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第二部 2章 未来を、語る
第23話 タケノリの彼女
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翌日、約束の時間の五分前に寮の前の広場に出ると、いつものように賑やかな学生たちが噴水近くで駄弁っているだけでタケノリたちは誰も来ていなかった。帰省したときの皆との再会のときといい、何故か一番最初に来てしまうなあとユースケは何だか不思議だった。
しばらくしてフローラがやって来た。すっぽりとデニム生地のコートに身を包み、タートルネックが首元を頼もしく覆っており、耳にはピアスをつけていた。
「そのピアスどうしたの?」
「この日のために、ちょっと奮発してみたんだ」
「ええー! 言ってくれれば俺が買ったのに!」
「ユースケ、私よりお金ないじゃん」
それから互いに身だしなみを褒め合う流れになり、フローラに「今度見繕ってあげたいな」と、嬉しいような、今日のはダメだったのかと悲しめば良いのかなと、ユースケはうんうん唸りながら悩む。そうして話していると、ふと背後に人が近づく気配がした。
「相変わらずユースケはやかましいな」
そんな憎まれ口に振り向くと、タケノリの——本当に幼い頃から高校時代に至るまで何度も見てきたのと何ら雰囲気の変わらない——顔が、爽やかな笑みを浮かべて「よっ」と手を挙げていた。冬にもかかわらずほどよく焼けた顔は相変わらず健康そうである。その隣には、随分と背の低い女性が、「ごきげんよう」と品良くコートの裾を持ち上げて挨拶していた。今までに見たこともない礼儀正しさと溢れる気品に、ユースケもすっかり舞い上がり「あ、ああ、そりゃもうごきげんっすよ、あはは」とよく分からぬことを口走っていた。フローラに脇を小突かれてユースケもよろめくが、その女性は機嫌を損ねるどころかむしろ上機嫌そうに「ふふっ」と品良く笑っていた。ユースケは思わず、手慣れた手つきでタケノリの首をとっ捕まえる。
「お前、どんなもん食ってたらあんな人とお近づきになれるんだよ」
「ああ、部の皆でお高い料亭に行ったら知り合ってな。その効果かも」
「本当に食い物関係あんのかよ!」
「まあ、嘘だけどな」
久し振りのタケノリのノリにユースケは首を抱える腕に力を込める。しかし、女性同士でも挨拶を済ませたのか、フローラがユースケをタケノリからひっぺ剥がして軽くユースケを叱った。そこでもタケノリの彼女と思しき女性はまた「ふふっ」と上品に微笑んだ。よもや物語やナオキの小説に出てくる人物よりもお嬢様なお嬢様に巡り会うことになると思ってもいなかったユースケは、その女性に見惚れてしまいついじろじろと見つめてしまった。すると、フローラがユースケの肩を掴んで抗議するように揺らしてきたのでユースケもその女性から視線を逸らす。
互いに自己紹介し合ったところ、タケノリの彼女はシオリと言うらしい。
「さて、それじゃあユースケ、どこ行きたいんだ?」
「へ、俺?」
「いやいや、そういう話だったよな?」
タケノリに指摘されてユースケもようやく思い出した。タケノリたちと会うということにすっかり意識が向いていて散歩したいという口実などとっくに忘れていたが、タケノリに指摘されると途端にあの自然の中に飛び込んで巡りたい気持ちが蘇ってくる。ユースケは相変わらず現金な性格である。
前回踏み入れたところとは何となく違う場所に行きたくなったユースケは、学生寮前の広場を抜け、工学府棟などの学府棟の通りを真っ直ぐに歩いていき、第二運動場を突っ切って行った。初めこそ四人並んで歩いて、思い思いにそれぞれに質問していたが、やがて女子同士と男子同士に別れて歩くようになった。いつの間にかユースケたちの前を歩くフローラとシオリは、真逆と言っても良いぐらい全然タイプの違う美人さんであったが、早速馬が合ったのか、仲睦まじく歩いている雰囲気は何となく姉妹のようだった。
