね。それよりもディートリヒの剣捌きがすごくて見えなかったよ。」
「いえ、まだまだ全盛期には達しておりません。」
「そうなのか。でも近接であれだけ動ければ凄いと思うんだけどね。
あ、そうだ。剣の切れ味とか問題なかった?」
「はい。この剣の凄さでしょうか、何かスパンと切れる感じがしました。」
という事はあのバフは何らかの効果があったのかもしれないな。
経験値というか実績についてはよく分からないので、しばらくは様子見だな…。
俺は、ディートリヒにクリーンをかけ、素材の剥ぎ取りをしようと白い奴の方に向かう。
「やはり…。」
そこには、白い奴の亡骸ではなく、奴らがドロップしたと思われる魔石と素材が落ちていた。
「もう、ここまで来ているのか…。」
先日、採取した時は、もう少し奥だったはず。
今日、ドロップした場所を考えると、数日のうちに5㎞以上街に近づいているとみていい。
ただ、この案件はコックスさんのいる“風の砦”に任せている。
「ご主人様…」
「ん?どうした?」
「素晴らしく怖い顔をしておられますよ。」
「お、ごめんこめん。んじゃ、薬草を採取するから、周囲をよろしくね。」
「分かりました。」
我に返り、先ずは薬草を採取し始める。
本日の依頼分以上を集めることができた。
後はギルドに報告し、宿に戻るだけだ。
「なぁ、ディートリヒ?」
「はい。なんでしょうか?」
「スタンピードって知ってるか?」
「はい。ダンジョンから魔物があふれ出してくることですね。」
「あれは、どれくらい危険なんだ。」
「湧き出てくる魔物の数にも依るかと。」
「つまり、数が増えれば危険度が高まるって事か。」
「そうです。私が読んだ記録では、過去1万匹以上のスタンピードが起きた事もあったそうです。」
「そうか…。何事もなきゃいいんだけどな…。」
「はい。私もそう思います。」
二人の会話は少し重かった。
街に戻り、ギルドに依頼達成と素材の買取をお願いする。
今回の依頼達成で、晴れてDランクに上がった。
ディートリヒはびっくりしていたが、依頼回数の勝利だ、とこれまでの薬草依頼の回数を伝えると、妙に納得と感心していた。
今回は、ディートリヒの無双で49体の魔物を倒したと報告し、素材の買取を依頼した。
受付は、俺を見るのではなく、ディートリヒの出で立ちを見て、流石に弱者ではないと悟ったのか、すべての買取に応じてくれた。勿論、安く叩かれた結果ではあるが、アイテムボックスの肥やしにしておくこともできないから…。
宿屋に戻り、ディートリヒと食事をとる。
今日の成果とお互いがお互いを褒めあうといった、甘ったるい会話であったが、彼女の戦闘スタイルも理解できた。勿論、飛び道具のような俺のスタイルも理解してくれたと思う。
部屋に戻りしなに、イヴァンさんにお湯を頼む。
勿論、俺用ではなく、ディートリヒ用だ。
その件に関し、またディートリヒと無限ループの押し問答があったことは言うまでもない。
しかし、こちらの方が上だよ。何せ主人ですからね。
ディートリヒは少し不満げな顔をするも、湯浴みができることが嬉しいのだろう、眼から嬉しいビームが出ています。
俺はディートリヒが湯浴みしている間、1階の食堂に居るから後で呼びに来てくれと伝ると、食堂に向かいハーブティーを飲む。そして、いつものごとく考えを巡らしながら自分の世界にトリップする。
何がきっかけとなったのかは覚えていないが、湯浴みのことを考えていた。
お湯をもらうのにわざわざ1階から持ってくるのも億劫だ。
であれば、いっその事自分の魔法でお湯が出せないか?
もし出すことができれば、たらいではなく、浴槽のようなものをアイテムボックスに入れて持ち歩けばいつでもどこでも入ることはできるよな…。
そうすると露天風呂になるか…。
俺はいいが、ディートリヒはダメだな。
なら、囲うか? ディグは掘る、バックフィルは埋め戻す、んじゃ、壁を作るのはウォールか?
今度、試してみるか?
後は、何とか石鹸とシャンプー、リンスが欲しいところだな。俺は石鹸で大丈夫だが、流石に女性は…。
まぁ、石鹸はこの世界にもあるってことだから、製法は確立されているんだろう。
では、作ってみるか?
