フタマタ生活。 文庫本はこちら
アルファポリス

フタマタ生活。

大崎ユリ /
181日間のリアルタイム東京恋愛模様
アタシ、18歳ユリはシュウジさんという社会人の彼と三年のお付き合い。ところが、前から気になっていたクラスメイトのハルと酔った勢いでいい関係に! かくして合鍵を二つ持つ、アタシの「フタマタ生活。」 が幕をあけたのだった。果たして、この二つの恋はどこに向かうことやら? 笑いあり!涙あり!エロあり!でお送りする前代未聞の二股生活日記。
■単行本 ■定価1,100円(10%税込) ■2006年03月20日発行(実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります)

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  • 書店さんPickUP!











    気が付くと補充の繰り返し。




    3月の新刊「フタマタ生活。」が発売以来売れ行き好調との事で、東京の郊外は立川市にあります
    オリオン書房サザン店さんにおじゃま致しました。

    立川市といえば戦後は米軍基地の街として歩んだ独自の文化を持つ個性有る土地柄。今は都市開発も進み、多摩地区有数の近代的なマンモス都市でもあります。



    そんな立川の街に昭和23年開業したオリオン書房さんは、現在駅を挟んで南北に5軒の店舗を持っています。サザン店さんは南口に店を構え、店舗中最も学生さんの多いお店だそうです。



    店内に入るとL字状のフロアーは、まず雑誌を前面にお客様を迎え、続いて奥へ進むと新刊・話題本が展示される配置となっており、品揃えも若者向けに絞り込まれた構成となっています。

    同じビルにはアクセサリー売り場やファースト・フード店が入る為、学校帰りの学生さんが集まるスポットとなるようです。



    文芸書コーナに向かいますとまず最初に目に止まるのがケータイ小説やブログ書籍などの平積み。「フタマタ生活。」もその中で展示されていました。

    立ち読みの多いコーナーだそうで、既にふたりの学生さんがなにやら読んでおられました。



    「このコーナーの読者は女子高校生と女子大生オンリー」

    と言い切られるのは文芸書担当の花野さん。

    「『フタマタ生活。』は案内を頂いたとき、直ぐにウチ向きと思い仕入れました。その後、気が付けば品薄となり補充を繰り返すロングセラーとなってます」

    との嬉しいお言葉。さらに、続けて、

    「フタマタもなかなか出来るもんじゃないだけに覘いてみたい気持ちはわかります。それと他の人の事が気になるのだろうと思います」

    と鋭い分析をされていました。



    1年前にちょっとした試みとして設けられた同コーナーは、今では常設コーナーへと大きく成長。学生さんは毎年入れ替わりますので1年売り切っても、年が変わればまた売れ始めるようです。今後もこの展示コーナーは継続してゆかれるとの事です。



    花野さんありがとうございました。

    (2006年6月/タケ)























    *現在は写真の陳列と

    異なるかもしれません。



  • 書店さんPickUP!











    一途な恋のあなたにも…




    今回
    の書店さんPickUP!は以前「THE CHAT Ver2.1」でご紹介いたしました須原屋書店武蔵浦和店さんに再び登場して頂きます。



    JR武蔵浦和駅前に店を構え、幅広いお客さんが来店する立地で、夕刻の時間帯は特に学生さんで賑わう書店さんです。

    アルファポリス最新刊「フタマタ生活。」が売れていると追加注文を頂き、様子を伺いに数ヶ月振りで訪問してみました。



    文芸担当の飯田裕子さんは個人的には“フタマタ”はルール違反と憤慨されておられましたが、主人公の心の葛藤と奮闘振り、そして当然ながら全て幸せに収まることのない“フタマタ”の結末に、恋愛物語として非常に読みごたえがあると感じ、思い切って一般文芸書コーナーで小説と並べてみたとのことです。



    ブログ書籍の多くがサブカルチャーか女性エッセイのコーナーに並べられる中、この大胆さが見事的中。

    実は文芸書コーナーで一番立ち読みされているのが「フタマタ生活。」だとか。

    「今日も1冊売れたのですが、若いOL風の女性がレジへ走る姿に、この人ももしかすると…と思うと複雑な心境です」と飯田さん。



    そんな飯田さんからメッセージが。

    「同じ様にフタマタ生活を送る人だけでなく、一途な恋をするあなたも是非読んでみて下さい。考えさせられる事は結構あります」

    そして最後に一言付け加えて……

    「私は一途な恋に走ります」



    飯田さんありがとうございました。

    (2006年4月/タケ)

























    *現在は写真の陳列と

    異なるかもしれません。




  • 本文冒頭より










     7月24日(日)





     フタマタ生活。











    フタマタってしたことがありますか?

    アタシは今までしたことがありませんでした。

    だってフタマタってイケナイコトだし、する必要もなかったから。付き合っている間はその人だけを愛するのが当然だと思っていたのです。いいえ、今もそう思っています。

    けれど、現在アタシはフタマタをしています。二人の男性を同時に愛しています。

    このブログを通して「フタマタ」とは何なのか。本当にイケナイコトなのかを見つけられたらいいなと思っています。

    笑いあり、涙あり、エロあり! でお送りする「フタマタ生活。」。

    読んでいただけたら幸いです。



    まずは人物紹介。

    ・ユリ(アタシ)18歳。東京在住の専門学生。

    初めての二股に戸惑いながらも、毎日楽しく生きてます。姉御肌で自意識過剰。スポーツと料理が得意。バスケサークルに入っています。



    ・シュウジさん(彼氏)23歳。社会人。

    付き合って3年になる彼氏様。優しくて、常識知らずの変わり者。車はあるけど金はない。ついでに暇もない。性欲も少ない。けれどアタシが弱っているときにはいつも側に居てくれる素敵な人。将来は結婚したいと思ってる。



    ・ハル(愛人、ってか浮気相手)18歳。

    地方出身のクラスメイト、今はアパートで一人暮らし。子供っぽいところが可愛いい、雑学王。アタシに彼氏が居るのを知ってて、愛人になってくれた。金はないが、性欲はいっぱいある。177センチの長身で59キロ。ウエストがアタシより細い。



    とりあえずこの三人を中心に話して行きます。

    中傷、批判はお断り。二股を許す人も許さない人も、しちゃってる人もされてる人も、またはしちゃいそーな人も、これを読んで自分の考えをもてたらいいな。

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