『営業』っていう仕事。あなたはどんなイメージを持っていますか?
・言葉巧みに自分の商品を売り込む仕事
・相手に好かれるために明るいキャラを演じる必要がある仕事
・断られても立ち向かえる『鋼のメンタル』と、少々『強引なトーク力』がないとできない仕事
実は営業未経験の人だけじゃなく、実際に営業をしたことがある人ですら、こんなイメージを持っている人がとても多いんです。
自分で起業したり、仕事で営業に配属されたら、売上を上げるためにやらないといけません。
とはいえ『売り込み大好き!』なんて人でもない限り、押し売りは絶対にしたくないはず。そこで、今日伝えたいのは全く逆の営業方法についての話です。
・強引に売りこまなくてもどんどん商品が売れる方法
・嫌なお客さんに無理に合わせなくても商品が売れる方法
そんな方法があります。
きっと古臭い営業のイメージがガラッと変わりますよ。
最初にハッキリさせておきたいのが、『営業=売り込み』は大きな勘違いだということ。残念なことに、会社でこのように教えられる人も少なくないと思います。
『結局、営業ってのはどう売り込むかなんだよ!』
『一度断られてからが、本当の営業の始まりなんだよ!』
こんなワケがわからない体育会系の教えが、いまだに行われています。
でもそんな教え方をする上司に限って、
・うだつの上がらない成績だったり……
・クレームの量産工場だったり……
・10年以上前の過去の栄光を引きずっていたり……
『売り込み』なんて、“する方”も“される方”も嫌ですよね?
そもそも人が嫌がる売り込みをして『人の役に立つ』商品を売るって、無理があります……。
というわけで『相手に求められる営業』には、強引なトーク力も鋼のメンタルも必要ありません。
本当に大事なのは『事前準備』と『仕組み化』。
これが営業の中で9割を占めるといっても過言じゃありません。
この2つのポイントを押さえて行動するだけで、“そこそこ”以上の成果を出すことができるんです。
『事前準備』とは……
簡単にいうと「自分の商品が相手のどんな『悩みや課題』を解決できるのか?」を明確にしておくこと。
そして、その悩みを抱えている見込み客がどこにいるのか見つけること。
【WEB制作会社の場合】
お客さんの悩みが、例えば、
・今のホームページでは商品が全然売れない……
・人材採用を強化したいけど、今のホームページがダサい……
だとしたら、それに合わせるあなたの強みは?
・オンラインショップに強いサイト制作ができる
・採用専門のサイト制作会社である
みたいなモノがあるはずです。相手の悩みに合わせる自社の強みを理解しておくことは大事な事前準備です。
『仕組み化』とは……
実は、相手の心に響いて、あなたの商品が欲しくなっちゃう話の進め方というものがあります。基本的にはこの手順に沿って話をすすめるだけで、自然と相手の方から『売って欲しい』『ぜひ始めたい』『手伝ってほしい』なんて言葉をもらうことができます。
僕自身が上場企業の営業マン時代に毎年トップセールスを記録していた時も、このやり方で申し込みを量産していました。
今日は、この手順をあなたに伝えたいと思います。