じゃろけ@いろんな小説を書いています

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いろんな小説を投稿します
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現代文学 連載中 ショートショート
とにかく書きたいところまで書いて、手が止まったら投稿します。そういう短編集です。
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 1,735 最終更新日 2023.07.08 登録日 2023.07.08
ルームシェアをする三人の男の話。
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 16,970 最終更新日 2023.04.30 登録日 2023.04.30
現代文学 完結 ショートショート
目の前の男性が右手に煙草を持って歩いている。その煙草はなかなか口に運ばれることなく腰のあたりで手とともに揺れている。僕は揺れる火種を見ながら彼の後ろを歩く。
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 1,752 最終更新日 2023.04.18 登録日 2023.04.18
現代文学 完結 ショートショート
君の手が冷たいのは、君の心が冷たいからなのだろうか。それとも、心を暖かくしたぶんだけ、手は冷たくなってしまったのだろうか。どちらにも言えてしまうし、どちらでもいい。 でも、一つだけ言えるのは、手が冷たいのは心がどちらかではあるということだ。手は心の象徴であり、過去や未来もうつしだす。僕にはそれを読み取ることはできないけれど、君の過去と未来と、心とが全て束になった総体を握ることは間違いなくできて、握ることさえできれば十分と思っていた。
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 1,800 最終更新日 2022.12.16 登録日 2022.12.16
現代文学 完結 ショートショート
猫と犬の違いがわからない。男と女の違いがわからない。動物と植物の違いがわからない。ものとものの間にある線を、私には見ることができない。その線は神によって引かれているのか、人によって引かれているのか、歴史によって引かれているのか何一つわからない。AIは猫と犬を区別するらしい。AIは私よりもずっと賢くなってしまった。いや、AIは私よりも人間になってしまったのだ。
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小説 17,128 位 / 193,719件 現代文学 170 位 / 8,620件
文字数 1,957 最終更新日 2022.12.14 登録日 2022.12.14
現代文学 完結 ショートショート
 木島は嫌われていた。筋が通っていないことをどうしても認めることができない木島は、軋轢を生むことが多かった。最初は面白がって仲良くなる人たちはいたが、何度か会ううちに木島を面倒に思うようになった。 「論理的に考えて恋愛なんてする必要はない。恋愛してるやつは馬鹿だ」と言っていた大学一年のときの知り合いに、はっきりと「バカはお前だ」と言い、矛盾を指摘した。木島は論理を信仰しているのではなく、一貫性を信仰していた。
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 1,433 最終更新日 2022.12.14 登録日 2022.12.14
現代文学 完結 ショートショート
気がついたのは7歳のときだった。友達とごっこ遊びをしているとき、彼を突き飛ばして怪我をさせてしまった。意図的ではなかったにせよ、友達に痛い思いをさせてしまったことに私は涙を流した。涙を拭いていた私の右手は、徐に光り、数秒がたった時には眩い光に包まれていた。それがなんなのかをだれかに説明されたわけではないけれど、私はその光は人を癒やす光なのだと直感し、彼の膝に手を当てた。光はさらに光度をあげ、次の瞬間、光は傷とともに消えた。彼は数秒唖然とした顔を見せたあと、笑顔に変わり、私に「ありがとう」と言った。
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 2,075 最終更新日 2022.12.12 登録日 2022.12.12
現代文学 連載中 ショートショート
「はぁ、これで何回目よ」  店長が呆れたように呟く。スタッフルームには店長と僕しかいないのだから、その言葉は必然的に僕に向けられたものということになる。僕だってやりたくてやったわけじゃないのに。 「どれだけできない子でも殴ったり蹴ったりするのはやめてって言ったよね?」
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 2,080 最終更新日 2022.12.02 登録日 2022.12.02
現代文学 完結 ショートショート
生田が体感として死が自分のもとにも訪れるんだということがわかったのは30歳のときだった。生田は人が死ぬということはわかっていたし、自分が死ぬということもわかっていた。そんなことは小学校に上がる頃には常識として知っていたけれど、生田にとってそれは「歳をとったら記憶力は悪くなるし、体も動かなくなるよ」というお婆ちゃんの言葉とちょうど同じ重さだった。
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 1,269 最終更新日 2022.12.01 登録日 2022.12.01
現代文学 完結 ショートショート
「僕はさ、星を見るよりもプラネタリウムのほうが好きなんだ。プラネタリウムとか、イルミネーションとか。人がどう見せたいかってのがあって作られて物のほうがやっぱり綺麗じゃんか。でも、今日なんとなく君が星を好む理由が分かった気がするよ」 「そう?」 「そうだよ。今日すごく楽しかったからさ。今日楽しかったっていうことが星は美しいってことだろ?」
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 2,347 最終更新日 2022.11.30 登録日 2022.11.30
現代文学 完結 ショートショート
「サイテー」  三谷正義はその言葉を聞き慣れている。どうしてかというと、彼は最低だから。正義という名前でありながら、複数人と付き合うというなんとも残念な人なのだけれど、本人は男しかいない飲み会ではよくこのことを鉄板ネタとして話す。三谷正義は最多で6人の彼女と同時に付き合っていたし、その間にセフレは少なくとも10人はいた。
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小説 17,128 位 / 193,719件 現代文学 170 位 / 8,620件
文字数 1,730 最終更新日 2022.11.28 登録日 2022.11.28
現代文学 連載中 ショートショート
イライラのあまりわたしは目の前のパイナップルを全力で殴った。  ピンポーン。ああうるさい。ピンポーン。  ああもう。早歩きでインターホンの前まで行く。扉からドンッ!ドン!と音がする。
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 2,331 最終更新日 2022.11.28 登録日 2022.11.28
現代文学 完結 ショートショート
青山は仕事をやめた。青山は仕事ができない。新卒採用されてこれまで3年と半年働いてきたが、丁度3年たった頃には「給料泥棒」の汚名を授かった。青山は稀に聞こえてくる「給料泥棒」という言葉が自分に向けられたものだとわかっていた。
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 1,939 最終更新日 2022.11.27 登録日 2022.11.27
ファンタジー 完結 ショートショート
「おめでとう。君はサンタに選ばれたよ」 サンタに転生するショートショート。
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小説 193,719 位 / 193,719件 ファンタジー 44,500 位 / 44,500件
文字数 1,768 最終更新日 2022.11.25 登録日 2022.11.25
現代文学 完結 ショートショート
「お前は俺たちの本当の子どもじゃないんだ」 父の言葉にぼくは笑う。 「いいね、それ」 愛の結晶ではない愛の形を書いたショートショート。
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小説 193,719 位 / 193,719件 現代文学 8,620 位 / 8,620件
文字数 1,830 最終更新日 2022.11.24 登録日 2022.11.24
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