「ユースケが連れてきた人って、確かあのショッピングセンターの本屋で働いてる人だよな」
「そうだぞ」
「なんか、イメージだととてもユースケには釣り合わない人な感じするけど、こうして見てみると、案外お似合いな感じもするな」
「お前は俺を持ち上げるのか貶すのかどっちかにしろや」
しかし、フローラとユースケの二人を並べてそう評したのはタケノリが初めてであった。
前を歩くフローラとシオリは、それから森が濃くなる方へと進んでいった。より鬱蒼としてきて大学校の敷地内であることを忘れて実家に戻ってきたような錯覚を覚えそうになるが、やはり一通りの手入れはされているようで、相変わらず道は舗装されていて歩きやすい。樹々の合間を潜り抜けてくる風の寒さも気にならず、ユースケは冬でも緑豊かな風景を楽しんだ。
「冬休みのときは会えなくてすまなかったな。ユースケに伝えるの忘れてたわ」
「ほんとだよ。帰ったら俺以外皆知ってたから逆に驚いたぞ」
タケノリは、本当に可笑しそうに短く笑った。
「俺、あのときちょっと海外行ってたんだ。国際教育委員会っていう組織のシンポジウムっていうのに、まあ付き添いだけど、ついていったんだ」
「おおー! ん、ちょっと待て。海外行ってたってことは、じゃあ土産の一つや二つはあっても良いんじゃないのか?」
「最初に出てくる感想がそれかよ……」
呆れながらもタケノリは、そう言われることを見越していたのか、コートのポケットに手を突っ込んだかと思うと茶色で滑らかな表面をした物体の入っている袋を取り出して、ユースケにほいっと投げた。ユースケもはしゃいでそれを空にかざしたりして色んな角度から眺めてみた。
「それは何とかって蜜が練り込まれたクッキーってやつだ。ちょうどその国際シンポジウムが開かれた国の名産品らしい。俺たちの国のせんべいとはまた違うらしい」
「ほほー!」
ユースケはタケノリの説明を受けるや否や、真っ先にその袋を開け、クッキーとやらを半分に折ると、その片割れを前を歩くフローラに渡した。ユースケがタケノリから聞いた説明をオウム返しするように話すと、フローラも分かりやすくはしゃいで口に放った。嬉しそうに微笑むのを見て、ユースケも満足して同じように食べてみる。サクサクっとした食感に反して、噛めば噛むほど水分を吸収してしっとりしていくのが新鮮で、それによって甘さが後にも残る感じがユースケは気に入った。もう一個をタケノリにせがむも、持ってきていないと首を振る。
「まあいいや。んで、どうだったんすかそのシンポジウムとやらは」
「うん……まだまだ俺の知らない世界があって、でもその世界は確かに俺たちの生きる世界と地続きに存在してるんだなって、何か新鮮だった。行って良かったよ」
そう答えるものの、タケノリの顔はあまり晴れやかなものではなく、思い詰めるような難しい顔で木の葉を見上げて歩いていた。
どこかで野鳥が鳴いた。その声に、前を歩くフローラが興奮しており、そんなフローラにシオリが嬉しそうに微笑んでいた。その様子は、フローラが妹でシオリが姉のようである。
「俺、国際教育委員会に入ってみせるよ。まだまだ足りないことだらけだってのは分かってるが、それでも行ってみせる」
「おう、タケノリなら余裕だろ」
何の気はなしに、思ったことを言っただけであったが、タケノリは驚いたように息を呑んでユースケの横顔を見てきた。それからしばらくして、「はは」と短く笑った。
「ユースケも少しは変わったなって思ってたけど、やっぱりそういうところは変わってないな。流石ユースケ」
「何のことかよく分かんねえけど、まあ、おうよ」
「そういう雑なところもな」
