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気が付けは、マリサ(二十八歳独身)は、荒れ地に佇んでいた。 周りには木が一本のみで、何もない。 ここにいる記憶がまるでないマリサは狼狽える。 焦ってもらちが明かないと、まずは周辺の探索と、喉の渇きを癒すための水場を探しに歩き出したマリサだった――。 少しして、ここが日々の生活の癒しにやっていた箱庭ゲームの世界の中だとわかり、初期設定の受信箱にあるギフトで、幸運にもS級の犬型魔獣を召喚した。 ブラック企業で働いていた現実世界では、飼いたくても飼えなかった念願の犬(?)シロリンとの、土地開拓&共同生活と、マリサがじわじわと幸せを掴んでいく、そんなのんびりストーリーです
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文字数 51,709 最終更新日 2024.11.15 登録日 2024.10.01
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