●書店さんPickUP!
素敵な笑顔に迎えられて…
著者の春戸あき氏とともに、書店さんにご挨拶に行ってまいりました。
待ち合わせは新宿駅。合流後、早速最初の目的地に向かいます。
スタートは
紀伊國屋書店新宿本店C&Dフォレストさん。
コミックやDVDを専門に扱うこちらの書店さんは、たくさんのコミックがきれいに並んだお店です。その新刊コーナーと、そして動物に関連したコミックを集めた場所の2箇所に『ニッポン動物図鑑』を積んでいただいてました。ご担当の花牟禮(はなむれ)さんからは「じわじわと人気になるタイプのお話ですよね」と、にっこり笑顔のコメント! そうなんですそうなんです、この本はほんわかほのぼのストーリーで、現代ニッポンに生きる人が~なんて、思わずアピールしそうになりながら、春戸さん手書きのPOPをお渡ししました。このPOPも展示していただけるとのことでひとしきり感謝していたところ、なんと白府係長からサイン本の作成を頼まれました! ワンポイントイラスト+サイン。春戸さんにはその場で書いていただきました。幸先のいいスタートです!
続いて伺ったのは、
リブロ池袋店さん。
ターミナル駅に隣接した、いつもたくさんの人で賑わっているお店です。こちらでも、コミック売り場と文芸書のコーナーの2箇所に、たくさん積んでいただいていました。コミック売り場では、既にお届けしてあった試し読み版とPOPが展示してあり、書籍と合わせてのフル装備です。そこに今回持参した手書きPOPを加えて飾っていただければ、もう完璧! 春戸さんは、売り場に並んでいる『ニッポン動物図鑑』を見て「絶対かわいい。すんごいかわいい」とつぶやき続けてました。そう、自分の作品を愛している証拠です! 十匹十色(じゅうにんといろ)のハートウォーミングストーリーは、そんな春戸さんだからこそ、生み出せるんですよね。
今回、電車で書店さんを周ったのですが、移動時間はずっと、新たな“動物キャラ”の構想を練ることと、どうやったらより魅力的なマンガになるのかの作戦会議に当てていました。あんな動物がいい、こんなキャラがいい、ストーリーはこうで、そこにあのキャラが絡んできて~、などなど、ネタは次から次へと溢れてきて、営業担当も交えて一緒になってわいわいがやがや。コマ割りどうしようか、ストーリーにより深みを出すのにこの方法って有効?なんてことも相談したりして、創作意欲は満々です。電車での移動も、あっという間に時間が過ぎていきました。
そして三店目は、
有隣堂厚木店さん。
こちらでは一階の目立つところに、堂々と積んでいただいてます! ネット発のコミックや書籍がたくさん並んだところに、すでにPOP付きで置いていただいてました。そこに持参した手書きPOPをお渡ししたところ、なんとその場ですぐにつけてくださいました! 初めて目にする“書籍+手書きPOP”の書店展示。素早く対応してくださった書店員の岩堀さん、ありがとうございます。書籍と並んだPOPはとってもいいバランスで、春戸さんの“愛”が感じられる展示になってました。その岩堀さんからは“自分だったらなんの動物かなぁなんて考えちゃいました”と、書籍への感想もいただけました。こういう風に直接感想をいただけたりするのがまた、書店さんへ伺った際の醍醐味でもあります。
ご挨拶は続きます。次は
福家書店町田店さん。
こだわりの店内は、書店員さんが自信を持って選んだ本たちがずらりと並んでいます。そんな店内のエッセイコミックや動物関連のコミックが並んでいるところに、ドンと山積み! 目立つ形でのPOP展示に加え、本も手に取りやすいよう飾っていただいてました。そしてこちらのお店でも、サインを書かせていただきました!! サイン本作成中、ご担当の実川(じつかわ)さんに“実はマンガ家さんに直接会うの、初めてなんです”と言われ、春戸さんは大喜びでした。実はこちらの書店さん、アルファポリスの「レイン」シリーズでもいつもサイン本を大量に扱っていただいているのです。久野田(くのだ)副店長、お忙しいところありがとうございました!
そして訪問のラストを飾るのは、
三省堂海老名店さん。
こちらはコミックがとっても充実したお店です。比嘉(ひが)店長にご挨拶させていただいて、コミック売り場へ向かいます。ありとあらゆるコミックが集まった売り場の壁一面には、名だたるマンガ家さんたちのサイン色紙がずらり。そんな風格あるコミック売り場のレジ横、話題本コーナーというとても目立つ場所に、『ニッポン動物図鑑』がPOPつきで積まれていました! こんなにいい所に置いていただき、本当にありがたい限りです! ちなみに昔からずっとマンガ好きだった春戸さんは、食い入るように壁のサイン色紙を眺めていました。
こうして、丸一日かけた書店さんへのご挨拶周りは無事終了しました。
実は当日、朝からとってもそわそわしていた春戸さん。何を話そう……なんてドキドキ落ち着かなかったみたいです。が、実際に書店員さんにお会いしたら、皆様とっても素敵な笑顔! そんな書店員さんたちにお会いして、そしてその手で並べていただいた山積みの『ニッポン動物図鑑』を目にし、春戸さんもすぐにリラックスしてました。これからも続けてどんどんいいマンガを描いていこう! と、決意を新たにしてくれたみたいです。いい作品、これからも期待できますね!
お邪魔させていただいた書店の皆様、本当にありがとうございました。そしてどうぞ引き続き『ニッポン動物図鑑』への応援、よろしくお願いします!
(2007年6月/シロ)
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