3
件
冒険者を志す少年アサトは、十五になったのを機に故郷の田舎村を飛び出し、冒険者試験を受けることにした。
昔から冒険者に憧れを抱き、一級冒険者たちの仲間入りをしたいと思っていた彼は、全力で試験に臨んでみる。
しかし結果はなんと不合格。その理由は、彼に宿っている天職が『暗殺者』だったからだ。
天職とはその人間に見合った才能であるため、危険人物と思われたアサトは問答無用でギルドを追い出されてしまう。
失意の中、彼は本当に自分を必要としてくれる場所を探して、ある施設へとたどり着いた。
そこは、普通のギルドでは取り扱わないような違法な依頼を、超高額で受け持つ『闇ギルド』。
自分の力を生かすならここしかないと思ったアサトは、その闇ギルドの門を思い切って叩いてみることにするのだった。
そこで彼は暗殺者としての素質を認められ、次々と思わぬ功績を上げることになる。
文字数 115,666
最終更新日 2019.01.31
登録日 2018.08.03
クラスで居場所がない、ぼっちの杖本 優人(つえもと ゆうと)。彼は、ある日突然クラスごと異世界に勇者として召還される。魔王を倒すための能力を一つだけ自由に決められるというので、彼は今度こそみんなの仲間に入れてもらえるように、自ら進んで誰もやりたがらなそうな回復役に立候補した。だが回復魔法を手に入れて束の間、クラスの男子の目線が冷たい。そしてある男子に「回復役なんかいらねえんだよ!」と言われ、勇者の祭壇を追い出されてしまう。回復魔法のみを片手に異世界の草原に立たされる彼。そして早速、魔物に襲われてしまうが、そこで彼はあることに気がつく。「俺の回復魔法、なんかおかしくね?」
異質な回復魔法を得たぼっちと、不遇魔法使いのぼっち少女が紡ぐ、成り上がりファンタジー。
※書籍化しました。
※本編完結しました。
文字数 600,028
最終更新日 2017.08.28
登録日 2016.08.31
3
件