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「それではようこそ客人よ。ここから先は、外輪(がいりん)とは言え悔踏区域(かいとうくいき)。あなたがここを立ち去る時、踏み入るならば悔いるだろうとの揶揄(やゆ)を、現実としていないことを切に願う」
王家とたもとを別ち、悔踏区域という荒野を穿つ旗幟を司ることを誓った者――旗司誓(きしせい)は、幾星霜を経て、再び王家と邂逅する。その旗司誓がザーニーイたちでさえなければ、その王家がキルルたちでさえなければ、この時代の国史は至極平凡に……そしてよくあるように、それ以上に冗長と綴られ、また綴じられたのだろうが。
それがありえない以上、彼らの物語が始まる。
※とかシリアスぶっても、「腸ただもれ説」とかいったようなギャグは隠しおおせません。
文字数 948,373
最終更新日 2019.09.21
登録日 2018.01.26
タイトルまんま。とりあえずドタマにペプシコーラを浴びるところからスタート。ごめん実はそれスタートラインどころか準備体操。な話が1話目。2話目もそのうち。カレーとブラジャーの話。
文字数 57,382
最終更新日 2018.07.14
登録日 2018.01.27
初めて犯した窃盗におびえ切り、少年は裏路地をひた走る。こうするしかなかった―――剣を手に入れるには、こうするしかなかったのだ。あの男は、依頼を受ける代償として、剣しか受け取りはしないのだから。
※「されど誰(た)が為の恋は続く」番外編となります。
文字数 82,434
最終更新日 2018.06.09
登録日 2018.01.26
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