キミちゃん

キミちゃん

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ファンタジー 連載中 長編
 この魔物が蔓延る世界の小さな村で、一人の少年が生まれた。  彼の名は   「サクセス」   明るい父親と心優しい母親の間に生まれた、農家の三男だ。  サクセスは両親の温かい愛情を受け、スクスクと成長していくが、一つだけ問題がある。 それは、両親がとても貧乏であること。   幼い頃から、それに気づいていたサクセスは、成人を迎える日に家を出て行かなければならなくなると思い、その日の為にコツコツとお金を貯め続けた。 「それでは父さん、母さん、行ってきます!」   自分が成人する前日、両親から涙ながら家を出て行って欲しいと告げられたサクセスは、貯め続けていたお金「300ゴールド」を手に、成人したその日に家を出て行った。   サクセスは、涙を流して謝罪する両親を背に、冒険者になる為【アリエヘン】の町を目指す。 【アリエヘン】に到着したサクセスは、冒険者ギルドに向かう前に、まずは装備を整える事にした。   しかし、まともな装備を揃えるにはお金が足りず、仕方なくクズ装備箱の中から、  レアリティ777の「どうのつるぎ」 と、同じく  レアリティ777の「かわの防具」 を購入する。   装備を買い揃えたサクセスは、冒険者ギルドを訪れ、「戦士」の職業に転職して冒険者になると、早速、町近くの草原に向かい、魔物を倒しに行く……のだが。  「スライム強すぎるだろ!」   彼は、魔物一弱いと称されるスライムにすら苦戦する程弱かった。   だが初めてレベルアップした時、異変に気付く。   それは、他の人よりもレベルアップで上昇する能力値が10倍も多いという事。   不思議に思ったサクセスは、装備を確認すると、そこで装備に隠されたセットスキル  【レアリティ777】 に気づく。   これにより、サクセスの運命の歯車は大きく回り始めた。 ※ 第一部改稿終了   外伝4話まで改稿済み
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小説 192,188 位 / 192,188件 ファンタジー 44,592 位 / 44,592件
文字数 1,169,365 最終更新日 2022.10.15 登録日 2021.04.03
 幼馴染の男の子サクセス  ビビアンにとって、彼こそが全てだった。 ーーしかし   「どうして? どうして行っちゃうの!?」  サクセスは16歳の成人を迎えると、冒険者になる為、ビビアンを村に残して旅に出ていってしまう。  サクセスの家が貧乏農家なのは知ってる。  彼を両親が養えないのもわかってる。  でもそんなのあんまりよ!!  だって……だってサクセスは弱いのよ。  一人で外の世界に出たら絶対死んじゃうわ。   「サクセスを……サクセスを探しに行かなきゃ!」  ビビアンはサクセスを心配するあまり、村を飛び出そうとした。  だが、それを見た父親に止められると、口論の末、ビビアンは一ヵ月だけ待つ事を父親に約束する。  しかし、なぜあれだけ不安になっていたビビアンが待つ事を許容したのか?  それは父親の話を聞いて、ビビアンは自身が勇者である事を知り、そして、その力がサクセスを苦しめていた事に気付いたからだ。  とはいえ、ビビアンの感じる不安は余りに大きすぎる。  気が気でない日々が続く毎日。  ビビアンにとって、1ヶ月はあまりに長すぎたのだ。  しかし、遂にその日は来た。  その日はビビアンの16回目の誕生日。  ビビアンは直ぐにでもサクセスを探しに飛び出そうとするが、家を出た先には立派な馬車が停まっていた。  そして、その馬車から一人の魔術師が降りてくる。 「お迎えにあがりました、勇者ビビアン様。さぁ、王様が待っています。この馬車にお乗りください。」  その者の名はシャナク。  ビビアンのいる国で最も王に信頼されている賢者である。  この者との出会いが、ビビアンの旅の始まりだった。  
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小説 34,676 位 / 192,188件 ファンタジー 5,176 位 / 44,592件
文字数 149,214 最終更新日 2022.04.26 登録日 2022.04.08
※この作品は完結しています。  序盤はスローライフなほんわかラブコメ。  中盤以降は壮絶なバトルファンタジーになっております。  あらすじ  この世界では魔王率いる魔王軍が人間達を各地で蹂躙しており、今まさに人類は絶望の淵に立たされていた。だがしかし、ある日、人類にも希望の光が生まれる。そう、勇者の誕生だ。  フェイルは天空の神より勇者の力を授かると、その後一人で旅に出ることとなる。そしてその勇者が旅に出た先で出会ったのが、冒険者ギルド最強の戦士カリーだった。    カリーは一緒に住む姉のバンバーラと共に暮らしており、それはそれは、とても仲が良い姉弟である。しかし突然現れたフェイルに、カリーは姉が奪われそうになると思い嫉妬をした。  そう、カリーはシスコンだったのである。  しかしそんなカリーに想いを寄せる者もいた。その者こそ、国一番の美少女である王女ローズ。  貧民街で育った平民と王女様。  身分が全く違う二人だが、王女は弱き者の為に戦うカリーに恋心を抱いている。  だがそれをよく思わないのは、ローズにとって双子の兄である王子シルク。  シルクは誰よりも妹を大切に思い、常にその身を案じて不安にかられていた。  彼にとってローズは、自分の命より大切なかけがえのない存在。    そしてこの物語は、ローズを中心に巻き起こるそんな二人(カリーとシルク)の物語  二人は一体どのような未来を歩むのであろうか……そしてローズの運命は如何に……。 ※ 王道ファンタジーを読みたい方は是非開いていただけると幸いです。  この作品は、最弱装備でサクセスの外伝にあたりますが、これ単体で完結しており、登場人物もサクセスのメインキャラクターは少ししかでません。  是非、様々な愛をテーマにした本作品をお楽しみいただけると幸いです。
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小説 34,690 位 / 192,188件 ファンタジー 5,192 位 / 44,592件
文字数 132,489 最終更新日 2022.01.28 登録日 2022.01.21
 結城新治は、妻と二人で暮らす刑事であった。彼は、部下と共に大量殺人を繰り返す凶悪犯を追っていたのだが、最悪の事態が起きた。その最悪の事態は、彼の全てを奪い、そしてその命すらも……。  彼は死後の世界で神と邂逅する。神は彼に聞いた「この世界はどうであったか?」彼は答える「最低最悪の世界だ。滅びればいいと思う。」  神は人の世界の他にも様々な種族が支配する世界を管理していた。その一つ一つの世界にシードを植え付けた住民を送り込み、その者が死んだ後に意見を聞いて、世界を進化させ続けてきた。そして、結城新治もまたシードを植え付けられて送られた一人。 「そうじゃったか……。では、どうすれば完璧な世界を創れると思うのじゃ?」 「わからない。でも、色んな世界をこの目で見て、経験すれば、完璧な世界を創れるかもしれない。」 「では、そうしよう。ワシの力をそなたに分けようぞ。その力で完璧な世界を創るのじゃ! とりあえず、ワシの持つ星全てを融合させるかのう。そなたが行くのはそれからじゃ。」  こうして彼は、新しく生まれ変わった世界に送られていく……精霊として。  精霊となった彼と、彼の過去が織りなすのは、完璧な世界。果たしてそんな世界を創造することは出来るのであろうか? 【パーフェクトアナザーワールド】  序章はシリアスですが、本編はギャグコメディ風です。  
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小説 192,188 位 / 192,188件 ファンタジー 44,592 位 / 44,592件
文字数 94,134 最終更新日 2021.10.16 登録日 2021.09.11
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