シロ鼬

シロ鼬

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卑怯、卑劣、非道……数ある職業の中でも罠師の印象は最悪だった。 それもそのはずで、罠にかけるためにはまず、相手を騙さなければならない。 詐欺師ともいえる方便がなければ生きていくことすら困難なのだ。 だが、心優しき青年、ハルは真面目だった。 そして彼は渾身のトラップを作り出す―― 「俺が作った罠にかかれば姫様(の病)もいちころです! さぁ!」 こうして追放されたハルは旅出ることとなった。
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小説 193,573 位 / 193,573件 ファンタジー 44,467 位 / 44,467件
文字数 22,570 最終更新日 2024.09.18 登録日 2024.08.31
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。 主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。 追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。 さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。 疫病? これ飲めば治りますよ? これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
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小説 21,695 位 / 193,573件 ファンタジー 3,149 位 / 44,467件
文字数 241,356 最終更新日 2024.04.24 登録日 2023.08.31
 才能、素質、これさえあれば金も名誉も手に入る現代。そんな中、足掻く一人の……おっさんがいた。  羽佐間 幸信(はざま ゆきのぶ)38歳――完全完璧(パーフェクト)な凡人。自分の中では得意とする持ち前の要領の良さで頑張るが上には常に上がいる。いくら努力しようとも決してそれらに勝つことはできなかった。  華のない彼は華に憧れ、いつしか伝説とつくもの全てを追うようになり……彼はある日、一つの都市伝説を耳にする。  『深夜、山で一人やまびこをするとどこかに連れていかれる』  山頂に登った彼は一心不乱に叫んだ…………そして酸欠になり足を滑らせ滑落、瀕死の状態となった彼に死が迫る。  ――こっちに……を、助けて――  「何か……聞こえる…………伝説は……あったんだ…………俺……いくよ……!」  こうして彼は記憶を持ったまま転生、声の主もわからぬまま何事もなく10歳に成長したある日――
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小説 21,695 位 / 193,573件 ファンタジー 3,149 位 / 44,467件
文字数 517,195 最終更新日 2023.08.29 登録日 2023.04.21
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