完全にニノマエ・ワールドの中に没頭し、目の前に湯浴みを終えたディートリヒが居る事すら目に入っていない状況を作り出していた。
その夜、たらいに入った冷めたお湯を見つめながら、ディートリヒにこんこんと説教された。
ディートリヒは構える。
索敵で相手の距離を測る。
およそ45m、向かって来ないって事は、まだこちらに気づいていないようだ。
静かに足音を立てないように近づく。
距離30m…、白い奴を肉眼でしっかりと捉えた。魔銃20%の出力で照準を定め先ずは一発。
「パシュッ」
瞬時に一匹の頭が吹っ飛ぶ。
俺は続けざまに2発撃ち、ディートリヒの方を見る。
「いくぞ。」
「はい。」
ディートリヒも準備ができており、二人で前方に走り出した。
残り4体となった白い奴は、1体の頭が吹っ飛んだ時には何処から攻撃されたのか分からず、キョロキョロしていたが、2回目の弾道の軌道で俺たちの場所を知る。
しかし、軌道を確認できたのは3体だけで、既に1体は腹に風穴を開けられ絶命していた。
白い奴3体と俺たちとの距離は20mを切る。
俺はここで光輪3つを3体に投げつける。
「当たれー!」
3つの光輪は、回転しながら3体に向かっていく。
身の危険を察したか、3体とも立ち止まり、武器を身体の前にし防御姿勢をとる。
が、光輪は無残にも白い奴を武器ごと切り付けた。
一番近かった一体は武器、腕、身体の順番に真っ二つになった。
次の一体は、武器と両腕が切り落とされ、胴体まで傷を負った。
最後の一体は武器と利き腕が切り落とされた。
もう一体くらい殺っておいた方がよかったか?と思った矢先、ディートリヒが前に飛び出す。
先ずは、利き腕がなくなった白い奴に狙いをつける。
利き腕を無くした白い奴はもう一方の腕で横殴りする。
ディートリヒは屈みこみ、空ぶって半身になった白い奴に向かい、下段からフランベルグを切り上げ、殴り損なった腕を切断する。瞬時に剣を中断に戻し胸を刺突した。
白い奴は、吐血したものをディートリヒにぶちまけて絶命した。
刹那、ディートリヒは絶命した白い奴から離れ、今度は両腕が無くなった白い奴に向かっていく。
正気に戻った白い奴ではあるが、両腕が無くなったため闇雲に腕を動かしているだけである。
ディートリヒは白い奴の腕の合間をかいくぐり、胸を一突きし絶命させた。
この間、わずか十数秒のことであった。
流石騎士だ、殺れると確実に判断できる相手ではなく、まだ攻撃が出せる敵を最初に殺し、自分たちの安全を確保する…。
お互いがお互いの攻撃に驚いていた。
「ディートリヒさん…」
「ご主人さま…」
「すごいよ!(すばらしいです!)」
なんかハモっていた。
同時の声にびっくりしたものの、二人とも次の瞬間笑っていた。
「ディートリヒ、すごいな。」
「ご主人様こそ、すごいです。」
お互いがお互いを褒めている。
「ところで、ご主人様」
「ん、何だ?」
「あの武器は一体なんですか? 鉄の道具から魔法が打ち出された感覚がありました。」
「あれか。自分のマナを魔力弾として撃ち出す、そんな感じの魔銃だ。」
「そうですか…。初めて見ました。それに、光の輪ですか、あの威力も凄まじいです。」
「なんだか、いつもより強力だった気がするね。それよりもディートリヒの剣捌きがすごくて見えなかったよ。」
「いえ、まだまだ全盛期には達しておりません。」
「そうなのか。でも近接であれだけ動ければ凄いと思うんだけどね。
あ、そうだ。剣の切れ味とか問題なかった?」
「はい。この剣の凄さでしょうか、何かスパンと切れる感じがしました。」
という事はあのバフは何らかの効果があったのかもしれないな。
経験値というか実績についてはよく分からないので、しばらくは様子見だな…。
俺は、ディートリヒにクリーンをかけ、素材の剥ぎ取りをしようと白い奴の方に向かう。
「やはり…。」
そこには、白い奴の亡骸ではなく、奴らがドロップしたと思われる魔石と素材が落ちていた。
「もう、ここまで来ているのか…。」
先日、採取した時は、もう少し奥だったはず。
今日、ドロップした場所を考えると、数日のうちに5㎞以上街に近づいているとみていい。
ただ、この案件はコックスさんのいる“風の砦”に任せている。
「ご主人様…」
「ん?どうした?」
「素晴らしく怖い顔をしておられますよ。」
「お、ごめんこめん。んじゃ、薬草を採取するから、周囲をよろしくね。」
「分かりました。」
我に返り、先ずは薬草を採取し始める。
本日の依頼分以上を集めることができた。
後はギルドに報告し、宿に戻るだけだ。
「なぁ、ディートリヒ?」
「はい。なんでしょうか?」
「スタンピードって知ってるか?」
「はい。ダンジョンから魔物があふれ出してくることですね。」
「あれは、どれくらい危険なんだ。」
「湧き出てくる魔物の数にも依るかと。」
「つまり、数が増えれば危険度が高まるって事か。」
「そうです。私が読んだ記録では、過去1万匹以上のスタンピードが起きた事もあったそうです。」
「そうか…。何事もなきゃいいんだけどな…。」
「はい。私もそう思います。」
二人の会話は少し重かった。
街に戻り、ギルドに依頼達成と素材の買取をお願いする。
今回の依頼達成で、晴れてDランクに上がった。
ディートリヒはびっくりしていたが、依頼回数の勝利だ、とこれまでの薬草依頼の回数を伝えると、妙に納得と感心していた。
今回は、ディートリヒの無双で49体の魔物を倒したと報告し、素材の買取を依頼した。
