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葉山凛花、28歳、独身。本日、会社を退職した。
突然の退職に同僚との飲みでべろべろに酔っ払いながら歩いていたところ、人形のように美しい男性が道で佇んでいた。銀髪で真っ白なマントを羽織り、まるで映画にでも出てきそうな妖精のような出で立ちで、凛花を呼び止めた。
他人の空似か、凛花をラキティスと呼び、迎えに来たと言って口付けた男。酔っ払いには刺激が強かった。
気を失って目が覚めたそこは、まるで西洋のリゾートホテルのようなお姫様仕様の部屋で、外に出ればそこは花畑と山に囲まれた大きなお城。
セルフィーユと名乗ったその妖精男は、城に一人で暮らす不思議な存在。自分のことを忘れてしまったのだと嘆きながら、思い出させてあげると凛花を絶頂の渦へと巻き込んでいく。
昼夜問わずセルフィーユは凛花を求め、おかしくなりそうなほど溺愛してくるが、それには隠された過去があった。
R18です。シーン多めです。お気を付け下さい。
文字数 90,617
最終更新日 2022.04.29
登録日 2020.08.26
R18、BL要素若干あり。
Sな男に翻弄されてばかりの、少しばかりハードボイルドな話。
エロ描写不可な方はご遠慮ください。
浅羽澪は議員の父と女優の母を持つ大学生。
父親の専任弁護士が変更となり、新しく専任になった四ノ宮楓に警戒心しか持てない。
顔がいいだけのお飾りならともかく、余裕のある態度と隙のなさが釈然としない。
ある日友人である大葉と花火大会に行くと、四ノ宮は澪を尾行し、大葉との関係をしつこく聞いてくる。
この男の目的が何なのか、澪は計れずにいた。
突然口付けて、いやらしく身体を弄ぶ四ノ宮に抵抗できない。
四ノ宮は危険な男だ。わかっているのに、四ノ宮の腕から逃げることができず…。
文字数 117,699
最終更新日 2020.04.18
登録日 2020.01.19
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