現代に残る、人と人ならざる者による理想郷『瞑之島』
深い遺恨が染みつき、時として奇跡を繰り返す土地だ。
舞台は、人間・妖・付喪神により構成された、島の中枢を担う組織「季楼庵」
様々な思惑が交錯する中、ある人物の帰還を以て、物語は一つの結末へ動き出す。
その名をユメビシ。
かつて遭遇した事件を境に、季楼庵前当主の両手を移植され、不死となった青年だった。
欠けた記憶が意味するのは、新たな悲劇の始まりか、それとも……?
――個性豊かな仲間達が織りなす、妖しくも儚い、非日常の幕開け
文字数 40,097
最終更新日 2024.12.02
登録日 2024.05.17