受付は、俺を見るのではなく、ディートリヒの出で立ちを見て、流石に弱者ではないと悟ったのか、すべての買取に応じてくれた。勿論、安く叩かれた結果ではあるが、アイテムボックスの肥やしにしておくこともできないから…。
宿屋に戻り、ディートリヒと食事をとる。
今日の成果とお互いがお互いを褒めあうといった、甘ったるい会話であったが、彼女の戦闘スタイルも理解できた。勿論、飛び道具のような俺のスタイルも理解してくれたと思う。
部屋に戻りしなに、イヴァンさんにお湯を頼む。
勿論、俺用ではなく、ディートリヒ用だ。
その件に関し、またディートリヒと無限ループの押し問答があったことは言うまでもない。
しかし、こちらの方が上だよ。何せ主人ですからね。
ディートリヒは少し不満げな顔をするも、湯浴みができることが嬉しいのだろう、眼から嬉しいビームが出ています。
俺はディートリヒが湯浴みしている間、1階の食堂に居るから後で呼びに来てくれと伝ると、食堂に向かいハーブティーを飲む。そして、いつものごとく考えを巡らしながら自分の世界にトリップする。
何がきっかけとなったのかは覚えていないが、湯浴みのことを考えていた。
お湯をもらうのにわざわざ1階から持ってくるのも億劫だ。
であれば、いっその事自分の魔法でお湯が出せないか?
もし出すことができれば、たらいではなく、浴槽のようなものをアイテムボックスに入れて持ち歩けばいつでもどこでも入ることはできるよな…。
そうすると露天風呂になるか…。
俺はいいが、ディートリヒはダメだな。
なら、囲うか? ディグは掘る、バックフィルは埋め戻す、んじゃ、壁を作るのはウォールか?
今度、試してみるか?
後は、何とか石鹸とシャンプー、リンスが欲しいところだな。俺は石鹸で大丈夫だが、流石に女性は…。
まぁ、石鹸はこの世界にもあるってことだから、製法は確立されているんだろう。
では、作ってみるか?
完全にニノマエ・ワールドの中に没頭し、目の前に湯浴みを終えたディートリヒが居る事すら目に入っていない状況を作り出していた。
その夜、たらいに入った冷めたお湯を見つめながら、ディートリヒにこんこんと説教された。
0
お気に入りに追加
187
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)
幻田恋人
恋愛
夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。
でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。
親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。
童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。
許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…
僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
チョロイン2人がオイルマッサージ店でNTR快楽堕ちするまで【完結】
白金犬
ファンタジー
幼馴染同士パーティーを組んで冒険者として生計を立てている2人、シルフィとアステリアは王都でのクエストに一区切りをつけたところだった。
故郷の村へ馬車が出るまで王都に滞在する彼女らは、今流行りのオイルマッサージ店の無料チケットを偶然手に入れる。
好奇心旺盛なシルフィは物珍しさから、故郷に恋人が待っているアステリアは彼のためにも綺麗になりたいという乙女心からそのマッサージ店へ向かうことに。
しかしそこで待っていたのは、真面目な冒険者2人を快楽を貪る雌へと変貌させる、甘くてドロドロとした淫猥な施術だった。
シルフィとアステリアは故郷に戻ることも忘れてーー
★登場人物紹介★
・シルフィ
ファイターとして前衛を支える元気っ子。
元気活発で天真爛漫なその性格で相棒のアステリアを引っ張っていく。
特定の相手がいたことはないが、人知れず恋に恋い焦がれている。
・アステリア(アスティ)
ヒーラーとして前衛で戦うシルフィを支える少女。
真面目で誠実。優しい性格で、誰に対しても物腰が柔らかい。
シルフィと他にもう1人いる幼馴染が恋人で、故郷の村で待っている。
・イケメン施術師
大人気オイルマッサージ店の受付兼施術師。
腕の良さとその甘いマスクから女性客のリピート必至である。
アステリアの最初の施術を担当。
・肥満施術師
大人気オイルマッサージ店の知らざれる裏の施術師。
見た目が醜悪で女性には生理的に受け付けられないような容姿のためか表に出てくることはないが、彼の施術を受けたことがある女性客のリピート指名率は90%を超えるという。
シルフィの最初の施術を担当。
・アルバード
シルフィ、アステリアの幼馴染。
アステリアの恋人で、故郷の村で彼女らを待っている。
【R-18】悪役令嬢ですが、罠に嵌まって張型つき木馬に跨がる事になりました!
臣桜
恋愛
悪役令嬢エトラは、王女と聖女とお茶会をしたあと、真っ白な空間にいた。
そこには張型のついた木馬があり『ご自由に跨がってください。絶頂すれば元の世界に戻れます』の文字が……。
※ムーンライトノベルズ様にも重複投稿しています
※表紙はニジジャーニーで生成しました
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる