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必死に逃げてきた。暗闇の中どこを走っているかもわからないまま走り続けた。
ふとたどり着いた港に停泊している船を見つけ荷物の入った箱に身を隠す。
そこから安心したのか眠気が襲い、気が付けば眠ってしまっていた背中の傷はもう治っているはずなのになぜか少しの痛みを覚えた
どこにたどり着くかもわからない、だが少年にとってこの国から逃げ出せるのならどこでもよかった
≪世にもまれな美しい容姿を持った少年が奴隷としてかわれていた苦しい過去から逃げた先で騎士に愛され、愛されることを知るお話≫
【何事にも執着を示さない騎士団長×奴隷だった過去を持つ少年】
こんな風な内容のものを読んでみたいと書き始めたもので、初めてなので温かい目でお読みください
文字数 12,114
最終更新日 2021.07.22
登録日 2021.05.29
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