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魔女の国――ユリリア国。
住んでいるのは女性だけ、魔法と呼ばれる力を扱う存在。
エネミット王国の孤児院で育ったあたしは伯爵家の使用人として働いていた。
跡取りのウィリアムと婚約を果たし、あたしの人生は順風満帆。
と、思っていた。
それはたった一夜で壊れていく。
どうやらあたしは”魔女”と呼ばれる存在で、エネミット王国からすれば敵となる存在。
衛兵から必死に逃げるも捕まったあたしは王都へと護送される。
絶望に陥る中、現れたのは白馬に乗った一人の少女。
どうやら彼女も魔女であたしを助けに来てくれたみたい。
逃げるには護衛を倒さないといけない。
少女は魔法と呼ばれる力を使って無力化を図る。
でも、少女が魔法を使うにはあたしとの”口づけ”が必要で――――。
※小説家になろうでも連載中です
文字数 126,327
最終更新日 2024.12.16
登録日 2024.08.19
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