琉水 魅希

琉水 魅希

同人活動とレイヤーを引退して10年と少し。再びヲタの世界に帰ってきました。
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恋愛 連載中 長編 R15
一度目の出会いはねずみの国の遊園地のある駅の売店。(千葉) 同じ商品を手にろうとして伸ばした手と手が触れ、思わず互いに手を引っ込ませてしまい、商品を落下させてしまった。 流石に落とした商品を戻すわけにもいかず、落とした方は男である真人が、手が触れた相手の女性、友紀は棚から新しい商品を手にした。 一瞬手が触れあっただけなのに、その一瞬で惹かれたと思った。 その時はたわいのない一言二言喋っただけで、それ以上の事は意識出来なかった。 真人も友紀もそれぞれ友人達とねずみの国に遊びに来た子供(といっても中学生)だったから。 二度目の出会いは工場のてっぺんにキューピーのでかい人形立ってるのが見える川の近くの自動販売機。(利根川、茨城) 真人は所属野球チームの練習帰りに自転車で自動販売機を見つけたためふっと立ち寄る事にした。 自転車を止め100円玉を握りしめ販売機に向かったら、コイン投入口に手を伸ばしたところで誰かの手とぶつかった。 「あっ」 拍子に互いの100円玉は手から落ち、そのまま転がり、運悪く販売機の下に入り込んでしまう。 真人は「ごめん」といって販売機の下に手を伸ばし100円玉を拾い彼女に手渡した。 「あれ?どこかで…」 「あっ、ねずみの国の売店で」 彼女の方が覚えていた。ちょっと嬉しかったのを覚えている。 あの時は互いに普段着、今日か片や野球のユニフォーム、片や学校のセーラー服。 真人の胸には「栄」と書いてあるユニフォーム。 友紀のセーラー服の左胸には「金子友紀」という名前と「五霞○中」という学校名が刻まれていた。 ☆☆☆ 駅の時も販売機の時も出会いは突然に。 共通するのは一度目も二度目めチバラギコーヒー…MAXコーヒーと落下物 そしてわずかに触れた手とわずかな言葉。 それだけなのに2人は恋人のように通じ合っているかのような錯覚に陥る。 多分、これが一目惚れだと互いに感づいていた。 しかし真人は中学生故の照れくささと恥ずかしさで、自分の買い物を済ませると自転車に乗って去っていってしまった。 川の向こう側が幸手だけに。 二度ある事は…とよく耳にするが、しかし三度目はなかった。 未経験のまま30歳を迎え魔法使いと揶揄される年齢となり、公園でチバラギコーヒーを片手に呟くまでは。 ☆☆☆ ※千葉・茨城を揶揄するものではありません。むしろ尊いと思ってます。 ※中学時代は199○年台中頃、まだ携帯電話も個人で持っていない、ポケベルですら限られた人しか持っていない時代、魔法使い時代は2010年台中頃、ガラケー半分スマホ半分の時代ですね。 ※カクヨム(最新)、ノベルアップ+にも掲載してます。
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文字数 142,470 最終更新日 2020.10.26 登録日 2020.09.27
恋愛 連載中 長編
※ヤンキーがデレても「ヤンデレ」を流行らせたい作者です。  桜高校2-3組にはヤンキー女子がいる。 彼女の名前は種田恵(たねだめぐみ)。 1年の時は授業をサボる事が多かったため、2年に上がれたのは奇跡だと周囲は言う。 そして1年の時も2年になってからもクラスが同じな男子生徒、柊真白(ひいらぎましろ)。   彼に対してだけは種田恵の態度や口調がおかしい。 「あぁん、ぶっコロすぞ。」という言葉が飛び出すのは彼に対してだけなのだ。 そしてもう一つ。 「お、おう悪ぃな。」とか「お前は最近調子どうなんだ?」とか聞くのも彼だけなのだ。 他の生徒に対しては……みんなが敬遠しているのでそもそも話す相手がいない。 訂正、いなくはないのだが少ない。    これは「ヤンキーがデレてヤンデレ」が流行るためのヤンデレのための物語であ…… 恵「あたしはぼっちでもコミュ障でもねぇ!」   恵「だいたいあたしが2年にあがれたのも……あ、あいつがいたからで……ごにょごにょ」  これは見た目は大和撫子、中身はヤンキー、そんな恵が実はとっても乙女なヤンデレ物語である。 
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文字数 31,132 最終更新日 2020.10.18 登録日 2020.09.27
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引っ込み思案で言いたい事も中々言えない。 「おはよう」とあいさつするのが精一杯。 あの人は誰に対しても優しく、胸の中のドキドキと不安で胸がはちきれそうな程苦しい。 それが恋と気付いた時、切ない想いが伝えられるか更に不安が募る。 この胸の中の想いは伝えられるのだろうか。 ※女の子の一人称視点です。
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文字数 3,091 最終更新日 2020.10.18 登録日 2020.10.18
※あなたの物語の世界にもねこみみメイド喫茶は出張します。  「お前、大して役に立たないからクビな。契約更新はしない。」  ギルド内での言葉のため、パーティメンバーだけでなくギルド職員や他の冒険者達が聞いている中で唐突に言われた。  「魔物の解体やそれによって汚れた周囲の清掃なんて誰でも出来る。態々パーティ1枠使ってまでやる事じゃない。」  「その分、戦闘職や斥候職、魔法職や回復職を入れるか増やすかした方が良い。分け前も減るし人件費の無駄遣いだ。」  パーティのリーダーである聖戦士のカインがギルドで言い放つ。  賢者のモヨモトと聖女のエリザベスもそれに頷いている。  クビを言い渡された少女……ねこみみメイド服の少女・カレンは反抗もせず従った。  またクビか……と。  でもパーティもこれまでにクビにしたパーティ達も理解していない。  ねこみみメイド・カレンの持つ職業「メイドさん」が有能であることに。  料理と称しては魔物を料理し、掃除と称しては魔物を掃除し、裁縫と称しては魔物をさいほ……は無理があるが、地面に縫い付けたり繋ぎ合せたりと。  斬ったり、魔法のとばっちりで周辺の地形を変えたりする野蛮な職より、余程綺麗にスマートに魔物退治出来る事に。  メイドさんの一番の有能性、それは聖女なんて目じゃない程の「癒し」と「萌え」であることを。  そしてパーティをクビになったカレンは、これまでに貯めたお金と○○を使ってねこみみメイド喫茶を始める。
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小説 193,559 位 / 193,559件 ファンタジー 44,467 位 / 44,467件
文字数 3,105 最終更新日 2020.09.27 登録日 2020.09.27
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