出井 瞑多

出井 瞑多

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イコは犬と猫の中間の生き物。種としての生い立ちはイコの方が犬猫の歴史よりも古いが、犬と猫の方がはるかに有能で人間の役に立ち、何より可愛い。それに比べてイコときたら不細工で役立たず。 一匹のイコがいて、彼は自分の人生に絶望していた。 そんなイコは心優しき少女マミヤンに拾われ、猫と勘違いされ、『ワガハイ』と名付けられる。 ワガハイは彼女の恩に感激し、彼女のために人生を捧げる決心をする。 ワガハイは能無しなので何もできないが、マミヤンのために奔走する。
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小説 194,089 位 / 194,089件 現代文学 8,673 位 / 8,673件
文字数 66,773 最終更新日 2021.08.22 登録日 2021.07.24
クックドゥードルとコケコッコは名門一家の跡取りとなる双子の兄妹だった。 兄クックドゥードゥルは神童と呼ばれ、超優秀。人類に貢献しようという高い志を立て、日夜勉強に励んだ。みんなは彼こそ名門一家の跡取りにふさわしいと多いに期待した。一方のコケコッコはどんくさくて不器用、何もできない子だったから、誰からも顧みられることがない。繊細で心の優しいコケコッコは自分がいることはみんなの迷惑にしかならないのではないかといつも嘆き悲しみ、迷惑をかけないようにひっそりと隠れて暮らしていた。 ある時、一家が営んでいた事業がうまくいかなくなり、父はストレスをため込んでいた。そんな時、クックドゥードゥルがちょっとした理屈を言ったことで父は怒りを爆発させ、勢いのままにクックドゥードゥルに暴力を振るってしまう。父の暴力でクックドゥードゥルの頭は吹き飛ばされた。焦った母はこの事実を隠蔽するため、妹のコケコッコをクックドゥードゥルに仕立て上げる。 コケコッコは亡き兄の遺志を継ぐために一生懸命に頑張るが、相変わらずどんくさくて不器用、何もできないでいた。 周囲の期待と落胆に苦しむコケコッコの前に謎の人物たちが現れ、どんくさいコケコッコを教育し、鍛錬し始める。 彼らはコケコッコに吹き飛ばされてクックドゥードゥルの頭は怒り狂って核弾頭に変身し、復讐のために人類を滅亡させようとして迫っていること、人類を救えるのはコケコッコしかいないことを告げ、人類を救う秘策を伝授する。 コケコッコは一生懸命修行に励み、全人類の命運を賭け、兄クックドゥードゥルに立ち向かう。
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小説 194,089 位 / 194,089件 キャラ文芸 4,423 位 / 4,423件
文字数 42,845 最終更新日 2021.08.14 登録日 2021.07.31
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