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第7章 新たな進化
49話 帰らない冒険者
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王都では、冒険者達が活動をし始めて、Cランク冒険者達が色んな魔物の素材を持ち帰るようになってきた。
「やっぱり俺達の判断が正解だった」
「だよな?」
「ヒロトシ様には悪いが、心配症だったようだな」
「そりゃそうだぜ。今までと同じ魔物を討伐しているし、こちらの攻撃力が上がっているんだ。負ける道理がないよな?」
冒険者達は、依頼達成に酒場で盛り上がっていた。ギルド職員もギルドの売り上げが増した事で、活気に満ち溢れていた。
ギルドだけでなく、王都の環境も徐々に良くなってきていたのも相まって、ヒロトシが心配していたことを忘れていった。
そんなある日、帰らないパーティーが出てきた。
「おい!聞いたか?」
「ああ!聞いた聞いた!」
「ここ数日帰らないパーティーが増えてきたみたいだな」
「あいつら、羽振りがよかったからな?」
「やっぱり無理したのか?」
「いや、ギルドでは、注意勧告はしていたみたいだぜ?」
「注意勧告ってやっぱり、実行にみあわない依頼を受けようとしたのか?」
「らしいな?だけど、ギルドでは受けさせなかったらしいぜ」
「じゃあ、あいつらの自己責任ってことか?」
「そういう事になるな」
しかし、いくら自己責任と言ってもいきなり5組のパーティーが帰らないとあれば、ギルドが動かない訳にはいかない。
「いったいどういう事なんだ?」
「ギルドマスター・・・・・・それが、魔の森との城壁のことが関係しているのかもしれません」
「どういう事だ?確かに、王国から魔の森が以前の位置に引いている報告は受けてたはずだが、北の森は安全になってきたのではないのか?」
「はい!それに関してはその通りです。しかし、マジカル武器を持ったCランク冒険者にとっても、深い場所はまだまだ危険な地域なんです」
「まさか、その地域にCランクは足を踏み入れたというのか?なんでだ?」
「ヒロトシ様が、城壁を作ってくれて魔の森はあれ以上、こちらには進行してくる心配はないのはみんなも知っている事実です」
「当たり前だ」
「それでです。ここからが重要な事実で、魔の森が後退しています」
「まさか?」
「はい、そのまさかで魔物のランクが下がってきているのです。今では、北の森の浅い場所ではマジカル武器を持ったCランク冒険者が活動できるまでになっています」
「だったら、問題はないではないか?」
「あくまでも、できるまでになってきただけです。もし、あの場所でどうしようもない状況になったとしたら・・・・・・」
「しかし、城壁を警備しているんじゃないのか?」
「ギルドマスター、忘れてしまったのですか?」
「何がだ?」
「今、あの城壁を警備しているのは、王国騎士達でヒロトシ様の奴隷じゃありません」
「まさか?」
「はい、ヒロトシ様の奴隷達より完璧に守れなかったとしたらどうですか?」
ヒロトシは、ローベルクに警備の交替を申し出ていたのだ。魔の森が後退したのであれば、自分達がする必要はなく、王国の仕事になるからだ。
しかし、王国騎士達とヒロトシの奴隷では実力が違いすぎるので、王国騎士ではそこまで完璧な警備を求めるのは酷であった。
城壁より王国側にいた高レベルの魔物を、取り逃がしていた場合、その魔物が浅い場所に出現した場合、Cランク冒険者では太刀打ちできないのだ。
「しかし、なんでだ?そのような場所に、Cランク冒険者が行く必要はないではないか?」
「それが、薬草や資材の高級素材がよく採れるのです」
日本でも、自然災害や何かの原因で、人間がその地域に足を踏み入れなかった場合、山の幸や海の幸が豊富になる。それと同じことが北の森で起こっていた。
「つまり、薬草が簡単に採取できるというのか?」
「はい。北の森の浅い場所ならCランク冒険者でも入れますが、高レベルの魔物に会わないという保証はどこにも・・・・・・」
