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アレストリア王国、俺が生まれ落ちた人生2つ目の故郷だ。
転生、摩訶不思議で奇想天外な事象、俺が元居た世界でも実例がほぼないような珍しい現象が俺に起こった。このアレストリア王国に生まれ落ちる前、神がいない世界で俺は一人の英雄として戦っていた。
神がいない、言い換えると神が得るはずの力が人間に降り注いでいる世界で、俺は戦っていたのだ。その世界では邪神の侵攻により世界に大きなダメージを受けていた。だが俺は仲間の協力により邪神の討伐に成功、邪神との戦いで負った重症により、そのまま死亡したのだ。
そしてこの世界に生まれ落ちた。言うなれば転生、記憶を保持したままアレストリア王国の捨て子として生まれたのである。
問題はここから、捨て子としてアレストリア王国の王城と貴族街を繋ぐ大きな橋の下に捨てられていた俺は、とある男に拾われた。
この国の王、ロバート・ドレス・アレストリアである。その男は中年ながらも頑強な体躯、金髪に碧眼という威厳ある血族の長として十分な雰囲気を纏っていた。
拾われた俺は、所謂、王のわがままで王族になったのだ。正直ありえない。貴族街が周辺にあるからといっても、謎の血族の者など、怪しすぎるだろう。しかもそれで由緒ある王族の一人として迎え入れられるなんて……
現在、俺は王族の一人として、日々を謳歌している。
この小説は小説家になろう、カクヨムにも重複投稿しております。
文字数 16,899
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.20
この世界は異世界に侵攻されている。数百年前から突如として出現したダンジョンと呼ばれるようになるこの世界と異世界との繋がりに付随して現れるようになった、不思議なエネルギーに能力を持つ者達。
その力を持つようになった者達が異世界からの侵攻者達を退けるようになり、今現在は拮抗した戦いを繰り広げている。
そしてその混沌とした現代に生まれ落ちた俺は、異世界からの侵攻を防ぐ英雄達の一人、ダンジョンブレイカーの一人として、使命を果たすために戦い続けている。
俺は与えられた使命を果たすために、ダンジョンを破壊し続ける。そう、託された意思を俺が代行するため、俺が満足いく生き様を遂げるために………。
この作品は小説家になろう、カクヨムでも重複投稿しております。
文字数 9,328
最終更新日 2024.10.23
登録日 2024.10.19
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