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薫と葵が去った紫霄学院高等部は、次期生徒会長が決定できない状態で荒廃始めていた。
中等部から進学した六条 静麿は、一年生でありながら生徒会長就任を打診される。
彼が出した条件は武たちが再び学院都市を訪問してくれること。特待生クラスの担任であり、生徒会顧問だった下河辺 行長を呼び戻すことであった。
夕麿の弟 静麿の生徒会長としての奮闘、そして武たちの前途には巨大な暗雲が立ち込める。
文字数 214,629
最終更新日 2024.06.24
登録日 2020.12.05
隣の家の悠貴が幼稚園の頃からずっと好きだった弘夢。悠貴の家を挟んだ向こう側に住む美加とは、悠貴を巡って争う恋敵だった。
しかし悠貴は高校時代に彼女をつくり、弘夢は想いを吹っ切れないままに同じ大学へ進学する。
ある日、悠貴の兄の和臣が大学に現れて告白される。
悠貴への片想いに疲れ果てていた弘夢は、和臣と付き合うことになるのだが......
文字数 97,822
最終更新日 2022.03.15
登録日 2020.05.06
本編に書ききれなかったことや、脇役キャラのあれこれを書いています。ゆえに本編に絡む話も多いので、本編に合わせて順次公開していくつもりです。
また、SSは現在も書き続けているので完結にはなっていません。
ギャグもシリアスもありますので、どうぞお楽しみください。
文字数 247,742
最終更新日 2022.01.20
登録日 2020.02.09
神林 葉月は義理の兄二人に恋をしていた。同性でしかも二人に恋しているのを本人たちにももちろん、誰にも相談もすることはできないままにいた。せめて二人の近くにいたくて同じ高校を受験して入学する。
だが入学から間もなくのある日、見知らぬ男たちに廃工場に連れ込まれて輪姦されてしまう。やっとの想いで帰宅した葉月は絶望のあまりに浴室にあった剃刀を手にするのだった。
文字数 80,206
最終更新日 2020.08.24
登録日 2020.08.24
ある日、清方は一人の男に声をかけられる。彼は清方が紫霄学院の高等部時代に執拗に迫って来ていた男だった。覚えていたくない顔を清方は記憶の奥に押しやっていて、とっさに思い出せないほどだった。
男と清方の関わりを聞いた雫は清方に注意を促すが、ちょっとしたタイミングで男に拉致されたしまう。
すべてを部下に任せて清方の行方を追う雫だった。
文字数 29,027
最終更新日 2020.08.24
登録日 2020.08.24
下河辺 行長から̪紫霄学院高等部の特別室の住人が現れたという知らせがあった。入学式に向かう武たち。
一方、新たな特別室の住人である薫の乳兄弟である御影 朔耶は、入学式に突然現れた彼らっを警戒する。彼と彼の弟たちはずっと薫を守って来たのだった。
自分と同じく薫を学院都市の外に出すと武は宣言し、寄り添っていた朔耶の人生も大きく動き出す。
同時に再び、武の周辺に不穏な動きが復活する。
紫霄学院に隠された更なる『闇』が、新たな仲間をも巻き込んでいく。
翻弄される彼らはまるで水面を漂う『浮舟』のよう。
文字数 622,481
最終更新日 2020.06.18
登録日 2020.06.18
夕麿を治療のために両親に預けた清方。しかし心の病は一朝一夕では回復しない。無情にも夕麿の回復に期限がつけられ、望めない場合は武が幽閉される決定が下る。
雫はその場合、彼自身が主と仰ぐ武を幽閉場所へ送らなければならなくなった。今は亡き武の父と雫は従兄弟同士。臣下としての忠義の気持ちからも、身内としても武を守りたかた。
しかし清方は武の命令もあって夕麿の治療を第一にする。
二人の想いの差が軋轢を生んでしまう。
文字数 45,385
最終更新日 2020.04.09
登録日 2020.04.09
アメリカから蓬莱皇国へ連れ帰られた本庄 直也は、そのまま御園生の病院に収監され治療を受けていた。しかし内臓疾患が見付かり手術の必要が出てきた。そこで清方は直也の兄、真也に会うことにしたのだった。
文字数 47,640
最終更新日 2020.04.07
登録日 2020.04.07
「ひとりになりたい」という置手紙を残して武が、御園生邸から一人で姿を消した。彼の行方を追う雫たち。彼の無事をひたすら願いながらも日々、企業の経営者の一人としての立場に身動きがとれない夕麿。
アメリカ留学から帰国した武たちがそれぞれの選択した道へ進んでいく。同時に皇家の一員としての武に公務が与えられた。
文字数 375,078
最終更新日 2020.04.02
登録日 2020.04.02
雫と周と共に渡米した武を待ち受けていたのは、別人のようになった夕麿だった。
文字数 195,807
最終更新日 2020.03.17
登録日 2020.03.17
『蓬莱皇国物語』のスピンオフ作品です。
おとなカップル、清方&雫の物語。
16年ぶりに再会を果たす二人。
夕麿と共に先に帰国した清方。雫が入院する病院へ急いだが彼の声を間近で聞いて怖気てしまう。
文字数 29,657
最終更新日 2020.02.27
登録日 2020.02.27
事故で母親を失い、重症を負った基は天涯孤独になる。母親の知りあいが後見になり、私立の学校へ編入する。そこは元女子校で男は全学年で10人にも満たない。
幼なじみとの再会、母親の秘密と出会い、自分の生き方も恋心で揺れる。
文字数 136,822
最終更新日 2020.02.25
登録日 2019.11.29
紫霄学院を卒業してアメリカ留学した夕麿と同級生の話。
渡米した夕麿たちを待ち受けていたのは不正で経営不振に陥った、御園生系列の会社の調査と立て直しだった。
マイノリティ差別と闘いながらも彼らは大学生活に入っていく。
文字数 257,149
最終更新日 2020.02.20
登録日 2020.02.20
武の同級生 板倉正巳が起こした事件は、かつて中等部で起こった事件の犯人の影があった。その事実に唯一学院に残っている生徒である夕麿を怯えさせる。それは幼き日のトラウマと重なり、雨に対しての拒絶反応として現れた。
夕麿を一人にするな。武の願いも虚しく雨の日に夕麿が襲撃される。
文字数 416,074
最終更新日 2020.02.09
登録日 2020.01.21
文字数 13,994
最終更新日 2020.01.10
登録日 2020.01.10
文字数 167,698
最終更新日 2020.01.01
登録日 2019.12.19
桜華学園大学に通う秋月玲は、友人の嵯峨野要の兄 樹と愛人契約を結ぶ。要に秘密の関係に後ろめたさを感じながらも、孤独さを埋めてくれる温もりを求めてしまう。
文字数 251,250
最終更新日 2019.12.09
登録日 2019.12.09
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