3
件
「おい緤那見ろ、ちょうど綺麗に見えるぞ」
「どれ?…あぁ本当だ、綺麗ね…」
「だろ?…寒くないか?ココアか何か入れようか
…嗚呼、本当に綺麗だな…そう思うだろ?」
―――そう、これは決して叶うことの無い恋なのだ。
私はきっと彼の中で星空より輝くことは永遠になく。
この恋は星々と同じように、既に滅びているとも知らぬうちに燃え尽きる運命なのだろう。
文字数 4,563
最終更新日 2020.04.21
登録日 2020.04.21
「この恋は、きっと許されない」
僕はあくまで彼女の御目付け役なんだ
彼女はあくまで一国の姫なんだ
―――だからこんな想い、抱いちゃいけないんだ。
文字数 6,292
最終更新日 2020.04.19
登録日 2020.04.18
3
件