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歯 時とは不変で、直線的な概念に他ならない。しかし書物――本は相違である。時はただ前進し本は遡る。時を留め、或いはその中に独自の時を描き出すのが本であり、それは直線的ではなく変動し、流動する。中身にせよ、読み手の読み方にせよ、即ち本の中の時は、本来の時の在り方とは根本的に異なるのである。
しかし、ここにそうではない本が一冊ある。日毎、事毎に中身を変え、どこから読んだとしてもその中身を直線的に伝える本、それが『歯車の本』である。
読み解く持ち主は少女ミシェル、本の短針は時を告げ、長針は――
ボツネタとボツネタを適当に混ぜてみたら行けるんじゃね?的な感じで書いてます、多分すぐ終わるかと。
書きたいネタあるのに私の執筆速度じゃそこまでたどり着くのに恐らく長い、ということでここで消化しときたかったってのもあります。
文字数 4,814
最終更新日 2019.02.21
登録日 2019.02.21
一人の少女は、強い雨に晒されていた。すると少女はとある暗がりを見つける。
そこにいたのは、しゃべる黒猫であり――
そんな短い、だけど永遠に続くお話。
文字数 2,336
最終更新日 2019.02.01
登録日 2019.02.01
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