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第五章 親父たちと砂漠
親父たち、脱出……できるかな?2
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前回までのあらすじ
紅海の小島から脱出しようとした親父たち。
しかし、元の小島に戻っただけであった。
紅海の小島に再漂着して、一週間がたった。
砂浜で親父たちはスクラムを組んでいた。
「今度こそ、この島を脱出するぞ!」
「もちろんだ!そのための準備は怠っていない!」
「うむ、イカダも帆船に進化したからね!」
「羅針盤もセットしたでござる!」
「肯定であります!」
親父たちはこの日の為に乗っていたイカダを解体し、試行錯誤の末に帆船を作り、保存食や水の確保。
さらには方向を間違えないように羅針盤(磁気を帯びた針)もセットした。
後は出発するだけ。
「ドリフター号!出発だーー!」
「「「「おう(でござる)!!」」」」」
親父たちの準備は完璧だった。
途中で嵐に会わなければ…………。
ドリフター号は嵐によって沈没。
親父たちは元いた島に再々漂着した。
次の日。
「おかしい!」
「おかしいな!」
「うむ、おかしいね!」
「おかしいでござる!」
「肯定であります!」
親父たちは島で拠点にしているツリーハウスの木の下で、なぜ突然、嵐に巻き込まれたのか疑問に感じていた。
「あんなに天気が良かったのに、突然の嵐はおかしくないか?」
「空も大気も異常はなかったでござる!」
「それなのに、まるで漫画のページをめくるみたいに嵐になったな!」
「うむ、まるで我々を島から出さないようにしているとしか思えないよ!」
「肯定であります!」
親父たちは疑問はある一つの行動で解決した。
それは鑑定。
鑑定した結果。
この島は…………アイランド・タートルというモンスターだった。
紅海の小島から脱出しようとした親父たち。
しかし、元の小島に戻っただけであった。
紅海の小島に再漂着して、一週間がたった。
砂浜で親父たちはスクラムを組んでいた。
「今度こそ、この島を脱出するぞ!」
「もちろんだ!そのための準備は怠っていない!」
「うむ、イカダも帆船に進化したからね!」
「羅針盤もセットしたでござる!」
「肯定であります!」
親父たちはこの日の為に乗っていたイカダを解体し、試行錯誤の末に帆船を作り、保存食や水の確保。
さらには方向を間違えないように羅針盤(磁気を帯びた針)もセットした。
後は出発するだけ。
「ドリフター号!出発だーー!」
「「「「おう(でござる)!!」」」」」
親父たちの準備は完璧だった。
途中で嵐に会わなければ…………。
ドリフター号は嵐によって沈没。
親父たちは元いた島に再々漂着した。
次の日。
「おかしい!」
「おかしいな!」
「うむ、おかしいね!」
「おかしいでござる!」
「肯定であります!」
親父たちは島で拠点にしているツリーハウスの木の下で、なぜ突然、嵐に巻き込まれたのか疑問に感じていた。
「あんなに天気が良かったのに、突然の嵐はおかしくないか?」
「空も大気も異常はなかったでござる!」
「それなのに、まるで漫画のページをめくるみたいに嵐になったな!」
「うむ、まるで我々を島から出さないようにしているとしか思えないよ!」
「肯定であります!」
親父たちは疑問はある一つの行動で解決した。
それは鑑定。
鑑定した結果。
この島は…………アイランド・タートルというモンスターだった。
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