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国に囚われた父を救う為に旅を続ける少年アイス。かつて【神童】と呼ばれた彼は、あらゆる術を使いこなし、剣を持てば比肩する者がいないほどの技量を持つ。
そんな彼が出会ったのは、神の加護を持つ人間――【神持ち】と呼ばれる存在だった。
国と闘う為に、首尾よく【神持ち】である彼女たちを仲間に加えていくアイスだったが、そこには大きな問題を孕んでいた。……そう、彼女たちは膨大な力を持つが故に、常識に縛られない存在でもあったのだ。自由奔放な彼女たちが起こす問題を解決していくアイスだったが、彼だけが気付いていない事があった。周囲の人間は、笑顔で非常識な行動をする彼こそが――最大の危険人物だと思っていたのだ……!
今日もアイスは無自覚に暴走する―― 『よし、ここは〔死人に口無し〕といこう!』
※三部くらいから主人公が無双(暴走?)し始めます。
※これは主人公の少年が、年上のお姉さんにイジられつつ旅をしていき、最終的にはクーデターに加担したりするお話です。
※12/24 第四部【刻の支配者】を開始しました。妹の話になります。
※第一章は全七部を予定。※毎日更新予定。
登録日 2018.01.01
人好きのする笑顔で多くの人々を魅了する少年アイス。しかし彼は外見通りの優男ではない。
アイスはあらゆる術を使いこなし、剣を持てば比肩する者がいないほどの技量を持つ。そしてなにより彼は――桁外れに非常識だった……!
そんなアイスの新たな仲間であるルピィ。彼女は、神の加護を持つ人間――【神持ち】と呼ばれる存在でもある。しかし人外の能力を持つ彼女もまた、常識に囚われない人間であり、無自覚に暴走するアイスを観察することを趣味としていた……!
誰にも止められない彼らの旅が、ついに始まってしまった――『よし、彼らは皆殺しにしましょう!』
※この話は本編の【間章】であり過去編でもあるので、本編未読の方にも楽しんでいただけるかと思います。
登録日 2018.03.09
【影】――それは己の分身のような存在。
力を求める少年アロンは、一生に一度の〔影の召喚〕に大きな期待を寄せていた。
道具型や生物型など様々な種別が存在する中、アロンが召喚した影は――「これは、気体? 意思を持った、気体?」
そう、アロンの影は前代未聞の気体型だった。四苦八苦しながら意思疎通を図り、自分の影と親交を深めていくアロン。しかしそんな彼の日常は長く続かない。アロンの生活は大国によって突然奪われてしまった。そして、かつて厄災と呼ばれた少年は動き出す――
※第一部はプロローグです。基本的には軽いノリで旅をしていくのが主な話になると思います。
登録日 2019.01.03
世界を襲った大厄災から二十年。おびただしい人名が失われ、幾つもの国が形を失って消滅したが、二十年という歳月によって人々は活気を取り戻しつつあった。
しかし、平和を取り戻した世界では新しい闇が生まれていた。
各地で多発する異常現象。それは世界の理を乱すような、常識では考えられない異常現象だった。
ほとんどの人々には理解が及ばない現象だったが、一人の青年――千道ビャクは、その異常現象の正体に気付いていた。
これは自分と同じ【超能力者】が起こした事件だ、と。
法の手が届かない存在、超能力者。そんな存在が卑劣な犯罪に手を染めているという事実が、同じ超能力者である彼には許し難いことだった。
だからこそ千道ビャクは立ち上がった。果たすべき使命に適した探偵という職を選び、正義の名探偵として卑劣な犯罪者を追い詰めていく。
悪を許さぬ名探偵は今日も正義の声を上げる――『この名探偵の前で罪を犯すとは身の程知らずな。その愚かさを冥府で悔やむがいい……フハハ、ハーッハッハッ!』
※ツンデレ幼女な令嬢を主人公が守るような王道物を目指しています。基本的には最強の迷探偵が能力バトルなどをしながら力とパワーで無双する物語になる予定です。
※書き溜めとモチベーションがあるので当面はハイペースで毎日投稿していく予定です。
登録日 2020.09.17
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