衣谷一

衣谷一

ファンタジー好きです。酸辣湯おいしいですよね。
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『境界の扉』。 今年の文化祭の部誌に載せる題材として、新入生の石田拓郎が選んだもの。 聞いたこともないネタに首をかしげる高畑と浦。 聞いたこともないネタに激昂する先輩、石田孝之。 「ネタにしてはならない、使ってはダメだ」 それでも石田拓郎はそれを題材に追った。 追い続けて、ときは夏休みの直前。彼は消えた。異世界に消えた。 異変は、それから始まった。
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文字数 114,070 最終更新日 2019.06.20 登録日 2019.06.03
僕ノグリは仲間に殺されそうになった。敵の領土に最も近い街で休みをとっていたら、急に襲われたのである。 外に逃げ出せば何故か追われている。 『インセンタを渡せ』という不可解な言葉とともに襲われる。 逃げる先は敵の領地しかない。ただただ逃げてゆく、行く先も敵陣、戻っても殺される。意識が途切れるまで僕は走った。 それから目を覚ました時、目の前にいたのは知らない人。これが僕とドラゴン――敵との出会いだった。 彼女はエフミシアと名乗った。始めは僕を警戒するけれども、話を聞いてくれたら打ち解けてくれて。これをきっかけにしてエフミシアと同じ仕事、警察団の団員をすることになる。その仕事のため、聖地ヒペオへ向かう。 かつて人間が『奪われたもの』で奪還すべき聖地。でも、実際は聖地なんてものではなく、むしろ魔物を生み出す危険地帯だった。 いつからか聞こえるようになった幻聴は僕を聖地へと求める。『ノグリ、助けて』 不可解な声、そして不可解な力。 警察団に入る冒険者侵入の情報。人間は聖地を狙ってドラゴンの国に入り込んできたのだ。 魔物を生み出す危険地帯ヒペオから『ひと』を守るべく、僕は立ち向かう。
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小説 21,369 位 / 21,369件 ファンタジー 8,277 位 / 8,277件
登録日 2022.08.21
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