タケノリは、心なしか表情を柔らかくさせて、それから冬休みの後半に入った予定で起きた出来事の話をしてくれた。それらの話をするタケノリは、やはり地元の学校に通っていたときと変わらず、落ち着いて、淡々としていたが、しかし言葉の端々から秘めた情熱を、あのとき五学年の最後のフットサルの試合で見せたときのような熱意を確かに感じさせた。
しばらくしてフローラがやって来た。すっぽりとデニム生地のコートに身を包み、タートルネックが首元を頼もしく覆っており、耳にはピアスをつけていた。
「そのピアスどうしたの?」
「この日のために、ちょっと奮発してみたんだ」
「ええー! 言ってくれれば俺が買ったのに!」
「ユースケ、私よりお金ないじゃん」
それから互いに身だしなみを褒め合う流れになり、フローラに「今度見繕ってあげたいな」と、嬉しいような、今日のはダメだったのかと悲しめば良いのかなと、ユースケはうんうん唸りながら悩む。そうして話していると、ふと背後に人が近づく気配がした。
「相変わらずユースケはやかましいな」
そんな憎まれ口に振り向くと、タケノリの——本当に幼い頃から高校時代に至るまで何度も見てきたのと何ら雰囲気の変わらない——顔が、爽やかな笑みを浮かべて「よっ」と手を挙げていた。冬にもかかわらずほどよく焼けた顔は相変わらず健康そうである。その隣には、随分と背の低い女性が、「ごきげんよう」と品良くコートの裾を持ち上げて挨拶していた。今までに見たこともない礼儀正しさと溢れる気品に、ユースケもすっかり舞い上がり「あ、ああ、そりゃもうごきげんっすよ、あはは」とよく分からぬことを口走っていた。フローラに脇を小突かれてユースケもよろめくが、その女性は機嫌を損ねるどころかむしろ上機嫌そうに「ふふっ」と品良く笑っていた。ユースケは思わず、手慣れた手つきでタケノリの首をとっ捕まえる。
「お前、どんなもん食ってたらあんな人とお近づきになれるんだよ」
「ああ、部の皆でお高い料亭に行ったら知り合ってな。その効果かも」
「本当に食い物関係あんのかよ!」
「まあ、嘘だけどな」
久し振りのタケノリのノリにユースケは首を抱える腕に力を込める。しかし、女性同士でも挨拶を済ませたのか、フローラがユースケをタケノリからひっぺ剥がして軽くユースケを叱った。そこでもタケノリの彼女と思しき女性はまた「ふふっ」と上品に微笑んだ。よもや物語やナオキの小説に出てくる人物よりもお嬢様なお嬢様に巡り会うことになると思ってもいなかったユースケは、その女性に見惚れてしまいついじろじろと見つめてしまった。すると、フローラがユースケの肩を掴んで抗議するように揺らしてきたのでユースケもその女性から視線を逸らす。
互いに自己紹介し合ったところ、タケノリの彼女はシオリと言うらしい。
「さて、それじゃあユースケ、どこ行きたいんだ?」
「へ、俺?」
「いやいや、そういう話だったよな?」
タケノリに指摘されてユースケもようやく思い出した。タケノリたちと会うということにすっかり意識が向いていて散歩したいという口実などとっくに忘れていたが、タケノリに指摘されると途端にあの自然の中に飛び込んで巡りたい気持ちが蘇ってくる。ユースケは相変わらず現金な性格である。
前回踏み入れたところとは何となく違う場所に行きたくなったユースケは、学生寮前の広場を抜け、工学府棟などの学府棟の通りを真っ直ぐに歩いていき、第二運動場を突っ切って行った。初めこそ四人並んで歩いて、思い思いにそれぞれに質問していたが、やがて女子同士と男子同士に別れて歩くようになった。いつの間にかユースケたちの前を歩くフローラとシオリは、真逆と言っても良いぐらい全然タイプの違う美人さんであったが、早速馬が合ったのか、仲睦まじく歩いている雰囲気は何となく姉妹のようだった。
「ユースケが連れてきた人って、確かあのショッピングセンターの本屋で働いてる人だよな」
「そうだぞ」
「なんか、イメージだととてもユースケには釣り合わない人な感じするけど、こうして見てみると、案外お似合いな感じもするな」
