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いつもハーレム状態のいい男、大野幸人。
そんな彼に振り回される私、今村華子。
「何でこうなったんだっけ?」
「俺の兄貴と華子さんのお姉さんが結婚したからでしょ」
「何であんたと一緒に住んでるんだっけ?」
「親は海外勤めで、義姉さんが出て行くと一人暮らしになる華子さんを心配して義姉さんが俺をここに置いてくれたんでしょ」
「それさ、絶対新婚生活にあんたがいるのが嫌で追い出したと思うんだよね」
「実際そうだし。俺は華子さんと一緒にいれて嬉しいけど」
「黙れ」
そんな二人の日常。
※十数年前に「空中庭園」というサイトに載せていたのの再掲載です。サイトに載せてるのを1週間ごと定期投稿(土曜日21時予定)後は、ゆったりまったり続き書けたらUPする予定です。
※この作品はカクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
文字数 19,927
最終更新日 2018.09.08
登録日 2018.06.30
どうしよう、と思っていると、お母さんが「早苗」と呼んだ。私は顔を上げた。
親の離婚を聞いた女の子とその同級生の話。よくあるような家庭問題を暖かなラストにすることを目指しました。
暗い話ではありません。爽やかめ。
※この作品はカクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
文字数 4,269
最終更新日 2018.04.20
登録日 2018.04.20
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