ギルド幹部達は、ギルドマスターに今想定できる事を報告した。
まだ、想定段階でギルドでも捜索段階である。
しかし、その日また、帰らない冒険者がいた。
「ご主人様、よろしいですか?」
「ライラ、どうかしたのか?」
「王都の冒険者が行方不明が続出しています」
「やっぱりそうなったか?」
「はい。冒険者ギルドでも、原因究明に動いているみたいです」
「まぁ、間違いなく城壁警備のせいだろうな」
「何でご主人様は警備を王国にさせたのですか?まだ早かったのでは?」
「そんなことはないよ。実際に今、王国騎士があの場所で警備ができているだろ?」
「しかし、犠牲者が出ているのも事実では?」
「それは、王国騎士にもっと頑張ってもらうしかあるまい?魔の森が後退した今、国を守るのは王国の仕事だ。しかし、王国騎士でも魔の森の魔物は相手にできないから、今まで俺達が代わりに守っていただけだ」
ヒロトシは、城壁警備を王国から請け負って城壁警備をしていた。しかし、王国騎士でもできるようになれば王国側も高い依頼料をヒロトシに払い続ける必要はなく、ヒロトシも魔の森が後退した事を、ローベルグに報告したのだ。
そうなれば、ヒロトシに警備の税金を払い続ける事は無駄遣いになるため、城壁警備の契約を打ち切るのは当然の結果だった。
「なるほど。つまり、ご主人様の行動はギルドに思い知らせたのではなかったという事ですか?あたしはてっきりああいう事を言っていたから、わざと城壁警備を引いたのかと思いました」
「まぁ、正直な話冒険者ギルドを思い知らせる気持ちがなかったとは言えないよ。こうなる事はわかっていたからね。しかし、俺が貴族達に贈賄は駄目だと言っていたのに、魔の森が後退しているのを黙って依頼を受け続けるのは違うからね」
「確かに」
「実際に、ローベルグ様からは感謝されて税金は別のものに運用されているんだぞ」
「さすがです!」
「しかし、犠牲者となった冒険者は俺から言わせれば、冒険者ギルドのせいと言ってもいいな」
「た、確かに・・・・・・」
ヒロトシは、ライラからの報告を受けて他人事のように言った。
「やっぱり俺達の判断が正解だった」
「だよな?」
「ヒロトシ様には悪いが、心配症だったようだな」
「そりゃそうだぜ。今までと同じ魔物を討伐しているし、こちらの攻撃力が上がっているんだ。負ける道理がないよな?」
冒険者達は、依頼達成に酒場で盛り上がっていた。ギルド職員もギルドの売り上げが増した事で、活気に満ち溢れていた。
ギルドだけでなく、王都の環境も徐々に良くなってきていたのも相まって、ヒロトシが心配していたことを忘れていった。
そんなある日、帰らないパーティーが出てきた。
「おい!聞いたか?」
「ああ!聞いた聞いた!」
「ここ数日帰らないパーティーが増えてきたみたいだな」
「あいつら、羽振りがよかったからな?」
「やっぱり無理したのか?」
「いや、ギルドでは、注意勧告はしていたみたいだぜ?」
「注意勧告ってやっぱり、実行にみあわない依頼を受けようとしたのか?」
「らしいな?だけど、ギルドでは受けさせなかったらしいぜ」
「じゃあ、あいつらの自己責任ってことか?」
「そういう事になるな」
しかし、いくら自己責任と言ってもいきなり5組のパーティーが帰らないとあれば、ギルドが動かない訳にはいかない。
「いったいどういう事なんだ?」
「ギルドマスター・・・・・・それが、魔の森との城壁のことが関係しているのかもしれません」
「どういう事だ?確かに、王国から魔の森が以前の位置に引いている報告は受けてたはずだが、北の森は安全になってきたのではないのか?」
「はい!それに関してはその通りです。しかし、マジカル武器を持ったCランク冒険者にとっても、深い場所はまだまだ危険な地域なんです」
「まさか、その地域にCランクは足を踏み入れたというのか?なんでだ?」
「ヒロトシ様が、城壁を作ってくれて魔の森はあれ以上、こちらには進行してくる心配はないのはみんなも知っている事実です」
