11
件
過去に大きな汚点を抱えている俺。
それは、
他人からしてみたら
たいしたこともない事なのかもしれない。
バカらしいこと。
しかし、
あの頃の人俺は逃げた。
遠く遠くへ逃げて行って
辿り着いた先には、
今という普通の人生につながっていた。
ある日、ポストに届いた結婚式の招待状。
それから俺は、あの日消してしまった
二度と会うことは無いと決めていた過去を想う。
文字数 24,259
最終更新日 2022.05.23
登録日 2022.05.17
僕がTwitterで書いている
140字小説です。
※たまに140字でおさまらないで、数話に分けるロングタイプもございます。
これから書いてみようかと思う話や、
これまで書いた話の描ききれていない心模様。
それぞれの心の呟きなど、色々です。
短い短いお話なので、時間がないときにでもパパッと読める
軽い感覚の小説です。
よろしくお願いいたします。
文字数 10,451
最終更新日 2022.05.07
登録日 2021.06.18
初恋は、好きになってくれた人
誠実で純粋で笑顔が可愛い人。
次に好きになったのは、魅力的な人。
少しだけ強引で、優しくて、心が魅かれてしまう。
彼らは幼馴染で親友。
その間に立たされた私は、恋に悩む。
文字数 20,234
最終更新日 2021.05.09
登録日 2021.04.07
最近は、挨拶だって交わさなくなってきた。
昔はいつだって一緒に居たのに・・・。
中学生になってから伸ばし始めた髪の毛は、
高校に入るころには板についてきて、
そこから出会った奴らが見るお前と
昔から知っている俺の中のお前は、
まるで別人だから
大きな声で言ってやりたくなるんだ。
「本当のこいつは俺しか知らない!!」
ってさ・・・。
この前、偶然に見かけたよ。
あいつに笑いかけるお前の笑顔。
知らなかった。
こんなにお前が遠いなんて・・・。
文字数 13,050
最終更新日 2021.05.09
登録日 2021.05.02
俺と彼女は、
付き合って3年。
同棲をはじめて2年。
最近は、色々と思うことが多いようで…。
今日は、彼女が
同僚の結婚式に列席している
「あ~また、"結婚したいな~"って
グイグイこられるんだろうな」
と、そんな会話を想像しながら億劫になっている俺。
真剣に考えていないわけではない
ただ、
そう言うことは
同じタイミングで同じ思いで考えたい。
ただ、それだけなんだ。
文字数 21,424
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.24
最近、クラスの女子を見てしまう。
彼女は大人しくて派手絵ではない。
静かな子で、存在感がない。
自分自身、見つめてしまう理由が分からなくて
戸惑ってしまう。
俺には彼女もいるし、
彼女の事だってちゃんと好きだ。
なのに、彼女に魅かれてしまうのは、恋なのか?
文字数 12,886
最終更新日 2021.04.19
登録日 2021.03.19
夏休み。
溶けてしまいそうなほどアツいのに、
俺の部屋にはエアコンがない。
アイスを食べながら
全開にした窓に立った。
目の前に見えたのは、隣の家の窓。
そこには、見知らぬ女の子がいた。
「こんな子、いたっけ?」
彼女は、窓を全開にして
絵を描いていた。
俺は、それを、ぼんやり眺めていた。
文字数 6,238
最終更新日 2021.04.19
登録日 2021.04.19
悠(ゆう)には7歳年下の弟 涼太(りょうた)がいる
年が離れているからか
二人は喧嘩をするどころか一緒に遊ぶようなことも無かった
小さな頃から悠は涼太の保護者のようなしっかり者で
両親からも
よく面倒をみるように頼まれたりしてもいた
少し大きくなってからは
出来の良い優等生タイプの悠を
「姉ちゃんは真面目ちゃんだから・・・」
と涼太は大人ぶって茶化しながらも
尊敬してをしていた
そんなよくある年の離れた姉弟関係だが
悠には涼太に言えない秘密があった
それは
栞(しおり)との恋だった
栞は涼太の同級生で親友
悠は弟の友達と恋をしていた・・・
文字数 77,639
最終更新日 2021.02.07
登録日 2021.01.22
11
件