「お前は俺を持ち上げるのか貶すのかどっちかにしろや」
しかし、フローラとユースケの二人を並べてそう評したのはタケノリが初めてであった。
前を歩くフローラとシオリは、それから森が濃くなる方へと進んでいった。より鬱蒼としてきて大学校の敷地内であることを忘れて実家に戻ってきたような錯覚を覚えそうになるが、やはり一通りの手入れはされているようで、相変わらず道は舗装されていて歩きやすい。樹々の合間を潜り抜けてくる風の寒さも気にならず、ユースケは冬でも緑豊かな風景を楽しんだ。
「冬休みのときは会えなくてすまなかったな。ユースケに伝えるの忘れてたわ」
「ほんとだよ。帰ったら俺以外皆知ってたから逆に驚いたぞ」
タケノリは、本当に可笑しそうに短く笑った。
「俺、あのときちょっと海外行ってたんだ。国際教育委員会っていう組織のシンポジウムっていうのに、まあ付き添いだけど、ついていったんだ」
「おおー! ん、ちょっと待て。海外行ってたってことは、じゃあ土産の一つや二つはあっても良いんじゃないのか?」
「最初に出てくる感想がそれかよ……」
呆れながらもタケノリは、そう言われることを見越していたのか、コートのポケットに手を突っ込んだかと思うと茶色で滑らかな表面をした物体の入っている袋を取り出して、ユースケにほいっと投げた。ユースケもはしゃいでそれを空にかざしたりして色んな角度から眺めてみた。
「それは何とかって蜜が練り込まれたクッキーってやつだ。ちょうどその国際シンポジウムが開かれた国の名産品らしい。俺たちの国のせんべいとはまた違うらしい」
「ほほー!」
ユースケはタケノリの説明を受けるや否や、真っ先にその袋を開け、クッキーとやらを半分に折ると、その片割れを前を歩くフローラに渡した。ユースケがタケノリから聞いた説明をオウム返しするように話すと、フローラも分かりやすくはしゃいで口に放った。嬉しそうに微笑むのを見て、ユースケも満足して同じように食べてみる。サクサクっとした食感に反して、噛めば噛むほど水分を吸収してしっとりしていくのが新鮮で、それによって甘さが後にも残る感じがユースケは気に入った。もう一個をタケノリにせがむも、持ってきていないと首を振る。
「まあいいや。んで、どうだったんすかそのシンポジウムとやらは」
「うん……まだまだ俺の知らない世界があって、でもその世界は確かに俺たちの生きる世界と地続きに存在してるんだなって、何か新鮮だった。行って良かったよ」
そう答えるものの、タケノリの顔はあまり晴れやかなものではなく、思い詰めるような難しい顔で木の葉を見上げて歩いていた。
どこかで野鳥が鳴いた。その声に、前を歩くフローラが興奮しており、そんなフローラにシオリが嬉しそうに微笑んでいた。その様子は、フローラが妹でシオリが姉のようである。
「俺、国際教育委員会に入ってみせるよ。まだまだ足りないことだらけだってのは分かってるが、それでも行ってみせる」
「おう、タケノリなら余裕だろ」
何の気はなしに、思ったことを言っただけであったが、タケノリは驚いたように息を呑んでユースケの横顔を見てきた。それからしばらくして、「はは」と短く笑った。
「ユースケも少しは変わったなって思ってたけど、やっぱりそういうところは変わってないな。流石ユースケ」
「何のことかよく分かんねえけど、まあ、おうよ」
「そういう雑なところもな」
タケノリは、心なしか表情を柔らかくさせて、それから冬休みの後半に入った予定で起きた出来事の話をしてくれた。それらの話をするタケノリは、やはり地元の学校に通っていたときと変わらず、落ち着いて、淡々としていたが、しかし言葉の端々から秘めた情熱を、あのとき五学年の最後のフットサルの試合で見せたときのような熱意を確かに感じさせた。
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