「当たり前だ」
「それでです。ここからが重要な事実で、魔の森が後退しています」
「まさか?」
「はい、そのまさかで魔物のランクが下がってきているのです。今では、北の森の浅い場所ではマジカル武器を持ったCランク冒険者が活動できるまでになっています」
「だったら、問題はないではないか?」
「あくまでも、できるまでになってきただけです。もし、あの場所でどうしようもない状況になったとしたら・・・・・・」
「しかし、城壁を警備しているんじゃないのか?」
「ギルドマスター、忘れてしまったのですか?」
「何がだ?」
「今、あの城壁を警備しているのは、王国騎士達でヒロトシ様の奴隷じゃありません」
「まさか?」
「はい、ヒロトシ様の奴隷達より完璧に守れなかったとしたらどうですか?」
ヒロトシは、ローベルクに警備の交替を申し出ていたのだ。魔の森が後退したのであれば、自分達がする必要はなく、王国の仕事になるからだ。
しかし、王国騎士達とヒロトシの奴隷では実力が違いすぎるので、王国騎士ではそこまで完璧な警備を求めるのは酷であった。
城壁より王国側にいた高レベルの魔物を、取り逃がしていた場合、その魔物が浅い場所に出現した場合、Cランク冒険者では太刀打ちできないのだ。
「しかし、なんでだ?そのような場所に、Cランク冒険者が行く必要はないではないか?」
「それが、薬草や資材の高級素材がよく採れるのです」
日本でも、自然災害や何かの原因で、人間がその地域に足を踏み入れなかった場合、山の幸や海の幸が豊富になる。それと同じことが北の森で起こっていた。
「つまり、薬草が簡単に採取できるというのか?」
「はい。北の森の浅い場所ならCランク冒険者でも入れますが、高レベルの魔物に会わないという保証はどこにも・・・・・・」
ギルド幹部達は、ギルドマスターに今想定できる事を報告した。
まだ、想定段階でギルドでも捜索段階である。
しかし、その日また、帰らない冒険者がいた。
「ご主人様、よろしいですか?」
「ライラ、どうかしたのか?」
「王都の冒険者が行方不明が続出しています」
「やっぱりそうなったか?」
「はい。冒険者ギルドでも、原因究明に動いているみたいです」
「まぁ、間違いなく城壁警備のせいだろうな」
「何でご主人様は警備を王国にさせたのですか?まだ早かったのでは?」
「そんなことはないよ。実際に今、王国騎士があの場所で警備ができているだろ?」
「しかし、犠牲者が出ているのも事実では?」
「それは、王国騎士にもっと頑張ってもらうしかあるまい?魔の森が後退した今、国を守るのは王国の仕事だ。しかし、王国騎士でも魔の森の魔物は相手にできないから、今まで俺達が代わりに守っていただけだ」
ヒロトシは、城壁警備を王国から請け負って城壁警備をしていた。しかし、王国騎士でもできるようになれば王国側も高い依頼料をヒロトシに払い続ける必要はなく、ヒロトシも魔の森が後退した事を、ローベルグに報告したのだ。
そうなれば、ヒロトシに警備の税金を払い続ける事は無駄遣いになるため、城壁警備の契約を打ち切るのは当然の結果だった。
「なるほど。つまり、ご主人様の行動はギルドに思い知らせたのではなかったという事ですか?あたしはてっきりああいう事を言っていたから、わざと城壁警備を引いたのかと思いました」
「まぁ、正直な話冒険者ギルドを思い知らせる気持ちがなかったとは言えないよ。こうなる事はわかっていたからね。しかし、俺が貴族達に贈賄は駄目だと言っていたのに、魔の森が後退しているのを黙って依頼を受け続けるのは違うからね」
「確かに」
「実際に、ローベルグ様からは感謝されて税金は別のものに運用されているんだぞ」
「さすがです!」
「しかし、犠牲者となった冒険者は俺から言わせれば、冒険者ギルドのせいと言ってもいいな」
「た、確かに・・・・・・」
ヒロトシは、ライラからの報告を受けて他人事のように言った。
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