入間しゅか
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あの夏のコテージ。私たちは星空を眺めていた。彼はどこまでも遠のいていった。私は星になって、私たちを見ていた。
文字数 1,588
最終更新日 2022.12.06
登録日 2022.12.06
廃墟と化した遊園地で、皓皓と光るものがある。誰も乗っていないメリーゴーランドが愉快に回っている。見えちゃいけないもの、見ちゃいけないものがある。
文字数 4,782
最終更新日 2021.06.29
登録日 2021.06.29
隣家の紫陽花はいつも綺麗。紫陽花の花言葉ともに思い出すことがある。父の浮気と、出ていった母と弟。保健室登校。
文字数 3,193
最終更新日 2021.06.24
登録日 2021.06.24
私は人を待っていた。傘みたいな形の変わった噴水のある公園で、いつまでも待ってた。なぜ、会いたいとも思ってない人を待っているのだろうか。噴水を眺めながら。
文字数 1,913
最終更新日 2021.06.20
登録日 2021.06.20
とある昼下がりポケットで誤作動したのか、スマホのカメラが起動していた。内カメラで映し出された俺の間抜け面。突如、カメラに映る俺が喋り出す。
文字数 6,138
最終更新日 2021.05.11
登録日 2021.05.11
春、たくさんの色が溢れる季節。卒業式の後片付けの時、シマダはぼくにケーキを食べに行こうと誘ってきた。
文字数 1,804
最終更新日 2021.03.31
登録日 2021.03.31
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