4
件
「あいつらに与えられた能力で、あいつらを殺す。最高の嫌味だろ?」
臓器売買を主とする人身売買組織に売られた、美貌の少年・エマヌエル=アルバ。
臓器を取り出した後の身体を、兵器密造組織に転売され、目覚めた時にはその身体は、殺戮兵器に変貌していた。
自分の意思の与り知らぬところで望まぬ兵器にされた憎しみを胸に、その最凶の力で、エマヌエルは組織に報復の為の闘いを挑む――!!
超長編、SFアクション。
登録日 2012.08.28
「これが、所謂平凡な生活なのか?」
幼い頃、両親を失い、ある暗殺者養成組織で育った、ティオ。その組織は、今から四年前にCUIOこと国際連邦捜査局によって崩壊した。
組織から解放されたティオは、漸く世間で言うところの『平凡な日常』を営み始めた――筈だった。
しかし、その『日常』は、しばしば『トラブル突進&吸引体質(ティオ命名)』の少女・エレンによって崩されることになる。
彼女の持ち込む面倒事の尻拭いに奔走するティオの気の毒な日常、次なる事件は――?
スィンセティックと同じ世界観で描く、巻き込まれ型アクション・シリーズ。
登録日 2013.06.23
「俺は、王位が欲しい訳じゃない」
時は、万歴(マンリョク)四十二(一六一四)年、光海君(クァンヘグン)治世下の朝鮮。
先年、謀反の旗印に担ぎ上げられた咎により、王弟の身分を剥奪され、江華島(カンファド)に流刑となっていた永昌大君(ヨンチャンテグン)ことイ・ウィは、流刑先の家に火を掛けられ、焼き殺される。
彼の暗殺は伏せられ、表向きには病死として、報せがもたらされた。
それから六年後。
朝鮮北部にある義州の役所付近で、殺人事件が起きる。
現場にいたのは、凄絶な美貌を持つ少女。しかし、その正体は、六年前に記憶を失った少年、イム・シアだった。
シアは、父イム・ヒギルと共に、朝鮮八道を転々とする生活を送っていた。自分が何故記憶を失ったのか、何故世間から身を隠し、性別を偽って旅を続けねばならないのか、全く分からないまま。
けれどもある日、森で野宿していたところを夜盗に襲われ、炎の中を逃げ惑う内、失われたシアの記憶が突如蘇る。
記憶と平穏な生活を奪った者達に報復を誓うシアだったが、都へ戻ろうとした時、殺人容疑で指名手配されて……!?
意思とは無関係に王位継承争いに巻き込まれ、殺され掛けた少年の、超長編時代劇報復アクション、開幕!
登録日 2015.05.11
4
件